「最近、午後の紅茶の無糖ミルクティーが見つからない」「販売終了したの？」——そんな声がSNSでもちらほら見かけます。
結論から言うと、午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティーは販売終了していません。
一方で、似た名前の商品が終売になったことがあり、それが誤解の原因になっているようです。この記事では、販売終了の噂が出た理由や、再販・リニューアル情報、今後の展開までをわかりやすく整理していきます。
午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティーとは？ブランドの背景
「午後の紅茶」はキリンビバレッジが1986年に発売した、日本初のペットボトル入り紅茶飲料です。
「レモンティー」「ストレートティー」「ミルクティー」といった定番ラインに加え、健康志向の高まりに合わせて「おいしい無糖」シリーズも人気を集めています。
その中でも「午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティー」は、無糖でありながらミルクのコクと紅茶の香りを楽しめる、ちょっと珍しいタイプのミルクティー。
使用されている茶葉は、ダージリンとディンブラをそれぞれ10％ずつブレンド。国産の生乳を使い、後味がすっきりとした飲み心地に仕上げられています。
つまり、“甘くないミルクティー”という新しいジャンルを切り開いた商品なんですね。
「販売終了」と噂された理由
ここ数年、「午後の紅茶 無糖ミルクティーが販売終了した」という検索が急増しました。
実際には継続販売されていますが、いくつかの誤解が重なって、そんな噂が広まったようです。
1. 午後の紅茶 ミルクティー 微糖が終売していた
まず混同されやすいのが「午後の紅茶 ミルクティー 微糖」。
この商品は2022年4月に発売されましたが、2023年2月で出荷終了しています。
名前が似ているため、「ミルクティーが販売終了＝無糖ミルクティーも終わったのでは」と勘違いする人が多かったようです。
2. 午後の紅茶 ザ・マイスターズ 甘くないミルクティーシリーズの終了
もう一つは「午後の紅茶 ザ・マイスターズ 甘くないミルクティー」。
こちらも2022年3月で出荷終了になっており、「甘くないミルクティーがなくなった」とSNSで話題になりました。
この情報が一人歩きし、「無糖ミルクティーまで終わった」と広まった可能性があります。
3. 店頭で見かけないタイミングがあった
リニューアルの切り替え時期や、棚の入れ替えなどによって、一時的に店頭で在庫が減った地域もありました。
実際、SNSでは「急に見かけなくなった」「どこにも売ってない」といった投稿が増えており、結果的に“販売終了説”が信じられるようになったと言えます。
実際は販売継続中！最新のリニューアル情報
では、現在「午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティー」はどうなっているのでしょうか。
答えはシンプルで、今も継続販売中です。しかも味とデザインが少しずつ改良されています。
2024年のリニューアル
2024年3月、キリンビバレッジは「ミルクのコク感を強化」したリニューアル版を発売しました。
よりミルクのまろやかさと紅茶の香りが引き立つ味わいに改良され、自動販売機向けボトルも登場しました。
2025年のリニューアル予定
さらに2025年3月には、「午後の紅茶 おいしい無糖」シリーズ全体が刷新されることが公式に発表されています。
「午後の紅茶 おいしい無糖」「香るレモン」「無糖ミルクティー」の3種類が対象で、味覚やパッケージデザインが新しくなる予定です。
つまり、販売終了どころか、シリーズの中心商品としてリニューアルが続いているということです。
どこで買える？売ってないときの探し方
「続いているのはわかったけど、近くのコンビニで見かけない」という人も多いかもしれません。
実は、販売終了ではなく“取扱い店舗の差”が原因であることがほとんどです。
- コンビニではストレートティーやレモンティーが優先的に陳列されることが多く、無糖ミルクティーは棚に並ばないこともあります。
- スーパーやドラッグストアでは、リニューアル前後で一時的に棚替えが行われ、在庫が入れ替わるタイミングで見かけづらくなります。
- 一方、オンラインでは比較的安定して購入可能です。Amazonや楽天などでは24本セットやケース販売も行われています。
もし店頭で見つからない場合は、ネット通販をチェックしてみるのがおすすめです。
また、キリンの公式サイトでも最新のラインナップが確認できます。
なぜ「無糖ミルクティー」が支持されるのか
紅茶飲料市場では、健康志向や糖質オフの流れが強まっています。
「無糖でもおいしい紅茶」というニーズが拡大し、ストレートティーやレモンティーでも無糖タイプが伸びています。
そんな中で「無糖ミルクティー」は、“甘くないけどまろやか”という独自の立ち位置を確立。
ミルク感は欲しいけど、甘ったるいのは苦手という層にぴったりです。
オフィスや仕事中に飲む人も多く、食事と一緒でも邪魔にならない味。
砂糖を控えたい人にとって、罪悪感なく飲めるミルクティーとして支持が広がっています。
再販情報と今後の展望
無糖ミルクティー自体は販売終了していませんが、過去に終売した微糖タイプや特別版が「再販してほしい」という声は根強くあります。
メーカーが公式に再販を発表しているわけではありませんが、需要がある限り、将来的に限定復刻される可能性もゼロではないでしょう。
また、キリンは「環境配慮型パッケージ」や「機能性飲料」への展開も進めています。
無糖ミルクティーも今後、健康訴求やサステナブル素材との組み合わせで新しい展開が期待できそうです。
午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティーはこれからも楽しめる
まとめると、「午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティー」は販売終了していません。
過去の類似商品の終売や、一時的な品薄が誤解を生んだだけです。
むしろ、リニューアルを重ねて品質が向上し、今もシリーズの主力として継続中。
もし店頭で見つからない場合でも、ネット通販では入手できます。
紅茶の香りとミルクのまろやかさ、そして無糖のすっきりした後味。
「午後の紅茶 無糖ミルクティー」は、これからも多くの人の“午後のひととき”を彩る存在であり続けるでしょう。
以上、「午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティーが販売終了？理由と再販情報を徹底調査」でした。
