髪の乾燥やパサつき、まとまりのなさが気になる季節になると、SNSや口コミでよく見かけるのが「アルガンリッチオイル」。モロッコ原産のアルガンの木から採れる希少なオイルで、ビタミンEなどの美容成分が豊富といわれています。でも、同じ“アルガン”でも種類が多くて「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。
今回は、実際の口コミや使用感をもとに、髪質別におすすめのアルガンリッチオイルを紹介します。
アルガンリッチオイルとは?特徴と人気の理由
アルガンリッチオイルは、モロッコに生息するアルガンツリーの実から抽出された天然オイルを使ったヘアケアアイテム。乾燥や熱ダメージで傷んだ髪を保湿し、ツヤとまとまりを与えてくれるのが特徴です。
「オイル」と聞くとベタつくイメージがあるかもしれませんが、アルガンオイルはさらっと軽い仕上がりで使いやすいのが人気の理由。ビタミンEを多く含み、髪の酸化ダメージを防いでくれるともいわれています。
また、ドライヤー前のアウトバストリートメントとしても、乾いた髪の仕上げ用としても使える万能さが魅力です。
アルガンリッチオイルを選ぶポイント
どのアルガンリッチオイルが良いかを決めるには、まず自分の髪質や仕上がりの好みを知ることが大切です。以下の3つの軸で選ぶと失敗しにくくなります。
1. 髪質で選ぶ
- 細くて柔らかい髪・猫っ毛タイプ
軽めのテクスチャーを選ぶとぺたんとならず、ふんわりまとまります。 - 太くて硬い髪・クセ毛タイプ
しっとり重めのオイルで保湿を意識。まとまりやすくなります。 - ダメージ・カラー毛
熱や紫外線の影響を受けやすいため、補修力や保護成分が入っているタイプが◎。
2. テクスチャーで選ぶ
アルガンオイルは軽めからしっとりタイプまで幅があります。さらっとした使用感を好む人は「ライトタイプ」、毛量が多く広がりやすい人は「リッチタイプ」がおすすめです。
3. 香りと使用感
毎日使うものだからこそ、香りも重要。香水のようにしっかり香るタイプもあれば、ほのかに香るナチュラルタイプもあります。
口コミでは「香りが強すぎない」「ドライヤーの後も香りがほんのり残る」といった点が評価されています。
髪質別おすすめのアルガンリッチオイル
ここからは、実際の口コミや使用感をもとに、髪質別におすすめのアルガンリッチオイルを紹介します。
【細毛・軟毛さん向け】軽やかでベタつかないタイプ
RAIP R3 アルガンヘアオイル
韓国コスメとして人気のRAIPシリーズ。サラサラの軽いテクスチャーで、手に残るベタつきが少なく使いやすいと評判です。香りのバリエーションも豊富で、香水のような上品な香りが楽しめます。
口コミでは「1プッシュで十分まとまる」「髪が柔らかくなった気がする」という声が多く、軽やかに仕上げたい人にぴったり。
ルシードエル オイルトリートメント EXヘアオイル
ドラッグストアで手軽に買える定番のアルガン配合ヘアオイル。ベタつかず、軽い使用感が好評。コスパも良く、初めてヘアオイルを使う人にも人気があります。
「ドライヤーの前に使うと髪がサラサラになる」「香りが爽やかで使いやすい」といった口コミが多数。
【普通〜太毛・広がりやすい髪向け】しっとりまとまる保湿タイプ
ルシードエル リッチモイスチャー EXヘアオイル
上記のしっとり重めタイプ。広がりやすい髪や乾燥毛をしっとりまとめてくれるのが特徴。
口コミでは「湿気が多い日でも広がりにくくなった」「朝のまとまりが違う」といった声が多く、硬い髪やボリュームのある人におすすめです。
RAIP R3 アルガンヘアオイル ディープモイスト
RAIPシリーズの中でも最もしっとり仕上がる“ディープモイスト”。香りの持続力もあり、夜に使うと翌朝までツヤが続くと人気。
「クセ毛が落ち着く」「髪のうねりが減った」というレビューもあり、乾燥が気になる季節に向いています。
【ダメージ毛・ブリーチ毛向け】補修重視タイプ
フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル
カラーやブリーチで傷んだ髪におすすめ。美容液成分が髪内部まで浸透し、パサついた毛先を滑らかに整えます。
「毛先の広がりが収まる」「使うたびツヤが出てくる」といった口コミが目立ちます。夜のヘアケアに使うと、翌朝のまとまりが違うと評判です。
リッチモロッカン ヘアリペアオイル
アルガンオイルを中心にした海外ブランドのリペアオイル。重さはありますが、しっかり潤いを閉じ込めてくれるタイプ。
「乾燥していた毛先がしっとりまとまる」「ドライヤーの熱ダメージが気にならなくなった」と高評価。ブリーチ毛やカラー毛の人に特に人気です。
【ナチュラル志向の人向け】香り控えめ・オーガニック系
NARD リッチアルガンヘアオイル
ナチュラル系ブランドNARDが手がけるアルガンオイル。オーガニック原料にこだわり、自然な香りで使いやすいのが特徴です。
人工香料が苦手な人や、強い香りが残るのを避けたい人におすすめ。保湿力はしっかりあるのに、仕上がりは軽めで、使う量を調整しやすいのもポイントです。
髪質別・使い方のコツ
せっかく良いオイルを選んでも、使い方を間違えるとベタついたり効果が半減してしまうことがあります。髪質ごとにポイントを押さえましょう。
- 細い髪や猫っ毛の人
使用量は1プッシュ以下。毛先中心につけて、根元にはつけない。乾いた髪に少量使うと軽い仕上がりになります。 - 硬毛・クセ毛・広がりが気になる人
タオルドライ後に中間〜毛先にかけてしっかりなじませてからドライヤーを。仕上げに1プッシュ追加するとまとまりが長持ち。 - ダメージ毛の人
洗髪後、濡れた髪にしっかりつけてからドライヤーをかけるのがポイント。朝のスタイリング時にも軽くつけるとツヤが出やすくなります。
どの髪質でも「つけすぎない」ことが大事。最初は少量から試して、自分に合う使用量を見つけるのがコツです。
アルガンリッチオイルの口コミで多い声
口コミを見ていると、以下のような傾向が目立ちます。
- 「香りが良くて癒される」「朝まで香りが残ってテンションが上がる」
- 「ドライヤーの熱から守られて、髪が柔らかくなった」
- 「軽いのにしっかりまとまる」「湿気の日でも広がりにくい」
- 一方で「髪質によっては重く感じる」「軽めタイプは保湿が物足りない」という声も。
つまり、同じ“アルガンリッチオイル”でも、仕上がりの満足度は髪質と使用量次第ということ。口コミを鵜呑みにせず、自分の髪で試してみるのが一番の近道です。
購入前にチェックしたいポイント
- 成分表を確認する
「アルガンオイル配合」とあっても、実際の配合量は製品によって異なります。主成分がシリコンか天然油かを確認しましょう。 - 香りの好み
香水のように強く香るタイプも多いため、使用シーン(仕事・就寝前など)に合わせて選ぶのがコツ。 - コスパと容量
毎日使うなら価格と容量のバランスも重要。100mL前後で1,000〜2,000円の範囲が人気です。
まとめ|アルガンリッチオイルはどれがいい?
結論から言うと、「髪質と仕上がりの好みに合うもの」を選ぶのが正解です。
- 軽くサラサラにしたいなら → RAIP R3 アルガンヘアオイル
- しっとりまとまり重視なら → ルシードエル リッチモイスチャー EXヘアオイル
- ダメージ補修を重視するなら → フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル
- 自然派・香り控えめ派なら → NARD リッチアルガンヘアオイル
アルガンリッチオイルは、上手に使えばドライヤーや紫外線のダメージから髪を守り、ツヤと潤いを取り戻す心強い味方。
まずは少量から試して、自分の髪に合う“ちょうどいいオイル”を見つけてください。
毎日のヘアケアがぐっと楽しくなるはずです。
