最近、「ネオマックスメンソールが販売終了した」という声をSNSや掲示板で見かけることが増えています。コンビニやたばこ専門店で見かけなくなった、入手できないという声もあり、愛用していた人にとっては気になる話題ですよね。
そこで今回は、ネオマックスメンソールの販売終了の真相や、その背景、今後の販売状況について詳しく解説していきます。
ネオマックスメンソールとは？どんな銘柄だったのか
ネオマックスメンソールは、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン（BAT）が展開する加熱式たばこ「glo」シリーズ専用のスティック銘柄です。
北海道産ミントを使用し、ひと吸い目から冷感が強く、さらにカプセルをつぶすことで強烈なメンソール刺激を楽しめるのが特徴。いわゆる“超メンソール派”に人気の高いフレーバーでした。
旧ブランドでは「クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール」という名前で販売されており、「KOOL × neo」という二つのブランドを組み合わせたコラボ銘柄でした。gloユーザーの中でも、特に清涼感の強さと爽快感で支持を集めていた一本です。
「販売終了」は本当？実はブランド統合による変更だった
まず結論から言うと、「ネオマックスメンソールが完全に販売終了した」というわけではありません。
実際には、2024年2月頃に行われたブランド整理の影響で、旧銘柄「クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール」が販売終了となり、名称を改めて「ネオ・マックス・メンソール」として再登場しました。
BATジャパンは、同時期に「KOOL × neo」ブランドを廃止し、neoブランドに統合すると発表しています。
つまり、同じ銘柄でもブランド名とパッケージが変更されたことで、一時的に“販売終了”と勘違いされたというのが実情です。
旧パッケージを探している人が「どこにも売っていない」と感じるのは、単に新ブランドへの切り替えが完了したためであり、製品そのものは継続販売されています。
販売終了とされた理由は？背景にはブランド再編の動き
では、なぜブランド統合という形を取ったのか。その理由を整理してみましょう。
- ブランド整理によるラインナップの統一化
「KOOL × neo」は一時的に複数銘柄を展開していましたが、ユーザーから「どれがどのシリーズかわかりにくい」という声がありました。
BATはブランドの重複を避け、neoブランド一本化によってスッキリしたラインナップを目指したと考えられます。 - 販売管理と流通の効率化
同一メーカーで複数ブランドを扱うと、在庫管理や物流が複雑化します。名称・デザインの統一により、販売ルートや販促活動を簡素化できるメリットがあります。 - 需要と人気の見直し
メンソール系の銘柄が多く、差別化が難しくなっていたという背景もあります。似た系統の味わいが多いため、人気や販売データを踏まえて整理が行われたとみられます。
つまり「販売終了」はネガティブな理由ではなく、「ブランド再構築」「わかりやすさの改善」を目的とした自然な流れの一環なのです。
現在の販売状況と入手方法
では、いまネオマックスメンソールはどこで手に入るのでしょうか。
2025年現在、BAT公式サイトおよび多くのたばこ販売店では、リニューアル後の「ネオ・マックス・メンソール（20本入り／税込500円）」として販売が継続されています。
・一部店舗では旧パッケージ品が在庫限りで販売終了済み
・新デザインのパッケージに順次切り替え
・味や価格は基本的に旧銘柄と同等
ただし、地域や店舗によって在庫状況が異なるため、「販売終了」と感じてしまうケースも少なくありません。
特に地方のコンビニなどでは仕入れ数が限られており、店舗によってはすでに次の銘柄へ入れ替えが完了していることもあります。
ユーザーの声：「見かけなくなった」「似た銘柄に変わった？」
SNSや掲示板を見てみると、「ネオマックスメンソールを最近見かけない」「ネオ・アークティック・メンソールに変わっていた」という声が散見されます。
これは、店舗側が旧銘柄の販売を終了し、新ラインナップの「ネオ・アークティック・メンソール」や「ネオ・フレッシュ・メンソール」に棚替えしているためです。
また、コンビニでは仕入れ判断を本部や地域単位で行っており、人気銘柄を優先して置く傾向があります。そのため、リニューアル品があっても店頭で確認できないケースもあります。
実際、公式的には「販売継続中」であっても、流通の現場では“販売終了に見える”現象が起きているわけです。
買いたい人はどうすればいい？在庫と代替の探し方
もしネオマックスメンソールを愛用していたのに見つからない場合、次の方法を試してみてください。
・glo hyper公式オンラインストアや各種通販サイトを確認
・たばこ専門店やgloストアに問い合わせ
・同シリーズの「ネオ・フレッシュ・メンソール」「ネオ・アークティック・メンソール」などを比較検討
公式ストアでは銘柄別の在庫情報が更新されており、販売中かどうかがすぐに確認できます。
また、同じglo hyperシリーズでは似た強メンソール系の銘柄も複数あり、吸いごたえや清涼感の傾向を見比べるのもおすすめです。
もし旧パッケージをどうしても入手したい場合は、在庫限りで販売しているたばこ専門店を早めにチェックするとよいでしょう。
gloシリーズの今後とneoブランドの方向性
BATは近年、gloシリーズ全体を通して「加熱式たばこの革新」を掲げています。
紙巻きから移行したユーザーに加え、香りや味わいを楽しむ層を取り込むため、限定フレーバーや期間限定銘柄の展開も活発です。
neoブランドに一本化されたことで、パッケージデザインも統一感が増し、glo hyperシリーズのフレーバー戦略はよりシンプルでわかりやすくなりました。
今回のネオマックスメンソールの件は、その大きな流れの一部と捉えることができます。
今後も季節限定フレーバーや新シリーズが登場する可能性が高く、愛用者にとっては選択肢が広がる時期とも言えそうです。
販売終了とリニューアルはどう違う？誤解しないために
たばこ銘柄の「販売終了」や「終売」という言葉は、必ずしも“完全廃止”を意味しません。
実際には、
・名称変更（ブランド統合）
・パッケージ変更
・味や香りの微調整
・在庫切り替え
など、さまざまな理由で販売が一時停止しているケースが多いのです。
ネオマックスメンソールの場合も、旧名称「クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール」版が終売しただけで、現行「ネオ・マックス・メンソール」として中身はほぼ継続。
つまり、見た目が変わっただけで吸いごたえはそのまま、という認識で問題ありません。
記事やSNS上で「販売終了」という表現を見た場合は、その意味を確認することが大切です。
ネオマックスメンソールが販売終了？理由や今後の販売状況のまとめ
ここまでの内容をまとめると、
・「ネオマックスメンソール」は完全な廃盤ではなく、旧ブランド名からの名称変更
・ブランド統合によって「KOOL × neo」が「neo」へ統一
・味・価格・仕様はほぼ同一で継続販売中
・在庫切り替えにより一時的に“販売終了”と見える状態が発生
・購入するなら公式サイトや専門店を中心に確認がおすすめ
つまり、「販売終了」と言われているのは旧銘柄の話であり、実際にはリニューアルによって今も手に入る可能性が高いということです。
加熱式たばこの銘柄は頻繁に見直しや統合が行われます。お気に入りのフレーバーを見つけたら、こまめに公式情報をチェックしておくと安心です。
ネオマックスメンソールが好きだった方は、ぜひ新パッケージの「neo」版を試してみてください。見た目は変わっても、その強烈な清涼感と爽快な吸い心地は健在です。
