「エリクシールの下地って種類が多くて、どれを選べばいいの?」
そんな疑問を持つ人、多いですよね。実際、エリクシールの下地はシリーズごとに特徴が異なり、仕上がりの質感や肌悩みへのアプローチもさまざまです。この記事では、ツヤ肌・毛穴カバー・崩れにくさという3つの視点から、主要アイテムの違いと選び方をわかりやすく解説します。
エリクシールの下地シリーズとは?特徴と基本の考え方
エリクシールは資生堂が展開するブランドで、「ハリ」「うるおい」「透明感」を重視したスキンケア発想のベースメイクが特徴です。下地といっても、実際には“日中用乳液”としてスキンケアと化粧下地を兼ねるタイプが主流。いわば「美容液+日焼け止め+下地」が一体になった、時短にもなるアイテムです。
代表的なシリーズは以下の4つです。
- デーケアレボリューション トーンアップSP+aa
明るさ・血色感を出すピンク系トーンアップタイプ。 - デーケアレボリューション+ba
カラーレスで自然なツヤと保湿感を重視。 - デーケアレボリューション ブライトニング+ba
美白有効成分配合、透明感やくすみ対策に。 - バランシング おしろいミルクC
皮脂・毛穴・テカリ対策に特化したさらさらタイプ。
同じ「下地」といっても、目的によって使い分けるのがポイントです。
ツヤ肌仕上げなら「デーケアレボリューション トーンアップSP+aa」
「くすみを飛ばして明るく見せたい」「肌を自然にトーンアップしたい」という人には、ピンクトーンの「デーケアレボリューション トーンアップSP+aa」がおすすめ。ベビーピンクの色味が肌の血色感を補い、ファンデーションなしでも明るい印象を演出してくれます。
ハイライトのような上品なツヤが出るので、“つや玉”肌を目指したい人にもぴったり。光を反射して毛穴の影を飛ばす効果もあるため、肌をなめらかに見せたいときにも活躍します。
SPF50+・PA++++と紫外線カット力も高く、化粧下地・UVケア・乳液を1本で済ませたい忙しい朝にも便利。ただし、皮脂が多い肌ではTゾーンのテカリが気になることもあるため、軽くフェイスパウダーを重ねるとより安定します。
ナチュラル派や乾燥肌には「デーケアレボリューション+ba」
「ベースでトーンアップまでは求めないけど、自然に整えて潤いを保ちたい」
そんな人にはカラーレスの「デーケアレボリューション+ba」が合います。
ピンクなどの色補正はなく、肌になじむ自然な仕上がり。保湿力が高く、日中の乾燥による粉吹きや小ジワを防ぎます。うるおいとハリをサポートする処方で、エイジングケアを意識した世代にも人気です。
ツヤ感は控えめながらも、“内側からにじむような自然なツヤ”が出るのが特徴。ファンデーションとの相性も良く、どんなメイクにも合わせやすい万能下地です。
崩れにくさは優秀ですが、皮脂量が多い人はTゾーンだけ別の下地を併用するとより快適です。
透明感・くすみケア重視なら「デーケアレボリューション ブライトニング+ba」
「年齢を重ねて肌がくすむ」「シミ・色ムラをケアしたい」
そんな悩みに寄り添うのが「デーケアレボリューション ブライトニング+ba」。
美白有効成分トラネキサム酸を配合し、日中の紫外線ダメージから肌を守りながら透明感をサポートします。化粧下地というより、スキンケアに近い感覚で使えるのが魅力です。
仕上がりはしっとり系で、光を柔らかく反射するようなやわらかいツヤ感。色補正は控えめなので、自然な素肌感を残しつつも明るい印象に整えます。
乾燥しやすい季節や、肌の調子がゆらぎやすい時期にも安心して使える穏やかな使い心地です。
毛穴・皮脂対策には「バランシング おしろいミルクC」
「ツヤよりも崩れにくさが最優先」「Tゾーンのテカリや毛穴の開きが気になる」
そんな方には「バランシング おしろいミルクC」がおすすめ。
スキンケアとおしろいの機能を組み合わせたような日中用乳液で、さらっと軽いつけ心地が特徴。皮脂をコントロールし、テカリや崩れを防ぎながら毛穴をふんわりカバーします。
ベタつかず快適に使えるので、マスク生活でもヨレにくいと評判。夏場や湿気の多い時期にも頼れる1本です。ツヤ感は控えめですが、サラッとした清潔感のある肌をキープしたい人にはぴったり。
迷ったときの選び方:肌タイプ別のおすすめ
選ぶときの基準は「どんな仕上がりにしたいか」と「肌の状態」。
以下のように考えると、自分に合った下地が見つかりやすくなります。
- ツヤと明るさを重視したい
→ デーケアレボリューション トーンアップSP+aa
→ ファンデなしでも明るく見せたい人に - 保湿・ハリ・自然な仕上がりを求める
→ デーケアレボリューション+ba
→ 日中の乾燥が気になる人や年齢肌に - くすみ・シミ・透明感をケアしたい
→ デーケアレボリューション ブライトニング+ba
→ スキンケア効果も求める人に - 皮脂・毛穴・崩れを防ぎたい
→ バランシング おしろいミルクC
→ オイリー肌・混合肌・夏用下地として
ひとつに決めず、季節やコンディションで使い分けるのもおすすめ。
春夏はおしろいミルク、秋冬は保湿系、という切り替え方も無理がありません。
エリクシール下地を使うときのポイント
よりきれいに仕上げたいなら、使い方のコツも押さえておきましょう。
- スキンケア後はすぐ塗る
肌が乾く前に伸ばすことで、ムラになりにくくなります。 - 量はパール粒1個分程度
塗りすぎると崩れやすくなるので、少量を均一に。 - Tゾーンは薄めに
皮脂の出やすい部分は軽く、頬や目周りはしっかり保湿。 - ファンデは軽めに重ねる
エリクシールの下地はカバー力もあるため、厚塗りは不要。 - パウダーで軽く仕上げる
ツヤを残したいときは、テカりやすい部分だけ軽くパウダーを。
このひと手間で、仕上がりと持ちの差がぐっと変わります。
まとめ:エリクシール下地はどれがいい?
エリクシールの下地は、どれも「スキンケア×下地」のハイブリッドタイプ。
どれがいいかは、求める仕上がりと肌質で変わります。
- ツヤと明るさ → デーケアレボリューション トーンアップSP+aa
- 保湿とハリ → デーケアレボリューション+ba
- 透明感とくすみ対策 → デーケアレボリューション ブライトニング+ba
- 崩れにくさと毛穴対策 → バランシング おしろいミルクC
ツヤ肌・毛穴カバー・崩れにくさ、それぞれのバランスを意識して選ぶことで、メイクの仕上がりも持ちも変わります。
「どれがいいか迷う」ときは、自分の肌の悩みを基準に“今日はこれを使おう”と気軽に選んでみてください。
エリクシールの下地はどれも肌をやさしく整え、毎日のメイクを少し楽しくしてくれる存在です。
