無印良品が発表した2025年の値上げ、気になりますよね。特に日常的に愛用している商品がある方は、家計への影響が心配になるのではないでしょうか。
この記事では、無印 値上げ 商品 一覧 2025に関する最新情報をもとに、具体的にどの商品がいくら上がるのか、その理由は何か、そして私たちができる賢い対応策までを、わかりやすくお伝えしていきます。
値上げの概要:いつから?どのくらい上がるの?
まずは基本情報から整理しましょう。
今回の価格改定は、2025年9月5日(金) から実施されます。
対象となるのは、生活雑貨26品目と食品59品目、合計85品目です。
さらに、食品の5品目については値段はそのままですが、内容量が減る「実質値上げ」が行われるんです。
全体的な平均値上げ率は、およそ16%から18% と言われています。これは、昨年に続く大規模な価格改定で、特に「オリジナルブレンド コーヒー」など、一部の商品ではこれが2度目の値上げにあたる「二重値上げ」となっています。
気になる商品は?主要な値上げ対象商品一覧
それでは、具体的にどの商品が値上げされるのか、ジャンル別に見ていきましょう。
(以下、価格はすべて税込み表示です)
生活雑貨で値上げされる主なアイテム
生活雑貨では、26品目が対象です。中でも普段使いするアイテムが多いので要チェックです。
- ダイニング家具:
長らく人気の定番アイテム、スチールパイプ折りたたみチェア(板座)が6,990円→7,990円に、スチールパイプテーブルが7,990円→8,990円に、それぞれ1,000円値上げされます。
インテリアの定番、萬古焼 土鍋も5,990円→6,990円と、1,000円の値上げです。 - 毎日使う消耗品:
トイレットペーパー(シングル1個入り)が180円→199円に、再生紙タイプの4個入りが599円→699円になります。
固形石鹸としてファンも多いバスソープ(無香料・無着色)は190円→250円と、60円アップします。 - 文房具:
学生からビジネスパーソンまで幅広く使われるノート・マンスリー(日付記入式)が、100円→120円になります。セロハン粘着テープも250円→290円に。
食品で値上げされる主なアイテム
食品は59品目と、今回の値上げの中心的なカテゴリーです。
冷凍食品やレトルト、コーヒー、お菓子など、食卓を支える商品が並びます。
- レトルト・インスタント食品:
お手軽で人気の「炊き込みご飯の素 金目鯛ごはん」が390円→490円に、100円値上げ。
カレーの定番「牛ばら肉の大盛りカレー」は350円→390円になります。
あえるだけのパスタソース たらこは250円→290円に。 - コーヒー(豆・粉・ドリンク):
コーヒー愛好家に衝撃が走ったのが、オリジナルブレンド コーヒーの値上げです。
ミディアムテイストの豆(200g)は850円→950円に、お徳用の粉(400g)は1,490円→1,590円と、それぞれ100円アップ。
無糖のカフェオレベースも490円→590円になります。 - お菓子:
日常の小さなご褒美にぴったりの「無選別 レーズンチョコ」や「世界のお菓子 ブールドネージュ」は、250円→290円に。
大袋の「北海道牛乳のドーナツ」は399円→450円になります。 - 冷凍食品:
お弁当の救世主、冷凍キンパ(プルコギ)は650円→750円に値上げされます。
見落としがち!「内容量減」の実質値上げ商品
価格は変わらなくても、中身が減ればそれは実質的な値上げです。
今回、「てんさい糖ビスケット」は価格120円のままですが、内容量が80gから76gに減らされます。
こうした「ステルス値上げ」にも、目を光らせておきたいですね。
なぜ値上げ?その背景を読み解く
無印良品といえば、「わけあって、安い」というコンセプトで長年親しまれてきました。
それがなぜここまで続けて値上げをするのでしょうか。理由は大きく分けて3つあります。
1. 原材料費の世界的な高騰
コーヒー豆、小麦、カカオ、紙、陶土など、主要な原材料の価格が世界的に上昇しています。気候変動の影響などもあり、この流れは簡単には変わらないと見られています。
2. エネルギー・物流コストの増加
商品を製造し、店頭に並べるまでにかかる燃料費や輸送費(物流費)が高止まりしています。工場や店舗を動かすためのエネルギーコストも重くのしかかっています。
3. 持続可能な品質の維持
無印良品は今回の値上げについて、「適正な品質を維持しつつ」と説明しています。これはつまり、むやみにコストを削って品質を落とすのではなく、これまで通りの「誠実な商品」を作り続けるためには、ある程度の価格調整が必要だという、ブランドからのメッセージなのです。
実は今回の動きは無印だけではなく、2025年秋には多くの食品・日用品メーカーが相次いで値上げを予定しています。私たちは、そうした「新しい物価の時代」に直面しているのです。
過去の値上げでわかった、無印の「勝ちパターン」
「値上げすると売れなくなるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、無印良品は2023年に平均約25%という大胆な値上げを行った後、むしろ業績を大きく伸ばし、最高益を更新しているんです。
なぜそれが可能だったのでしょうか?そこには、無印ならではの戦略が見えてきます。
第一に、ブランドへの信頼です。 「わけあって、安い」が「質を維持するため、やむなく値上げ」と理解され、多くのリピーターが離れずに支持を続けました。
第二に、戦略的な商品構成の転換です。 近年の無印は、家具のような「たまに買う大きな買い物」から、食品や消耗品といった「毎日のように買う小さな買い物」に力を入れ、顧客の来店頻度を上げることに成功しています。値上げしても通い続けたくなる「生活のプラットフォーム」としての地位を築いているのです。
つまり、今回の2025年値上げは、単なるコスト転嫁ではなく、ブランドの価値を将来にわたって守り、さらに成長するための、計算された一手という側面が強いのです。
私たちにできる賢い対応策3選
値上げの流れは、しばらく続きそうです。だからこそ、私たち消費者は賢く対応したいものですね。
家計を守るための具体的なアクションを3つご紹介します。
1. 必需品は「9月4日まで」のまとめ買いを検討
保存の利く日用品(トイレットペーパー、石鹸)や、毎日飲むコーヒー豆、常備するレトルト食品などは、値上げ前日の9月4日までに必要な分を購入しておくと、その差額がそのまま節約になります。特に高額な家具を購入予定の方は、1,000円の差は大きいですよね。
2. 購入前に「本当に必要か」を考える習慣を
値上げをきっかけに、各商品の「我が家での重要度」を見直してみましょう。
「いつも買っているから」という惰性で購入していないか、使用頻度はどれくらいか、無印でなくても良いものはないか。単に「高い・安い」だけでなく、商品が提供する本当の価値(デザイン、機能、安心感) に対して、自分がいくら払う価値があるのかを考える良い機会になります。
3. 情報のアンテナを張り、新しい選択肢にも目を向ける
無印は家具の定額レンタルサービス「サブスクリプション」を強化するなど、所有から利用への転換を促す動きも見せています。また、他のメーカーからも似たコンセプトの商品が続々登場しています。「買う」以外の選択肢や、他ブランドとの比較を常に心がけることで、より豊かな消費生活を送れるはずです。
まとめ:2025年無印良品値上げの本質と向き合い方
いかがでしたか? 無印 値上げ 商品 一覧 2025 の動向は、単なる価格変更のニュースを超えて、私たちの消費のあり方そのものを問いかけてきているように感じます。
無印良品の値上げは、世界的なインフレという避けがたい経済環境への対応であると同時に、「良質で誠実な商品を持続可能な形で提供するためには、適正な対価が必要だ」というブランドの覚悟の表れでもあります。
私たち消費者は、値上げに振り回されるだけでなく、この機会に「何に、なぜお金を払うのか」という自分の基準をアップデートしていきましょう。必要なものは賢く購入し、時には他の選択肢も探してみる。そんな主体的な消費者の姿勢こそが、激動の物価時代を生き抜く、一番の智慧なのかもしれません。
