寒い季節になると、無性に食べたくなるのが「いちご味のチョコレート」。ピンク色の板チョコを見かけるとつい手が伸びてしまう人も多いはずです。ところが最近、「いちご板チョコが全然売ってない」「どこを探しても見つからない」という声がSNSや口コミサイトで増えています。
今回は、そんな「いちご板チョコが売ってない」理由と、販売終了・再販の可能性について詳しく調べてみました。
いちご板チョコが売ってないのはなぜ?
まず結論から言うと、「いちご板チョコ」は期間限定商品として販売されるケースが多く、通年で売られていないことが最大の理由です。
明治やロッテ、森永などの大手メーカーでも、いちご味のチョコは冬から春にかけての“シーズン限定フレーバー”として登場することが多く、夏場や秋には店頭から姿を消します。
また、人気が集中する時期には在庫が一気に減って早期完売してしまうこともあり、「売ってない」と感じる人が増えるのです。
季節限定・バレンタイン時期だけの販売が多い
いちごの旬は12月〜3月。この時期に合わせて各メーカーがいちごフレーバーのチョコレートを多数展開します。
バレンタインシーズンは特に需要が高く、板チョコタイプも豊富に並びますが、3月を過ぎると徐々に入荷が止まり、在庫がなくなり次第販売終了になるケースがほとんどです。
特に「明治 ストロベリーチョコレート」や「ロッテ ガーナピンクチョコレート」は冬季限定の代表格。店頭で見つからなくなるのは、季節の終わりを迎えた証拠ともいえるでしょう。
店舗や地域によって取扱いが異なる
もうひとつの理由は、流通の限定性です。
いちご板チョコは「全国一律販売」ではなく、地域・店舗によって入荷状況が大きく異なります。スーパーでは販売していても、コンビニには並ばないことも。
また、一部では特定チェーン限定で販売されることもあり、「近所ではどこにも売っていない」という事態が起こりやすいのです。
SNSでも「ドラッグストアで見かけたけど、すぐ売り切れてた」「ローソンではなかったけどイオンにはあった」といった声が目立ちます。
終売やリニューアルの可能性も
中には、「明治 ストロベリーチョコレートの板タイプが販売終了していた」という情報もあります。
これは公式発表ではないものの、複数のユーザーが同様の報告をしており、実際にパッケージや形状の変更を経て販売が終了したケースもあるようです。
メーカー側は市場の変化に合わせて商品を定期的に見直しており、人気が一定水準に届かないフレーバーは終売、または**形態変更(バータイプ・ミニサイズ化など)**が行われることがあります。
「板チョコ」という形にこだわる人にとっては、これが“売ってない”と感じる原因になっているのです。
板チョコ市場の変化も影響している
チョコレート市場では、ここ数年で「割れチョコ」「アソートパック」「糖質オフ」など多様な形の商品が増えています。
これにより、昔ながらの「板チョコ」タイプは全体的に棚面積が減少しつつあります。
さらに、メーカーが“販売効率の良い商品”に注力するようになった結果、売上の伸びが限定的ないちごフレーバーは後回しになりがち。
つまり、単純な人気の問題ではなく、販売戦略上の合理化によって姿を消している可能性も高いのです。
いちごチョコ自体は健在!ただし形状が違うだけ
「もういちごチョコは食べられないの?」と思う人もいるかもしれませんが、実際には“いちご味のチョコ”自体は今も多くのブランドから発売されています。
たとえば、アソートタイプの「きのこの山 いちご&ショコラ」や、ポップな「アポロチョコ」などは通年で手に入ります。
ただ、これらは板状ではないため、“いちご板チョコ”という形に限定して探すと、どうしても見つけにくいのです。
販売終了商品の復刻や再販の可能性
いちご板チョコは過去にも何度か“復刻販売”されたことがあります。
例えば、ロッテや明治では期間限定で過去の人気フレーバーを復活させることがあり、SNS上で話題になることもしばしば。
ただし、再販は突然発表されることが多く、毎年同じ商品が出るとは限りません。
再登場を狙うなら、各メーカーの公式SNSや新商品ニュースを定期的にチェックするのが確実です。
通販で探すのも一つの方法
「どうしても食べたい!」という人は、オンライン通販をチェックしてみましょう。
一部のネットショップやフリマアプリでは、過去の限定商品が在庫販売されていることがあります。
Amazonや楽天では、海外製のストロベリーチョコレートや、業務用のいちご板チョコも販売されています。
ただし、賞味期限や転売商品の価格には注意が必要です。公式ルートでの再販情報を優先的に確認しましょう。
いちご板チョコの再販時期を予想するなら?
例年の傾向から見ると、再販のチャンスは冬から春先に集中しています。
特に12月〜2月はチョコレートの需要がピークを迎えるため、新フレーバーや復刻商品の登場が多い時期です。
もし再びいちご板チョコが発売されるなら、この時期に合わせて発表される可能性が高いでしょう。
メーカーの公式サイトやプレスリリースを定期的にチェックすることで、発売情報を逃さずキャッチできます。
代替になるおすすめのいちごチョコ
「板チョコにこだわらなくてもいい」という人には、次のような代替商品もおすすめです。
- アポロチョコ:定番のいちご味。ミルクとのバランスが絶妙。
- ガーナロリポップいちご:板チョコの味に近いがスティックタイプで手軽。
- 明治 チョコレート効果ストロベリー:少しビターで大人向けの味わい。
- 輸入ブランドのストロベリーチョコバー:海外製は通年販売が多い。
これらは季節を問わず入手できるため、いちご板チョコがない時期の代替としても満足度が高いでしょう。
まとめ:いちご板チョコが売ってないのは「季節」と「流通」の問題
いちご板チョコが店頭から消えてしまう主な理由は、以下のとおりです。
- 冬〜春限定の季節商品である
- 販売期間が短く早期完売しやすい
- 店舗・地域限定で流通している
- 終売・リニューアルによる形態変更
- 板チョコ市場の縮小による棚落ち
つまり、“人気がなくて消えた”わけではなく、市場構造と季節性が大きく影響しているのです。
もしまたピンク色のいちご板チョコを見かけたら、それはまさに季節のご褒美。
ぜひ冬の間に味わっておくのがおすすめです。
次に見かけるのは、また寒い季節が訪れる頃かもしれません。

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