マキタの掃除機、種類が多すぎて「どれを選べばいいの?」と迷う人は多いですよね。実は、マキタの掃除機はシリーズごとに特徴がはっきりしており、吸引力や重さ、コスパのバランスを見極めることで、自分の暮らしにぴったりの一台を選ぶことができます。この記事では、電動工具メーカーとして信頼のあるマキタが出しているコードレス掃除機の選び方と、代表的なおすすめモデルをわかりやすく紹介します。
マキタ掃除機の魅力とは?
まず知っておきたいのが、マキタの掃除機が「電動工具メーカー発」であるという点です。長年培ってきたモーター技術やバッテリー制御技術が活かされており、家庭用としてはもちろん、業務用としても高く評価されています。
家電メーカーの掃除機と比べても、マキタの魅力は次の3つに集約できます。
- 吸引力と耐久性のバランスが良い
- シンプルで壊れにくい構造
- 工具用バッテリーと共通で使えるモデルが多くコスパが高い
デザインや付加機能よりも、実用性を重視する人にとっては非常に信頼できるブランドです。
吸引力の違いは「電圧」で決まる
マキタの掃除機選びでまず注目すべきなのが「電圧(V)」です。電圧が高いほどパワーがあり、吸引力も強くなります。
- 7.2V・10.8Vシリーズ:軽くて扱いやすく、車内や机の下など狭い場所の掃除に最適。
- 14.4V・18Vシリーズ:家庭全体をしっかり掃除できるバランス型。吸引力と連続使用時間の両立が可能。
- 40Vmaxシリーズ:業務用レベルの強力な吸引力。広い家やペットの毛掃除にも対応できるハイエンドモデル。
たとえば「CL107FDZW」などの10.8Vモデルは約1kgと軽量ながら、日常のちょっとした掃除に十分な吸引力があります。
一方、「CL181FD」や「CL286FD」のような18Vモデルは、床全体のホコリやカーペットの奥までしっかり吸い取れるため、メイン掃除機として活躍します。
吸引方式で選ぶ:紙パック式・カプセル式・サイクロン式
マキタの掃除機は大きく分けて3つの集じん方式があります。それぞれの特徴を理解しておくと、後悔のない選択ができます。
- 紙パック式:ゴミ捨てが簡単で衛生的。フィルター掃除が不要なので、手を汚したくない人におすすめ。
- カプセル式:紙パックが不要で経済的。ゴミ捨ての頻度が多い人や、コスパを重視する人にぴったり。
- サイクロン式:遠心力でゴミを分離し、フィルターの目詰まりを軽減。吸引力を長く保てるのが魅力です。
たとえば「CL286FD」はサイクロンアタッチメントを備えており、フィルター掃除の手間を大幅に減らせます。ゴミのたまり具合が透明カップで見えるのも便利です。
軽さと扱いやすさも重要な比較ポイント
コードレス掃除機を選ぶうえで「重さ」は快適さを左右する大切な要素です。
マキタの掃除機はもともと軽量設計ですが、特に10.8V以下のシリーズは1kg前後しかなく、片手でラクに持てます。階段や天井、カーテンレールなど高い場所の掃除もスムーズ。
ただし、軽量モデルはバッテリー容量が小さいため、連続使用時間や吸引力はやや控えめになります。
一方、18Vや40Vmaxシリーズのシリーズはやや重くなりますが、吸引力と稼働時間のバランスが良く、家全体を一気に掃除する人に向いています。
コスパで選ぶなら「バッテリー互換性」をチェック
マキタの掃除機が他社と違うのは、工具用バッテリーと互換性がある点です。
すでにインパクトドライバーや芝刈り機など、マキタの電動工具を持っている場合は、掃除機本体だけ購入すればすぐ使えます。
これにより、バッテリーを複数台共用でき、初期費用を抑えつつ長く使えるというメリットがあります。
また、マキタ製品はバッテリー別売りのモデルも多いですが、同時に購入する場合でも価格帯は比較的手頃です。
紙パックやフィルターなどの消耗品も入手しやすく、トータルで見てもランニングコストを抑えられます。
用途別おすすめモデル
ここからは、使う目的別におすすめのマキタ掃除機を紹介します。
軽さ重視派におすすめ:CL107FDZW(10.8V)
とにかく軽くて扱いやすいモデル。約1kgの軽量ボディながら、日常のホコリや髪の毛をサッと吸い取れます。
ゴミ捨ても簡単なカプセル式で、ちょっとした掃除をこまめにしたい人や、階段・車内掃除用のサブ機としても人気です。
バランス重視派におすすめ:CL181FD(18V)
吸引力・重さ・価格のバランスが優れた定番モデル。
リビング・寝室・廊下など、家中の掃除をストレスなく行えます。紙パック式で衛生的、連続使用時間も長めです。
「とりあえず失敗したくない」という人はこのクラスから選ぶと間違いがありません。
吸引力最優先派におすすめ:CL286FD(18Vサイクロン式)
サイクロンアタッチメント付きで、フィルター掃除の頻度が減り、吸引力が長持ちします。
ペットの毛や細かいホコリも逃さず吸い取るハイパワーモデル。重量はややありますが、パワー重視の人にぴったりです。
業務レベルの強力モデル:40Vmaxシリーズ
家全体を短時間で一気に掃除したい、あるいは工場・事務所などでも使いたい人向け。
価格は高めですが、圧倒的な吸引力と稼働時間を誇り、コードレス掃除機としては最上位の性能です。
マキタ掃除機の選び方まとめ
ここまでのポイントを整理すると、選び方の基準は以下の通りです。
- 吸引力重視なら → 18V以上
- 軽さ重視なら → 10.8V以下
- コスパ重視なら → バッテリー流用可能モデル
- 清潔重視なら → 紙パック式
- 経済性重視なら → カプセル式またはサイクロン式
また、掃除する頻度や部屋の広さ、床材によっても最適なモデルは変わります。
たとえば、フローリング中心でこまめに掃除する人なら軽量モデル、ペットの毛やカーペット中心の家庭なら吸引力の強いモデルが適しています。
まとめ:マキタ掃除機はどれがいい?吸引力・重さ・コスパで選ぶおすすめモデル解説
マキタ掃除機はどれがいいか――結論としては、「どんな掃除をしたいか」で最適解が変わります。
軽さ・パワー・価格のどれを重視するかを整理すれば、自分にぴったりの一台が見つかります。
普段使いにはCL181FDのバランスモデル、手軽さを求めるならCL107FDZW、パワー重視なら40Vmaxシリーズが目安です。
マキタの掃除機はどのモデルも作りがしっかりしており、長く使える信頼性が魅力。
あなたの生活スタイルに合う一台を選んで、毎日の掃除をもっと快適にしてみてください。
