スタバのほうじ茶ドリンクが「終売したらしい」という噂、SNSでもよく見かけますよね。
「この前行ったらメニューになかった」「もう飲めないの?」と残念がる声も多いようです。
でも実際のところ、スタバのほうじ茶ドリンクは完全に終売してしまったわけではありません。
一部の商品が期間限定で終了しているだけで、現在も楽しめるメニューが存在します。
この記事では、販売終了の背景や再販情報を詳しくまとめます。
ほうじ茶ドリンクの種類と終売の経緯
スタバで“ほうじ茶”を使ったドリンクといえば、代表的なのが「ほうじ茶ティーラテ」と「ほうじ茶 & クラシックティーラテ」。
どちらも和の香ばしさが魅力で、発売当初から人気を集めていました。
まず「ほうじ茶ティーラテ」は、ほうじ茶の茶葉をミルクで抽出した定番のティーラテです。
しかし近年、店舗で取り扱いが減り「販売終了した」と言われるようになりました。
実際、公式メニューからも姿を消しており、現在は多くの店舗で提供されていません。
一方で、「ほうじ茶 & クラシックティーラテ」は2021年6月に期間限定で登場し、大好評のうちに一度終売となりました。
ところが、2024年6月に復活し、現在は通年で販売される定番商品として再登場しています。
つまり、“終売”は一時的であり、人気の高まりを受けて再販されたというわけです。
なぜスタバのほうじ茶ドリンクは販売終了したのか
「なぜ終売になったの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
理由はいくつか考えられます。
1つ目は、期間限定販売のサイクルです。
スタバの多くのドリンクは、季節限定やキャンペーン限定として販売されます。
ほうじ茶シリーズも例外ではなく、発売当初から「期間限定」の扱いでした。
そのため、販売終了=予定通り提供期間が終わっただけ、というケースも多いのです。
2つ目は、原材料や供給の問題です。
一部の店舗では「ほうじ茶の茶葉が品薄」「在庫がなくなり次第終了」といった案内が出ていた時期もあります。
季節ごとの需要や仕入れ状況によって、一時的に販売が止まることがあるのです。
3つ目は、メニューリニューアルによる仕様変更。
スタバは定期的にドリンクをリニューアルし、新しい味わいやブレンドを導入します。
「ほうじ茶ティーラテ」がなくなっても、「ほうじ茶 & クラシックティーラテ」という形でリニューアルされているように、実際には味や構成を変えて継続しているケースも多いのです。
終売と再販をめぐる誤解と混乱
SNSでは、「ほうじ茶ティーラテがなくなった!」「クラシックティーラテは別物!」という声が数多く見られます。
これは、似た名前のメニューが複数存在することが混乱の原因になっているようです。
「ほうじ茶ティーラテ」は茶葉のみを使用した純粋なティーラテ。
「ほうじ茶 & クラシックティーラテ」は、ほうじ茶と紅茶をブレンドしたティーベースにホワイトチョコシロップとクリームを加えた、よりスイーツ寄りのドリンクです。
味の方向性が異なるため、「リニューアル=別物」と感じる人も少なくありません。
また、店舗や地域によって取扱いが異なるのも誤解を生みやすいポイント。
公式には「通年販売」とされていても、在庫状況や機材の都合で一時的に提供を休止している店舗もあります。
結果として、「見かけなくなった=終売」と思われてしまうのです。
再販された「ほうじ茶 & クラシックティーラテ」の魅力
2024年に定番化した「ほうじ茶 & クラシックティーラテ」は、前回の販売時よりもさらに完成度が高まっています。
ほうじ茶の香ばしさと紅茶の渋み、そこにホワイトチョコレート風味のシロップとクリームのまろやかさが加わり、奥行きのある味わいに仕上がっています。
ほうじ茶には2種類の茶葉が使われています。
一つは「きなこのような香ばしさ」が特徴の茶葉、もう一つは「カカオのような深み」を持つ茶葉。
このブレンドにより、温かみがありながらもすっきりとした余韻が残ります。
サイズはショートからベンティまで4種類。
テイクアウト価格はショート501円、トール540円、グランデ584円、ベンティ628円(税込)。
ホットでもアイスでも注文でき、気分や季節に合わせて楽しめます。
口コミでも「ほうじ茶の香ばしさとクリームの甘さが絶妙」「再販されて本当にうれしい」と高評価。
発売初日はSNSでも「行列ができた」と話題になりました。
今後、再び終売する可能性はある?
現時点で「ほうじ茶 & クラシックティーラテ」は通年販売とされています。
ただし、スタバの商品は時期やキャンペーンによって一時的に提供が休止されることもあります。
人気の高いメニューとはいえ、原材料の入荷状況や季節メニューの入れ替えなどで、一時的に販売が止まる可能性はゼロではありません。
また、スタバは常に新しいティードリンクを開発しているため、将来的にラインナップが変更される可能性もあります。
ただ、過去のように一度終売しても再販・定番化の前例があるため、完全に消えるという心配は少なそうです。
もし「最近見かけないな」と思ったら、スタバ公式サイトのメニューやプレスリリースをチェックしてみましょう。
もしくは、店舗スタッフに聞くのが一番確実です。
また、SNS検索で「スタバ ほうじ茶 クラシック」「ほうじ茶ラテ 販売終了」といったキーワードを調べると、最新の状況を知ることができます。
スタバのほうじ茶ドリンクが終売って本当?今後も注目したい和の定番
結論として、スタバのほうじ茶ドリンクは「一部が終売しただけ」で、現在は「ほうじ茶 & クラシックティーラテ」として再販・定番化されています。
ほうじ茶ティーラテのような旧商品は終了していますが、その流れを継ぐ新しいメニューが登場しているわけです。
和の味わいをスタバで気軽に楽しめるドリンクとして、ほうじ茶シリーズは今後も注目度が高い存在。
限定フラペチーノなどの派生商品が登場する可能性も十分あります。
「終売」という言葉に一喜一憂する前に、ぜひ公式情報をチェックしながら、季節ごとに変わる“ほうじ茶の表情”を楽しんでみてください。
スタバのほうじ茶ドリンクが終売って本当?――その答えは、「形を変えて、今も続いている」です。

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