夏になると無性に食べたくなる氷菓のひとつが「アイスボックス」。中でも、果汁たっぷりで濃厚な味わいの「アイスボックス巨峰」は根強い人気がありますよね。ところが最近、「どこにも売ってない」「見かけなくなった」との声がSNSなどで増えています。この記事では、アイスボックス巨峰が本当に販売終了なのか、それとも一時的に姿を消しているだけなのかを詳しく解説します。
アイスボックス巨峰とは?濃い果実氷シリーズの人気フレーバー
「アイスボックス」は森永製菓が1993年から販売している氷菓ブランドで、“ザクシャリ食感”が特徴のロングセラー商品です。コンビニの冷凍コーナーでお馴染みのボトルタイプで、飲料やお酒に入れて楽しむ人も多いですね。
その中でも「アイスボックス濃い果実氷〈巨峰〉」は、果汁を贅沢に使用したフルーツ系フレーバーシリーズのひとつ。巨峰果汁を約58〜80%も使用し、口に入れた瞬間にぶどうの芳醇な香りが広がるのが魅力です。カロリーは約49kcalと控えめで、暑い季節のリフレッシュにもぴったり。
ボトルタイプで持ち歩きやすく、キャップを閉めれば少しずつ味わえる点も人気の理由です。
売ってないという声が急増?その背景とは
近年、SNSや知恵袋などで「アイスボックス巨峰が売ってない」「どこのコンビニにもない」という投稿が相次いでいます。
実際に検索してみると、「セブンにもローソンにも無かった」「去年は見かけたのに今年は無い」といった声が多数。では、なぜこのような状況になっているのでしょうか。
その理由は主に次の3つが考えられます。
- 季節限定での販売だから
アイスボックス巨峰は、毎年夏限定で発売されることが多く、秋冬にはほとんどの店舗から姿を消します。公式サイトでも“この時期だけの限定商品”として紹介されており、通年販売ではありません。 - コンビニ限定の取り扱いが中心だから
濃い果実氷シリーズはコンビニ限定での展開が多く、スーパーやドラッグストアでは見かけにくい商品です。そのため、普段コンビニを利用しない人にとっては「売ってない」と感じやすくなっています。 - 人気による品薄・一時的な供給停止
過去には、猛暑の影響でアイスボックス全体の供給が追いつかず、一部フレーバーが一時販売休止となった例もあります。アイスボックス〈グレープフルーツ〉味が2018年に一時的に販売停止になった際、巨峰味も同様に入手困難な状況になりました。
つまり、「売ってない=終売」ではなく、「季節や流通のタイミングによって一時的に見つからない」ケースが多いのです。
販売終了・廃盤の可能性はある?
多くの人が気になるのは「もう販売終了したのか?」という点ですが、結論から言うと**アイスボックス巨峰は終売していません**。
森永製菓の公式サイトでは、現在も「アイスボックス濃い果実氷〈巨峰〉」の商品ページが公開されています。さらに、森永エンゼルブログでも2025年6月に「アイスボックス濃い果実氷〈巨峰〉がこの夏登場」と紹介されており、最新の発売情報も確認できます。
つまり、販売終了どころか、毎年夏に再登場する“季節限定の定番商品”として継続しているのです。
ただし、販売エリアや店舗の仕入れ状況によって入荷が限られることがあり、地域によっては「どこにも無い」という状態になることもあります。特に地方のコンビニでは入荷数が少ない傾向にあるため、運よく見かけたら早めに購入しておくのがおすすめです。
いつ再販される?2025年の最新情報
最新の情報によると、2025年版のアイスボックス濃い果実氷〈巨峰〉は6月24日から全国のコンビニで発売予定と告知されています。例年、5月下旬〜6月上旬ごろに新作が出始め、真夏にかけて流通量が増える傾向があります。
ただし、9月以降になると在庫が減り、順次出荷終了となるため、購入できる期間は実質3か月ほど。毎年“見つけたら即買い”が鉄則の人気商品です。
通販では常時取り扱いがなく、冷凍配送の関係でAmazonや楽天でもほとんど販売されていません。購入するなら、コンビニ(特にセブンイレブン・ローソン・ファミマ)の冷凍コーナーを定期的にチェックするのが確実です。
アイスボックス巨峰が見つからないときの代替商品
どうしても見つからない場合は、同シリーズの他フレーバーを楽しむのもおすすめです。アイスボックスには以下のようなラインナップがあります。
中でも〈マスカット〉は巨峰に近い爽やかな甘みがあり、果汁感を楽しみたい人にはぴったり。定番のアイスボックス〈グレープフルーツ〉味もスッキリした後味で、夏のドリンクアレンジにも使いやすいです。
また、氷菓系の代替としては、森永製菓の「アイスボックス」と同じような食感を持つ商品として、「ガリガリ君ソーダ」や「爽」なども人気があります。
なぜ“終売”の噂が出やすいのか
「販売終了」と勘違いされやすい理由は、メーカーの公式アナウンスがあまり大きくないことにもあります。
森永製菓は、限定商品の終了時に「販売終了しました」という告知を出すことが少なく、自然に店頭から消えるスタイルを取ることが多いのです。
さらに、SNSで「見かけない=終売」という投稿が拡散されやすく、それが検索結果で上位に出てくるため、多くの人が本当に販売終了したと勘違いしてしまうケースが見られます。
実際には、毎年のように再販されているため、慌ててまとめ買いする必要はありません。ただし、季節限定・数量限定のため、人気が集中するタイミングでは一時的に入手困難になる点には注意が必要です。
まとめ:アイスボックス巨峰は季節限定で今後も登場予定
ここまで見てきたように、「アイスボックス巨峰が売ってない」と感じる原因は、主に季節限定の販売サイクルと店舗ごとの在庫差にあります。
- 終売・廃盤ではない
- 2025年も6月下旬から再販予定
- 主にコンビニ限定で販売
- 夏の間だけ入手できる季節アイス
つまり、「売ってない」と感じても、それは販売時期外か入荷待ちの可能性が高いのです。
見つけたら迷わず購入して、ひんやり濃厚な巨峰の味わいを楽しみましょう。
夏の暑さを乗り切る相棒として、今年も「アイスボックス巨峰」に期待です。

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