「山形の銘菓・のし梅を東京で買いたいけど、どこに売ってるの?」
そんな疑問を持つ人、多いのではないでしょうか。甘酸っぱい梅の香りと竹皮の風味が懐かしい、あの伝統の味。実は、東京でも手に入る場所があります。ただし、どこにでもあるわけではありません。この記事では、東京でのし梅を探すときに知っておきたい販売場所と購入のコツを、実体験に基づいて紹介します。
のし梅ってどんなお菓子?
のし梅は、山形県を代表する和菓子。
完熟梅の果肉を砂糖と寒天で煮詰め、薄くのばして乾燥させ、竹皮に包んだものです。シンプルな製法ながら、口に入れると梅の酸味と甘み、竹皮の香ばしさがふわっと広がります。もともとは保存食として生まれ、今では山形のお土産や贈り物として長く親しまれています。
東京で「のし梅」を探すときの基本ルート
東京では、のし梅を常時販売している店は限られています。
まずは、確実に取り扱いがある場所からチェックしていきましょう。
銀座の「おいしい山形プラザ」で確実に買える
一番のおすすめは、銀座にある山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」です。
ここでは山形県内の銘菓や特産品が豊富に揃っており、のし梅も定番商品のひとつ。
7枚入りなどのパッケージが販売されており、季節限定の詰め合わせが出ることもあります。
店内には、他にも「さくらんぼジャム」や「だだちゃ豆スイーツ」など山形らしい商品が並び、ちょっとした旅行気分も味わえます。
ギフト用の包装にも対応しているので、手土産にもぴったりです。
百貨店の銘菓コーナーを狙うならここ
アンテナショップに行けない場合は、都内の百貨店をチェックしましょう。
全国の銘菓を扱うコーナーでは、時期によってのし梅を見かけることがあります。
例えば、
- **高島屋(新宿・日本橋など)**の「銘菓百選」コーナー
- 伊勢丹新宿店や日本橋三越の和菓子売場
- 松屋銀座や西武池袋本店の地方銘菓フェア
これらの売場では、山形県フェアや東北物産展のタイミングでのし梅が登場することがあります。
ただし常設ではないため、事前に問い合わせておくと確実です。
東北物産展や催事をチェックするのもおすすめ
デパ地下や百貨店では、定期的に「東北うまいもの市」「山形フェア」などの物産展が開催されます。
この時期には、のし梅のほかにも「ラ・フランスゼリー」や「玉こんにゃく」など、山形名物が勢ぞろい。普段は東京で見かけない商品も多く、イベントを狙って行くのはとてもおすすめです。
開催情報は、各百貨店の公式サイトやSNSで随時発表されるので、チェックしておきましょう。
スーパーで見かけることもあるけど…確率は低め
まれに、大手スーパーや高級スーパーの「全国銘菓コーナー」でのし梅を見かけることがあります。
たとえばイオンや成城石井のような店舗で、地方銘菓特集をしている時期に登場することがあります。
ただし、これはあくまで“期間限定”や“フェア商品”としての入荷。
普段から常備されていることはほとんどないため、見かけたら即購入が鉄則です。
東京駅周辺で買える可能性もある
東京駅構内や周辺の土産物店には、全国の銘菓が集まっています。
特に「銘品館東京南口」や「グランスタ東京」などでは、地方銘菓コーナーの入れ替えが頻繁。タイミングが合えば、のし梅が並んでいることもあります。
また、山形新幹線が発着する「東京駅」ゆえに、期間限定で山形フェアが行われることも。
出張や旅行の帰りに立ち寄る人も多い場所なので、意外な穴場です。
確実に手に入れたいなら通販が便利
「探してもなかなか見つからない…」という場合は、通販が一番確実です。
山形県のアンテナショップ公式通販サイトでは、のし梅の定番商品が購入可能です。
また、楽天市場やAmazonなどの大手通販サイトでも、複数のメーカー(例えば「乃し梅本舗 佐藤屋」など)の商品を取り扱っています。
価格は店舗よりやや高めになることもありますが、在庫が安定していて自宅まで届けてもらえるのは大きなメリットです。
ギフト包装にも対応している商品もあるので、お中元やお歳暮にも利用できます。
のし梅を東京で探すときのポイントまとめ
東京でのし梅を買うときは、以下の3ステップが効率的です。
- 銀座の「おいしい山形プラザ」を最優先でチェックする
- 百貨店の銘菓コーナーや催事情報を調べる
- 見つからなければ通販を活用する
スーパーでの入荷は不定期なので、日常的な購入にはあまり向いていません。
また、取り扱い店は時期やイベントによって変わるため、最新情報を確認してから出かけるのが安心です。
のし梅は東京で買える!手に入れるコツと楽しみ方
まとめると、のし梅は東京でも「買えるけれど、探し方にコツがある」お菓子です。
確実に入手したいなら、銀座のアンテナショップか通販サイト。
季節のイベントを楽しみたいなら、百貨店の物産展を狙いましょう。
甘酸っぱくてどこか懐かしい味わいは、お茶請けにも贈り物にもぴったり。
東京にいながら山形の風情を感じられる「のし梅」、次のお出かけのついでに探してみてはいかがでしょうか。
