最近SNSで話題の「イッシ(ISSHI)」という名前を見かけて、「ファンデーションも出てるの?」と思った人も多いかもしれません。実は、イッシはもともとヘアケアブランドとして誕生したブランドで、髪のうねりやくせ毛、乾燥などに悩む人をサポートするアイテムを中心に展開しています。
今回はそんなイッシについて、「ファンデーション」というキーワードを軸に、ブランドの特徴やヘアケアアイテムがどんな“仕上がり”を目指して作られているのか、そして肌質(=髪質)に合わせた選び方を解説していきます。
イッシってどんなブランド?
イッシ(ISSHI)は、「自分の髪をもっと好きになれるように」というコンセプトのもと誕生したブランド。美容師監修で開発されており、プロのサロンケアを自宅でも再現できるように設計されています。
特徴的なのは、シンプルながらも洗練されたボトルデザインと、髪の悩みに合わせたシリーズ構成です。中でも人気が高いのが「イッシ ザ ヘアミルク シルキーモイスト」や「イッシ ザ ヘアキープオイル βショット UVモイスト」など。どちらも保湿力とツヤ感を両立し、サロン帰りのような質感に導くと評判です。
「ファンデーション」的に髪を整えるという考え方
「ファンデーション」という言葉は本来、肌を整えて美しく見せるメイクの土台を意味しますが、イッシのヘアケアも“髪のファンデーション”のような役割を果たしてくれます。
髪のベースを整えることで、その後のスタイリングや仕上がりが格段に変わる。イッシの製品はまさにその“髪の下地作り”にこだわっているんです。
たとえば、ヘアミルクはドライヤー前の保湿ベースとして使うことで、パサつきを防ぎ、まとまりやすい髪に整えます。一方、ヘアオイルは紫外線や熱ダメージから髪を守りながら、ツヤのある仕上がりをキープ。これらの効果はまるで、メイク前のプライマーや下地のようなもの。
つまり、イッシのヘアケアは「髪のファンデーション」として日常的に取り入れることで、より理想的な質感を叶えるアイテムといえます。
仕上がりタイプ別に選ぶイッシのアイテム
1. しっとりまとまりタイプ(シルキーモイスト)
乾燥やダメージが気になる人におすすめなのが「シルキーモイスト」タイプ。
髪の内部までうるおいを与え、毛先までまとまりのある仕上がりを目指します。湿気による広がりや静電気を防ぎたい人にも向いています。保湿成分として植物由来オイルやアミノ酸系成分を配合しているため、髪が硬くなりにくく、しなやかさを保てるのが魅力です。
2. 軽やかサラサラタイプ(UVモイスト/βショット)
一方、ボリュームを残しつつ軽い仕上がりを求める人には「UVモイスト」や「βショット」などのシリーズがおすすめ。
これらは紫外線ダメージを防ぎながら、ベタつかず自然なツヤ感を出してくれるタイプです。朝のスタイリング前や外出前のケアにも使いやすく、男女問わず人気があります。
3. ダメージ補修重視タイプ(ヘアトリートメント系)
ブリーチやカラー、アイロンの繰り返しで傷んだ髪には、イッシのトリートメントラインが効果的。
髪の内部に浸透し、キューティクルを補修して指通りをなめらかに整えます。こちらも“補修ファンデーション”のような位置づけで、髪質改善の土台をつくることが目的です。
肌質(=髪質)別の選び方
自分の髪質に合ったアイテムを選ぶことが、イッシを最大限に活かすポイントです。
- 乾燥毛・くせ毛タイプ
→ シルキーモイストやヘアミルク系でしっとり整える。
夜のドライヤー前に使うと、寝ぐせ防止にも効果的です。 - 軟毛・猫っ毛タイプ
→ 軽やか仕上げのβショットやオイルタイプを少量だけ使用。
毛先中心に塗布するとベタつかず自然なボリュームを保てます。 - ダメージ毛・カラー毛タイプ
→ トリートメントラインやミルク+オイルのダブル使い。
髪の内部と外側の両方をケアして、ツヤとハリを取り戻します。
髪質に合わせた選び方をすることで、イッシの魅力がぐっと引き出されます。
イッシの香りや使い心地も人気の理由
多くのユーザーが口コミで挙げているのが「香りの良さ」。
イッシの製品はフローラル系やホワイトムスク系の上品な香りが多く、強すぎず自然に続くのが特徴です。
さらに、使用後の髪がサラッと指通りよく、ドライヤーの熱でごわつく感じが少ないという声も多数あります。
特に朝のスタイリング前に使うと、ツヤとまとまりが長時間キープできる点が高く評価されています。
イッシの購入方法と注意点
イッシはドラッグストアではまだ取り扱いが少なく、主にオンライン通販(Amazon、楽天市場、公式サイトなど)で購入可能です。
ただし、非公式ルートの転売品や並行輸入品には注意が必要。公式ストアで購入することで、品質管理やアフターサポートも安心です。
また、ヘアケア商品は肌に直接塗るわけではありませんが、薬機法上は「化粧品」に分類されます。したがって、「髪が必ずサラサラになる」「これだけでダメージが完全に直る」といった断定的な表現は避け、あくまで「使用感には個人差がある」点を理解しておきましょう。
イッシのファンデーションはどれがいい?まとめ
結論から言えば、現在イッシには「ファンデーション(ベースメイク)」としての製品は確認されていません。
しかし、イッシのヘアケアシリーズは“髪のファンデーション”的な役割を果たすアイテムとして、仕上がり・香り・使用感のバランスが非常に優れています。
乾燥や広がりが気になる髪にはしっとりタイプを、軽やかさを求めるならUVモイストタイプを選ぶのがおすすめ。髪質に合わせてベースケアを整えれば、スタイリングの完成度が一段と高まります。
これからの季節、髪も肌と同じように「土台作り」が大切です。
ぜひ自分の髪質に合った“イッシのファンデーション”=ヘアケアアイテムを見つけて、毎日のスタイリングをもっと楽しんでください。
