2025年に入ってから、LINEMO(ラインモ)ユーザーの間で「値上げ」という言葉が気になるようになりました。SNSでも「いつから料金が上がるの?」「どの手続きが有料になるの?」といった声が増えています。
実際に、LINEMOでは2025年8月から料金体系の一部が改定され、これまで無料だった手続きが有料になりました。ただし、月額料金そのものが上がったわけではありません。ここでは、その改定の内容と背景、そして負担を減らすための具体的な方法を分かりやすく解説します。
値上げの対象は「事務手数料」から
まず、今回の「値上げ」の対象は基本料金ではなく、契約や各種手続き時に発生する事務手数料の有料化です。
2025年8月20日以降、LINEMOを含むソフトバンク系列ブランド全体で、以下のような手続きに手数料が発生しています。
- 新規契約
- 他社からの乗り換え(MNP)
- SIMカード・eSIM再発行
- 電話番号の変更
これらの手数料は、一律で3,850円(税込)。
以前は、LINEMOが「オンライン専用プラン」であることを理由に無料で対応していましたが、今回の改定でオンライン契約でも料金が発生するようになりました。
つまり、手続きのたびにコストがかかる仕組みへと変わったということです。
LINEMOが値上げに踏み切った背景
では、なぜこのタイミングで値上げ(料金改定)を行ったのでしょうか。
その背景には、通信業界全体の流れがあります。
1. コストの上昇
まず、通信事業全体で問題になっているのが人件費やシステム運用コストの増加です。
これまで無料としてきたオンライン手続きでも、裏ではカスタマーサポートやシステム維持にコストが発生しています。
人件費の高騰やサーバーコストの上昇を受け、企業としても無料対応を続けるのが難しくなった、というのが実情です。
2. 収益構造の見直し
次に、各社が進めているのが収益構造の健全化。
通信料金の引き下げ競争が激化したことで、キャリア各社は本体の料金を上げにくくなっています。そのため、料金そのものではなく、事務手数料などの「周辺コスト」部分を見直すという動きが広がっています。
ソフトバンクもその一環として、LINEMOを含むブランド全体で手数料体系を整理しました。
3. 他社との足並み
さらに言えば、この流れはLINEMOだけの話ではありません。
ドコモ、au、楽天モバイルなども同様に事務手数料の改定を実施しています。
つまり、LINEMOだけが「特別に高くなった」わけではなく、業界全体の標準的な方向性といえます。
基本料金は据え置き、プラン内容は進化
ここで重要なのは、LINEMOの月額料金そのものは上がっていないという点です。
2025年に入ってから「ベストプラン」「ベストプランV」といった新しい料金体系が導入されましたが、これも「値上げ」ではなく「最適化」として発表されています。
たとえば、データ使用量に応じて料金が変わる仕組みを採用することで、無駄な支払いを抑えられる設計になっています。
特に、従来の「ミニプラン」や「スマホプラン」利用者にとっては、使い方次第で料金が変動するため、「値上げ」と感じる人もいれば「むしろ安くなった」と感じる人もいるでしょう。
実質負担を減らすPayPayカード還元
今回の手数料有料化に合わせて、ソフトバンクグループは**PayPayカード払いで手数料の一部を還元する仕組み**を導入しました。
例えば、手続きの際にPayPayカードを使うと、一定額がPayPayポイントとして返ってくるキャンペーンが実施されています。
これを利用すれば、3,850円の手数料負担を実質的に抑えることが可能です。
PayPayカードをすでに持っている人は、契約手続き時に支払い方法を「PayPayカード」に設定しておくと良いでしょう。
キャンペーンは期間限定であることも多いため、手続き前にLINEMO公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。
LINEMOをお得に使い続けるためのポイント
値上げの話を聞くと「もう安くないのでは?」と思うかもしれません。
でも、LINEMOは工夫次第で依然としてコスパの高いプランです。ここからは、お得に使うためのポイントを紹介します。
1. キャンペーンを活用する
LINEMOでは定期的に「乗り換えでPayPayポイントプレゼント」などのキャンペーンを実施しています。
たとえば、他社からの乗り換え(MNP)で最大10,000円相当のポイントが付与されることもあります。
時期によって内容が変わるため、申し込み前にキャンペーンページを確認しましょう。
2. 自分のデータ使用量を把握する
LINEMOの強みは、データ使用量に応じた柔軟な料金体系にあります。
毎月の通信量が少ないなら、小容量プランで十分です。逆に、動画視聴やテザリングをよく使う人は上位プランに切り替えるほうが割安になるケースも。
まずは「自分がどれだけデータを使っているか」を把握するのが第一歩です。
3. 通話オプションをうまく使う
LINEMOでは5分かけ放題や無制限かけ放題など、オプションを選べます。
普段あまり電話を使わない人はオプションを外すだけで月数百円の節約になりますし、よく電話する人は逆に定額オプションを付けることでトータルコストを下げられます。
自分の通話スタイルに合わせて選ぶことで、無駄をなくせます。
LINEMOと他社プランを比較してみる
LINEMOを検討する際には、ドコモの「ahamo」やauの「povo」と比較してみるのもおすすめです。
どれもオンライン専用ブランドで、基本料金帯は似ていますが、微妙に特徴が違います。
- ahamo:海外利用にも強く、ドコモ回線の安定性が魅力
- povo:基本料0円スタートで、使う分だけ課金するスタイル
- LINEMO:LINEの通信がカウントフリーで、SNS利用に強い
自分がどんな使い方をしているかを基準に選ぶと、失敗が少なくなります。
値上げ後もLINEMOは依然として「お得」
2025年8月以降の値上げ(手数料有料化)は、確かにユーザーにとって負担増です。
ただし、それは「一度きり」の手続きコストであり、毎月の通信料金が高くなるわけではありません。
むしろ、料金体系のシンプルさやLINEデータの使い放題といった利便性はそのまま維持されています。
さらに、PayPayカード還元やキャンペーン活用を組み合わせれば、実質的なコストを抑えることも十分可能です。
通信品質やサポート体制を考慮すれば、LINEMOは依然としてバランスの取れた選択肢といえるでしょう。
LINEMOの値上げはいつから?まとめとこれからの選び方
改めて整理すると、LINEMOの値上げ(事務手数料の有料化)は2025年8月20日からです。
新規契約やSIM再発行などの際に3,850円(税込)の手数料が発生します。
しかし、月額料金の値上げはなく、プラン内容の改善やキャンペーンによって十分にお得感を維持しています。
今後も通信業界全体で料金体系の見直しが続く可能性があります。
だからこそ、自分の使い方に合ったプランを見極め、ポイント還元や特典を上手に活用することが大切です。
LINEMOの強みは「シンプルさ」と「使いやすさ」。
これを活かしつつ、少しの工夫でさらにお得に使い続けましょう。
