最近、「ネオフリーズメンソールがどこにも売ってない!」という声をよく見かけます。
コンビニを何軒も回っても見つからない、ネット通販でも在庫切れ……そんな状況に戸惑っている人も多いのではないでしょうか。
実際に販売が終了してしまったのか、それとも一時的な欠品なのか。今回は「ネオフリーズメンソール」の販売状況や終了の理由、さらに再販や後継商品の可能性について詳しく見ていきます。
「ネオフリーズメンソール」は本当に販売終了?
結論から言うと、ネオフリーズメンソールは“完全な廃盤”ではなく、名称とパッケージを変更してリニューアルされた製品です。
2025年春ごろから、これまで「ネオフリーズメンソール」として販売されていた銘柄は、新名称「ネオアークティックメンソール」に切り替わりました。
つまり、味や吸いごたえはそのままに、名前とデザインが変わっただけ。販売自体が終了したわけではなく、「ブランド整理と刷新」が行われたというのが正しい理解です。
ただし、旧パッケージの在庫はすでに出荷が止まっており、店頭では“売ってない”状態が発生しています。コンビニやたばこ専門店でも、「在庫限り」「廃止銘柄」の表記を見かけるのはこのためです。
なぜ販売終了と思われているのか?理由を整理
「ネオフリーズメンソールが売ってない」と感じる背景には、いくつかの要因があります。
1. ブランド統合とラインナップ整理
製造元のブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)は、2024年に「KOOL × neo」ブランドを廃止し、全てを「neo」ブランドに統合しました。
これにより、既存の銘柄名やパッケージが刷新され、「ネオフリーズメンソール」も対象となったのです。
この統合には、「製品ラインナップを分かりやすくする」「ブランドイメージを統一する」といった狙いがあり、ユーザーにとってよりシンプルな選択肢を提供する目的があります。
2. パッケージ変更による混乱
新しい「ネオアークティックメンソール」はデザインや名前が大きく変わったため、従来の“フリーズ”を探している人が気づかないケースも多いようです。
見た目が変わっただけで中身は同じにもかかわらず、別物と誤解してしまう――これが“売ってない”と感じる一因になっています。
3. 在庫切れと切り替え時期のズレ
全国的に旧パッケージの在庫は少なくなっており、店舗ごとに切り替えタイミングも異なります。
そのため、ある地域ではまだ旧パッケージが並んでいるのに、他の地域ではすでに消えている、というばらつきが生じています。
旧「ネオフリーズメンソール」の特徴をおさらい
リニューアル前のネオフリーズメンソールは、強烈な清涼感とキレのあるメンソール感が特徴の人気銘柄でした。
北海道産の国産ミント香料を使用し、フィルター部には「氷結ミントカプセル」を搭載。吸う直前にカプセルを潰すことで、冷たさと刺激が一気に広がる――そんな仕組みが愛されていました。
価格は500円(20本入り)と、他のglo hyper用スティックと同価格帯。強メンソール派に根強い支持を得ており、「一度吸ったら他に戻れない」という声も多かった製品です。
新名称「ネオアークティックメンソール」への変更内容
リニューアル後のネオアークティックメンソールは、基本的な味わいと吸い心地をほぼ引き継いでいます。
公式情報や愛用者のレビューによると、メンソールの強さや爽快感は旧製品と変わらず、違いはパッケージと銘柄名のみ。
つまり、実質的には“同じ製品”が引き続き販売されていると考えてよいでしょう。
とはいえ、「味が微妙に変わった気がする」「冷たさが少しマイルドになった」など、細かな印象の違いを指摘する声も一部では見られます。
これは、リニューアル時の製造工程の微調整や個人の感じ方の差も関係していると考えられます。
代替・後継としておすすめの銘柄
もし「フリーズ」という名前に愛着があり、同じ感覚の銘柄を探しているなら、以下の選択肢もチェックしてみてください。
- ネオアークティックメンソール(現行品・リニューアル版)
→ 旧ネオフリーズメンソールとほぼ同じ強メンソール系。 - ネオマックスメンソール
→ より強い刺激を求める人向け。カプセル2個タイプも人気。 - ネオフレッシュメンソール
→ スッキリ感重視で、日常的に吸いやすい爽快系。
いずれもglo hyperシリーズに対応しており、全国のコンビニやたばこ専門店で販売されています。旧製品を探すより、これらの現行ラインを試してみるのが現実的です。
ネオフリーズメンソール再販の可能性は?
結論として、「旧パッケージ・旧名称」での再販は予定されていません。
ただし、事実上の後継品としてネオアークティックメンソールが継続販売されているため、実質的な再登場と言えます。
BATジャパンはこれまでも人気銘柄をリニューアルや限定版として再展開してきた実績があり、もし需要が高まれば“復刻デザイン”などの形で再び登場する可能性もゼロではありません。
一方で、紙巻きたばこや加熱式スティック市場は年々ラインナップが入れ替わっており、ユーザーが感じる「販売終了」は今後も起こりやすい現象です。
気に入った銘柄は早めにまとめ買いしておく、または新製品を試しながら移行するのが安心でしょう。
「売ってない」と感じたときの確認ポイント
もし店頭で見つからない場合、次の点をチェックしてみてください。
- 店員に新名称を確認する
「ネオフリーズメンソールありますか?」ではなく、「ネオアークティックメンソールは入荷していますか?」と聞くとスムーズです。 - 公式サイトや通販を利用する
glo公式オンラインストアやAmazonなどでは、新銘柄が早く入荷する傾向があります。 - パッケージの見た目に注意
旧デザインと色味が変わっているため、見逃している可能性もあります。 - 他店舗・地域も探す
コンビニによって取り扱いが異なるため、ローソン・ファミマ・セブンなど複数店舗を巡るのも一案です。
まとめ:ネオフリーズメンソールが売ってない理由とこれから
「ネオフリーズメンソールが売ってない」と感じるのは、
実際に販売が終わったわけではなく、ブランド統合と名称変更による一時的な混乱が主な原因です。
・旧名称「ネオフリーズメンソール」は在庫限りで終了
・後継として「ネオアークティックメンソール」が登場
・味や仕様はほぼ同一で、実質的には継続販売中
強い清涼感が魅力のフリーズファンも、まずは新パッケージ版を試してみるのがおすすめです。
リニューアルを経ても、変わらぬ刺激と爽快感がきっと味わえるはずです。
加熱式たばこは今後もリニューアルや統合が続くと言われています。お気に入りの銘柄が「販売終了」と見えても、後継商品として生まれ変わっている場合も多いので、焦らず情報をチェックしてみてください。
