「お肌をサラサラに保つあのアイテム、値段が変わるって本当?」そんな声を最近よく耳にしませんか?
そうです。多くの方に長年愛用されてきた資生堂ベビーパウダー(プレスド)が、いよいよ価格改定を迎えます。今回の記事では、その具体的な新価格と値上げに至った理由、そしてこれからも使い続ける価値があるのかどうかを、詳しくお伝えしていきます。
気になる新価格は?値上げの具体的な内容
まずは、一番気になる具体的な内容から確認しましょう。
現在、多くのドラッグストアやオンラインショップで税込385円で販売されている資生堂ベビーパウダー(プレスド 50g)。この価格が、2026年3月4日から税込715円に変更されます。
計算すると、実に330円もの値上げです。率にすると約86%アップということで、これはかなり大幅な価格改定と言えるでしょう。
お値段以上に、多くの愛用者が「プチプラでずっと使えてきたのに…」と感じる、心理的な衝撃も大きいかもしれません。確かに、ワンコイン(500円)以下でお釣りがくる、コスパ最強のロングセラー商品のイメージが強かっただけに、驚いた方も多いと思います。
この変更は、資生堂が発表した「一部商品の価格改定」の一環として行われます。つまり、ベビーパウダーだけが特別に値上げされるわけではなく、会社全体の方針の中で実施される変更なのです。
ちなみに、小売店によっては、在庫処分のため値上げ前の価格で販売を続けている場合や、逆にすでに新価格に切り替わっている場合もあります。お買い物の際は、価格タグをしっかり確認することをおすすめします。
なぜ値上げ?その背景にある理由
では、なぜ今回これほどまでの値上げが行われることになったのでしょうか。
資生堂が公表している直接的な理由は、「原材料の価格高騰」 です。これはまさに、昨今の物価上昇の波が、私たちの身近な商品にも確実に影響を及ぼしていることを示す一例と言えるでしょう。
ベビーパウダーの主な成分である、肌を保護する効果を持つ酸化亜鉛や、サラサラ感を生み出すタルクなどの原料費が世界的に上昇しています。さらに、商品を製造するためのエネルギーコストや、店頭に届けるまでの物流費、容器や包装資材の価格も上がっています。
企業としては、できる限り長く価格を維持して皆さんに提供したいと考えています。しかし、こうしたコストの上昇が続く中で、同じ品質の製品を今後も作り続け、安定して市場に供給していくためには、価格の見直しは避けられない判断だったのです。
「昔からこの価格で変わらなかったから、そろそろ限界だったのかも…」という消費者の声も、実は的を射ているのかもしれません。長年、コスト圧力に耐えながら価格を維持してきた努力の末の、やむを得ない決断という側面もあるでしょう。
他社製品と比べてどうなる?価格比較
値上げ後、資生堂のベビーパウダーは市場の中でどのような位置づけになるのでしょうか。気になる主要な競合製品と簡単に比較してみましょう。
まず、同じく医薬部外品の固形パウダーとして人気の[ピジョン 薬用固形パウダー](https://www.amazon.co.jp/s?k=ピジョン 薬用固形パウダー&tag=new39-22)(50g)。こちらは現在、税込473円前後で販売されていることが多いです。資生堂の新価格715円と比べると、まだ200円以上の差があります。
次に、パウダータイプで定番の[ジョンソン ベビーパウダー](https://www.amazon.co.jp/s?k=ジョンソン ベビーパウダー&tag=new39-22)。こちらは内容量が100gと多く、税込292円程度です。容量あたりの単価で考えると、非常に低価格であることがわかります。
この比較から言えることは、資生堂ベビーパウダーは、値上げ後は他社製品と比べて「プチプラ」とは言い難い価格帯に仲間入りするということです。もちろん、商品の特徴や使い心地はそれぞれ異なりますが、価格だけを基準に選ぶ消費者にとっては、選択肢が変わるきっかけになる可能性はあります。
一方で、「高いからこそ、その品質にこだわる」 というブランドとしての新しい価値提案が始まるのかもしれません。
半世紀のロングセラー!変わらない商品の魅力
値上げは確かに気になるニュースですが、この商品が1971年に発売されて以来、約50年もの長きにわたって愛され続けてきた理由を、今一度思い出してみましょう。その確かな魅力は、価格が変わってもおそらく色あせることはないはずです。
まず何と言っても、「医薬部外品」 であること。これは、きちんと効果が認められた製品であるという証です。「あせもを防ぎ、さらさらとしたすこやかな肌を保つ」という表示は、ただのパウダーではなく、肌を守る機能を持つ製品であることを意味します。
使い心地も大きなポイント。固形にプレスされた「プレスドタイプ」 なので、粉がぼふっと舞い上がることが少なく、とても扱いやすいです。専用のパフが付いているので、そのままポーチに入れて携帯でき、外出先でのお手入れもらくらく。
そして、何より資生堂というブランドが持つ品質と安全性への信頼。赤ちゃんのデリケートな肌に使えるものづくりのノウハウは、私たち大人が使う上でも大きな安心材料になります。
実は、このベビーパウダー、赤ちゃん用としてだけでなく、大人のスキンケアやメイクアップのアイテムとしても幅広く活用されているのはご存知ですか?化粧下地として使ったり、夏のボディ用のサラサラパウダーとして使ったり。夜のスキンケアの最後にほんのりつけて、寝ている間のベタつきを防ぐという裏ワザ的使い方も人気です。
値上げ後も使い続ける?私たちの選択
さて、これだけの値上げがあれば、当然「これからも使い続けるべき?」という疑問が湧いてきますよね。
結論から言えば、これはご自身の優先順位次第です。
「とにかく安さが第一!」 という方にとっては、今回の値上げは他社製品への乗り換えを検討する十分な理由になるでしょう。先ほど比較したような、価格の安定した他社のベビーパウダーも、もちろん優れた製品です。
一方で、「使い慣れたこの製品の質と安心感を優先したい」 という方もきっと多いはずです。半世紀にわたって愛されてきたその実績は、単なる「安い商品」ではなく、「価値のある商品」であることの証明です。これまで感じてきたサラサラ感や肌あたり、確かな効果。それらが変わらないのであれば、多少の価格上昇は受け入れてもいい、と判断するのも一つの合理的な選択です。
また、値上げを機に「特別な時だけ使う贅沢品」として位置づけを変え、大事に使っていくという考え方もあるかもしれません。
まとめ:資生堂ベビーパウダー値上げのその先へ
今回の資生堂ベビーパウダーの値上げは、単なる一商品の価格変更ではなく、世界的な原材料高や物価上昇という大きな経済の流れが、私たちの日常生活の隅々にまで影響を与えていることを実感させる出来事でした。
企業が持続可能なかたちで良質な商品を供給し続けるためには、時にこうした難しい決断も必要です。もちろん、消費者である私たちも、自分の財布と相談しながら、本当に価値があるものにお金を払うという選択を、より真剣に考えていく時代になってきたのかもしれません。
値上げは2026年3月4日から。それまでに在庫を確保しておくか、それとも新価格でも買い続けるか、はたまた新たな愛用品を探し始めるか。あなたはどのような選択をされますか?いずれにせよ、これからも健やかな肌づくりのパートナーとして、自分に合った最適な1品を見つけていきたいですね。
