「最近、コンビニでいろはすスパークリングを見かけなくなった」――そんな声を耳にすることが増えています。
SNSでも「終売したの?」「もう買えないの?」といった投稿が相次ぎ、話題になっています。この記事では、いろはすスパークリングが本当に終売になったのか、販売終了の背景や今後の展開について詳しく解説します。
いろはすスパークリングとは?人気の理由をおさらい
「い・ろ・は・す」は、日本コカ・コーラが2009年に発売した天然水ブランドです。
軽量なエコボトルと“日本各地の採水地から届ける天然水”というコンセプトで知られ、環境配慮型ブランドとして多くのファンを持っています。
そんな「いろはす」シリーズの中でも炭酸タイプとして登場したのがいろはすスパークリング。
天然水に炭酸を加えたすっきりとした飲み心地が特徴で、無糖タイプからフレーバー付きまでさまざまなラインが登場してきました。
特に人気が高かったのはいろはすスパークリング れもん。
瀬戸内産レモンエキスを使った爽やかな味わいで、「甘すぎず飲みやすい」「夏にぴったり」と好評を集めていました。
いろはすスパークリングは本当に終売になったのか?
結論から言うと、「いろはすスパークリング」というブランド全体が完全に終売したわけではありません。
ただし、過去に販売されていた一部フレーバーや仕様が終了していることは事実です。
具体的には以下のような状況が確認されています。
- いろはすスパークリング ぶどうやいろはす グラススパークリングウォーター(瓶)はすでに終売
- いろはす 無糖スパークリングも無糖炭酸水カテゴリーの整理の一環として販売終了
- 一方でいろはすスパークリング れもんは現在も販売が続いており、スーパーや通販サイトで購入可能
つまり、“シリーズ全体の終了”ではなく、“一部商品の販売終了”というのが正確な表現です。
とはいえ、店舗での取り扱い数が減少しているため、「見かけなくなった=終売した」と誤解されるケースが多いようです。
終売・販売縮小の背景にある3つの理由
なぜ、いろはすスパークリングの一部商品が終売になったのでしょうか。
その背景には、飲料業界全体の流れやブランド戦略の変化が関係しています。
1. 炭酸水市場の競争激化と製品整理
無糖炭酸水の市場はここ数年で急拡大し、各社が多彩な製品を投入しています。
サントリーの南アルプススパークリング、アサヒのウィルキンソン、キリンのソルティライチソーダなど、選択肢は増加の一途をたどりました。
こうした中で、コカ・コーラ社内でも製品ラインの整理が進められ、
「無糖炭酸水を1ブランドに統一する」動きがあったとされています。
結果として、「いろはす 無糖スパークリング」は整理対象となり、終売になった可能性が高いとみられています。
2. 流通・取り扱い店舗の減少
最近では、コンビニやスーパーでの棚数が限られており、炭酸水コーナーの競争は激化。
特にいろはすスパークリングは“水ブランド”という位置づけからやや異色で、仕入れ対象外とされる店舗も増えてきました。
実際に、「いろはすスパークリング れもんは販売中だが、取扱店舗が減ったため見かけにくい」という声が多く見られます。
つまり、終売ではなく流通縮小が原因で“姿を消したように見える”ケースが多いのです。
3. コスト・ブランド戦略の見直し
炭酸入りの天然水は、通常の水に比べて製造コストが高く、炭酸保持のためのボトル仕様も特殊です。
加えて、ブランド全体が「環境配慮」「天然水の透明感」というイメージを大切にしているため、
炭酸水のポジションがやや異なるという指摘もあります。
そのため、販売規模の小さい商品から整理されるのは自然な流れといえます。
コカ・コーラ社としても、人気の高いレモンフレーバーを残し、他を段階的に終了する戦略を取ったとみられます。
現在も買える「いろはすスパークリング れもん」
ここで朗報です。
2025年現在、いろはすスパークリング れもんは引き続き販売されています。
スーパーやドラッグストアのほか、Amazonや楽天市場でも取り扱いがあり、まとめ買いも可能です。
ただし、コンビニでは販売していない地域や店舗も多いため、確実に入手したい場合は通販を利用するのがおすすめです。
ちなみに、公式サイトでも「日本の天然水に瀬戸内産レモンエキスを加えたスパークリングウォーター」と紹介されており、
正式な製品ページが残っていることからも、現時点での終売は否定できます。
今後の展開は?リニューアルや限定復活の可能性も
いろはすブランドはこれまでにも、季節限定や地域限定のフレーバーを数多く展開してきました。
たとえば「さくらんぼ」「もも」「りんご」「巨峰」など、短期間で終売する限定ボトルが定期的に登場しています。
そのため、スパークリングシリーズも「完全終了」ではなく、今後リニューアルや限定復活が行われる可能性があります。
とくに炭酸需要が高まる夏シーズンには、パッケージデザインの変更や新フレーバーの登場が期待できるでしょう。
また、環境配慮型ボトルやリサイクル素材を使った新シリーズへの移行も予想されます。
コカ・コーラ社が掲げる「サステナブルな飲料ブランド化」という流れの中で、
“新しい形のスパークリングウォーター”として再登場する日も遠くないかもしれません。
買いたい人のためのチェックポイント
「もう売ってない」と思っている人も、以下のポイントを意識すると見つけやすくなります。
- ネット通販を活用:Amazonや楽天では24本入りケースなどが販売中。
- スーパー・ドラッグストアをチェック:大型店舗では在庫が残っていることも。
- 販売エリアに注意:一部地域では取り扱いがない場合あり。
- 類似品との見分け:「いろはす 無糖スパークリング」は終売、「いろはすスパークリング れもん」は現行モデル。
見つけたときが買い時、と言えるかもしれません。
まとめ|いろはすスパークリングの「終売」は一部のみ
ここまでの内容をまとめると次の通りです。
- 「いろはすスパークリング」シリーズ全体が終売したわけではない
- 終売となったのはいろはす 無糖スパークリングやいろはすスパークリング ぶどうなど一部の旧仕様
- いろはすスパークリング れもんは現在も販売継続中
- 流通量の減少により、店頭で見かけにくくなっているだけの可能性が高い
- 将来的にリニューアルや限定復活の可能性もあり
いろはすスパークリングは、爽やかな味わいと軽やかな炭酸で長年愛されてきたシリーズです。
もし見つけたら、今のうちにストックしておくのも良いかもしれません。
そして今後、どんな形でブランドが進化していくのか――引き続き注目していきたいところです。
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