新潟で「コストコ商品が買えるお店」として話題になったcw mart新潟ベース。
会員制のコストコに行かなくても、人気商品を気軽に買える場所として多くの人に親しまれていました。
この記事では、実際の口コミや利用者レビューをもとに、cw mart新潟ベースの評判が本当だったのかを徹底的に掘り下げていきます。
cw mart新潟ベースとは?コストコ再販型ショップの概要
まずは「cw mart新潟ベース」がどんなお店だったのかを簡単に整理しましょう。
正式名称は「C.W Mart(シーダブリューマート)新潟ベース」。
新潟市西区流通センターに2023年にオープンし、約400〜500点のコストコ商品を扱っていました。
特徴的なのは、コストコ会員証が不要で誰でも入店できたこと。
通常、コストコに行くには年会費を払って会員になる必要がありますが、cw martではその手間がありませんでした。
いわば「コストコの人気商品だけを気軽に買えるセレクトストア」という立ち位置です。
取り扱い商品は、ディナーロールやハイローラーBLT、バスティッシュ、マフィンなどコストコ定番の食品を中心に、日用品や冷凍食品なども豊富。
しかも大容量パックを小分けして販売しており、一人暮らしや少人数世帯でも買いやすい点が支持を集めていました。
利用者の口コミ評判まとめ:便利だけど課題もあった?
口コミを総合すると、cw mart新潟ベースの評価は概ねポジティブです。
Yahoo!マップでの平均評価は3.8点(5点満点中)で、次のような声が多く見られました。
好意的な口コミ
- 「コストコに行かなくても好きな商品が買えるのが嬉しい」
- 「小分けで販売されていて使いやすい」
- 「お買い得品も多く、冷凍庫がいっぱいになるほど買ってしまう」
- 「会員にならなくていいのが便利」
特に“年会費がかからない”点を評価する声が圧倒的でした。
新潟にはコストコ倉庫店がないため、これまで群馬や富山まで足を運んでいた人にとっては、交通費と時間の節約になる貴重な店舗だったのです。
一方でやや辛口な声も
- 「店舗が小さく、品揃えが限られている」
- 「週末は混雑して入場制限があった」
- 「賞味期限が近い商品もあり、タイミング次第では割高に感じる」
つまり、利便性や手軽さは高く評価されつつも、規模や在庫量には限界があったという印象です。
とはいえ、多くのレビューが「また利用したい」「閉店が残念」と述べており、地域での人気ぶりは本物だったと言えます。
地元ユーザーが感じた“リアルな価値”
コストコがない新潟での救世主的存在
新潟県にはコストコ倉庫店が存在せず、最寄りでも車で2時間以上。
そんな中でcw mart新潟ベースは「地元でコストコ商品を買える場所」として人気を集めました。
実際、「交通費や高速代を考えると、多少割高でもcw martの方が安い」という現実的な意見も少なくありません。
小分け販売のありがたさ
コストコの定番商品はどれも大容量。
例えばマフィンは1パック6個入り×2セットなど、家庭によっては食べ切るのが難しいサイズです。
cw mart新潟ベースではそれを1セット単位で販売しており、ムダなく買える点が主婦層にも好評でした。
冷凍保存しやすい食品も多く、“ちょっとコストコ気分”を味わえるのが魅力でした。
価格面の評価:安い?高い?その真相
「cw martはコストコより高い」という口コミも見かけますが、単純な価格比較では判断できません。
確かに1個あたりの単価は本家コストコより高めになる傾向があります。
しかし、コストコ本店までの交通費・年会費・時間コストを考えれば、トータルで見ると十分にお得という意見が多いです。
たとえば、
- 高速代往復:約4,000円
- ガソリン代:約1,000円
- 年会費:4,840円(税込)
これらを払わずに買い物できるというのは、地元ユーザーにとっては大きなメリット。
「少量でいいから好きな商品を気軽に買いたい」という層にぴったりの仕組みでした。
混雑と入場制限:人気の裏にあった課題
オープン当初から話題になったcw mart新潟ベースは、土日になると入場待ちの行列ができるほどの人気店でした。
特にセールやイベント時には駐車場が満車・入場制限という状況もしばしば。
スタッフが人数制限をかけるほどで、タイミングによっては30分以上待つこともあったようです。
こうした混雑ぶりは「地元にコストコがない」新潟特有の需要を物語っています。
一方で、「ゆっくり見たいのに人が多くて大変」「週末は避けた方がいい」という声もあり、人気の裏にある課題でもありました。
惜しまれつつの閉店、その理由は?
2025年11月16日、cw mart新潟ベースは約2年の営業をもって閉店しました。
公式発表はありませんが、報道や地域メディアによると物流コストの高騰や人件費の増加が背景と見られています。
また、商品供給がコストコ倉庫店の在庫状況に左右されやすく、安定的な仕入れが難しかったことも要因の一つと推測されます。
SNSでは閉店を惜しむ声が多数寄せられました。
「もう一度行きたかった」「あのパンが忘れられない」といったコメントが並び、地元に根付いた店だったことがうかがえます。
今でも「新潟にまたこういうお店ができてほしい」と願う投稿が見られます。
似たコンセプトのショップも登場
cw mart新潟ベースの閉店後、新潟市内では別のコストコ再販型店舗も登場しています。
たとえば「24GO!」などが新たにオープンし、同様に会員不要でコストコ商品を販売しています。
こうした動きからも、“コストコ商品を気軽に買いたい”という需要が確実に存在することが分かります。
新潟のように倉庫店がない地域では、今後も再販型ストアが増えていく可能性が高そうです。
口コミから見えたcw mart新潟ベースの本当の価値
数々のレビューを読み解くと、cw mart新潟ベースは単なる「コストコの代わり」ではなく、
地域のライフスタイルに合わせた新しい買い物体験を提供していたと言えます。
- 会員証不要で気軽に行ける
- 小分け販売でムダが少ない
- 地元にいながらコストコ商品を楽しめる
この3点が多くの人を惹きつけました。
一方で、在庫の入れ替わりや混雑、価格差などの課題もあったのは事実です。
それでも閉店後に「また行きたい」と言われるほど愛されたのは、“地域の不便を埋める存在”だったからでしょう。
cw mart新潟ベースの口コミ評判は本当だったのか?
結論から言えば、cw mart新潟ベースの評判は概ね本当です。
口コミで語られた「便利」「助かる」「混むけど楽しい」という感想は、どれも実際の利用者体験と一致しています。
確かに品数や価格面では本家コストコに及びませんが、
「新潟でコストコ気分を味わえる場所」としての価値は唯一無二でした。
閉店は残念ですが、多くの人の記憶に残る店舗だったことは間違いありません。
新潟で再びこうしたお店が増えれば、またあのワクワクを味わえる日が来るかもしれません。
cw mart新潟ベースの口コミ評判は本当? という問いには、
「多くの人が心から楽しんだ、その記録こそが答え」と言えるでしょう。
