最近、「ゴムのXLサイズが売ってない」「ドラッグストアでも見つからない」といった声が増えています。
実際、コンビニや薬局の棚を探しても、見つかるのはMやLばかり。ではなぜ、XLサイズだけが姿を消しつつあるのでしょうか?今回は、その理由や販売停止の背景、そして今でも購入できる方法までをわかりやすくまとめました。
ゴムXLサイズが売ってないと感じる人が増えている理由
まず前提として、「XLサイズのコンドーム(ゴム)」は一般的なM・Lよりも大きめで、直径42〜46mm前後のものを指します。
しかしこのサイズ、国内では流通量が少なく、取り扱う店舗も限られています。
SNSや掲示板でも、
「近所の薬局でXLがなくなってた」
「コンビニで聞いたら、Lまでしか置いていないと言われた」
といった声が相次いでおり、体感的にも「売ってない」と感じる人が多いようです。
販売停止・在庫減少の主な理由
1. 需要が少ないため
日本国内では、Mサイズが最も標準的とされています。実際に医療情報サイトなどでも「XLサイズを必要とする割合は数%程度」と言われており、全体の市場シェアはかなり小さいのが現状です。
需要が少ない商品は、メーカーや流通業者にとって生産コストが重く、在庫リスクも大きくなります。そのため、販売数が伸びにくいXLサイズがラインナップから外されやすいのです。
2. メーカーのラインナップ整理
いくつかのブランドでは、製品リニューアルや販売体制の見直しに伴い「ジャストフィットXL」の製造を終了しています。
例えば「ジャストフィットXL」など、一部シリーズが販売終了とされており、今後も同様の整理が進む可能性があります。
メーカーとしては、売れ筋であるM・Lサイズの生産を優先し、効率的なライン運営を図る動きが背景にあります。
3. 店舗スペースの制約
コンビニやドラッグストアでは、限られた棚スペースに数多くの商品を並べる必要があります。
そのため、回転率の低いサイズや特殊仕様の商品は、どうしても置きづらくなる傾向があります。
特にコンビニでは「緊急時でも無難に使える標準サイズ」が重視されるため、XLは最初から在庫にないケースも多いようです。
4. サイズ表記や理解の難しさ
もう一つの理由として、「サイズ表記のわかりにくさ」も挙げられます。
同じXLでもメーカーによって直径や伸縮性が異なり、実際のフィット感に差が出ます。
「大きめを買ったのに合わなかった」「破れてしまった」という声もあり、こうしたトラブルを避けるため、慎重に販売しているメーカーもあるのです。
それでもXLサイズを探している人へ:購入できる場所
売り場から減ってきたとはいえ、完全に入手できないわけではありません。
ここからは、今でも購入できる方法を紹介します。
1. Amazon・楽天などの通販サイト
最も確実なのが通販サイトです。
「ゴム XL」「コンドーム XL」などで検索すると、「うすぴたXL」「メガビッグボーイ」などの大きめサイズが複数見つかります。
在庫のあるうちにまとめ買いしておく人も多く、口コミでも「近所に売ってないからネットで買った」との声が目立ちます。
プライバシー配送にも対応しているため、安心して購入できます。
2. ドラッグストアの実店舗
大型店舗のドラッグストアでは、店舗によっては在庫が残っていることもあります。
たとえばマツモトキヨシ、ウエルシア、サンドラッグなどでは、地域や時期によって入荷しているケースも確認されています。
ただし、店舗ごとに取り扱いが異なるため、事前に電話で確認するのが確実です。
3. 性具専門店・輸入品取扱ショップ
東京や大阪などの都市部には、コンドーム専門店や大人向けショップもあります。
そこでは国内未発売の海外製XLサイズも多く、直径50mmを超える製品も見つかります。
日本では大きめサイズが希少な分、こうした専門ルートを利用する人も増えています。
代替候補や選び方のポイント
もしXLが手に入らない場合は、以下のような選択肢を検討してみてください。
- ワイドタイプやビッグサイズ表記
XL表記ではなくても、直径が44mm以上の「ワイド」や「ビッグボーイ」タイプなら、実質的に同等のサイズ感です。 - 伸縮性の高い素材を選ぶ
ポリウレタンや高伸縮ラテックスを採用した製品なら、MやLサイズでも装着感がゆるやかになることがあります。 - 海外製を試す
海外ではXL以上のサイズ展開が豊富で、輸入通販で購入可能です。ブランドによって厚みやフィット感も異なるため、レビューを参考に選ぶのがおすすめです。
サイズが合わないリスクにも注意を
サイズが合わないまま使用すると、「破損」「脱落」などのトラブルにつながる可能性があります。
医療機関や性教育関連サイトでも、「自分に合ったサイズを選ぶことが安全の基本」と明記されています。
特に、無理に小さいサイズを使うと圧迫による不快感や、避妊効果の低下を招く場合があるため注意が必要です。
これからの展望とまとめ
現時点では、XLサイズのゴムが店頭で手に入りにくいのは事実です。
理由は需要の少なさ、メーカーのライン整理、店舗スペースの問題などが重なった結果と言えます。
しかし、ネット通販や専門店では依然として購入可能で、選択肢も広がっています。
今後も国内では「標準サイズ中心」の傾向が続くと思われますが、ニーズが一定数ある以上、完全に消えることはないでしょう。
サイズに悩んでいる人は、通販や輸入品も上手に活用しながら、自分に合った製品を見つけてください。
ゴムXLサイズが売ってないときの最適な対応策
最後にもう一度まとめると――
「ゴムXLサイズが売ってない」と感じたら、まず通販サイトを確認。
見つからない場合はワイドサイズや海外製も選択肢に。
大切なのは、サイズに合った安全な製品を選ぶことです。
市場の変化は続いていますが、探せばきっと自分に合うXLサイズが見つかるはずです。

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