最近、「ユニクロのエアリズム ボディシェイパーショーツが売ってない」「店舗でもネットでも見つからない」という声が多く聞かれます。長年愛用してきた人にとって、あの着心地と程よい補整力が手に入らないのは本当に残念ですよね。
では、実際に販売終了してしまったのでしょうか？それとも、一時的な品切れやリニューアルなのでしょうか？ここでは、ユニクロのエアリズム ボディシェイパーショーツが“売ってない”と言われる理由や、販売終了の背景、そして再販の可能性までを詳しく解説します。
エアリズムシリーズの中でも人気が高かった「ボディシェイパー」
ユニクロのボディシェイパーといえば、「エアリズム ボディシェイパーショーツ（スムース・4分丈）」などが代表的。通気性の良さと締め付けすぎないフィット感が人気を集め、口コミでも「他の補整下着より着心地がいい」「毎日履いても苦しくない」と高評価でした。
価格も1,000円前後と手に取りやすく、インナーとしてもガードルとしても使える万能アイテム。そんな人気商品がいつの間にか店頭から消えてしまい、多くのユーザーが「廃盤になったのでは？」と感じ始めたのです。
実際、SNSや口コミサイトではこんな声が目立ちます。
「ユニクロのボディシェイパーがどこにもない」「店舗で聞いたら製造していないと言われた」「オンラインでも検索しても出てこない」。
つまり、在庫が極端に減り、公式サイトでも一部の商品ページが見つからない状態になっているのです。
売ってないと言われる理由①：リコール（自主回収）の影響
まず最初に挙げられるのが、過去に発表された「リコール（自主回収）」です。
ユニクロは2021年5月、「エアリズム ボディシェイパーショーツ（スムース・4分丈）」など一部商品で異物混入の可能性があるとして回収を実施しました。
対象は製造時期限定でしたが、この影響で一時的に販売が停止され、ユーザーの間では「販売終了」と誤解されたケースも多かったようです。
実際には、その後安全性を確認したうえで再販売された商品もあります。しかし、一部カラーやサイズは再入荷されず、そのままフェードアウト。結果として「愛用していた型番が手に入らない」という状態になりました。
売ってないと言われる理由②：モデルチェンジによる仕様変更
ユニクロの商品は、毎シーズンごとに細かいアップデートが行われます。素材の改良や形状の見直しは頻繁にあり、「同じシリーズ名でも履き心地が違う」というのは珍しくありません。
ボディシェイパーもその一つで、旧モデル（スムース・4分丈など）は販売終了し、代わりに「ヒートテック ボディシェイパー ノンラインショーツ」や「エアリズム シームレスショーツ」といった新シリーズが登場しています。
ただ、この新モデルは従来品と全く同じ仕様ではなく、「丈が短くなった」「補整力が弱くなった」と感じる人もいるようです。そのため、以前の感覚を求めるユーザーからすると「もう売ってない」と感じてしまうわけです。
売ってないと言われる理由③：在庫切れと店舗展開の縮小
ユニクロは全商品を常時販売するわけではなく、需要や季節によってラインナップを入れ替えています。インナー系商品は特に入れ替えが早く、夏季はエアリズム中心、冬季はヒートテック中心に切り替わります。
このタイミングでボディシェイパーがオンラインストアから姿を消すと、「終売」と思われがちですが、実際にはシーズンオフによる販売休止という場合もあります。
また、近年は「大型店舗限定商品」として一部サイズ・カラーのみ取り扱っているケースもあります。そのため、近所の店舗では見つからず、「売ってない」と誤解されることがあるのです。
販売終了の可能性とその背景
ユニクロが公式に「ボディシェイパーシリーズを終了する」と発表した事実は確認されていません。ただし、旧仕様のモデルが生産終了となっているのは確かです。
その背景には、コスト構造や市場の変化が関係していると考えられます。
- 製造コストの上昇
原材料や物流コストが上がる中、990円という低価格で補整機能を維持するのは難しくなっています。 - 需要の多様化
近年は“締め付けすぎない補整”を求める声が増えており、ユニクロも「快適さ」を優先した新インナーにシフトしています。 - ラインナップ整理
商品数を絞り、在庫ロスを減らす戦略を進めているため、似た機能を持つインナーが統合された可能性もあります。
こうした要因が重なり、「従来モデルの生産終了＝シリーズ全体の販売終了」と受け取られたのかもしれません。
現在販売中の類似モデル
2025年現在、ユニクロ公式サイトでは次のような商品が確認できます。
これらは旧モデルの後継に位置づけられるアイテムで、軽い補整機能や肌触りの良さを残しつつ、より快適性を重視しています。
ただし、「4分丈」「タンクトップ型」「ブラ付き型」など一部仕様は展開されておらず、全く同じものを求めるユーザーには物足りなさが残るかもしれません。
再販の可能性はある？
結論から言うと、「同じ型の再販は低いが、リニューアル販売の可能性はある」と考えられます。
ユニクロは過去にも、ユーザーの要望が多い商品を改良して再発売した例があります。エアリズム ボディシェイパーショーツもレビュー欄で「再販してほしい」「改良しなくていいから復活して」との声が多く、再展開の余地は十分にあるでしょう。
ただし、現状では公式から再販時期や復刻計画の発表はありません。したがって、当面は現行ラインナップや他ブランドで代替品を探すのが現実的です。
代替アイテムを探すときのポイント
ボディシェイパーのような補整インナーを選ぶ際は、以下の点に注目すると良いでしょう。
- 素材の伸縮性：エアリズムのような滑らかな生地かどうか
- 補整力の強さ：日常使いなら軽め、フォーマル用なら中〜強めが理想
- 縫い目やラインの少なさ：アウターに響かない設計かどうか
他社製品では、ワコールやトリンプなどが補整インナーを展開しています。価格帯は上がりますが、ユニクロと似た着心地を求める人には良い選択肢です。
また、ユニクロでも今後新たな「エアリズムシェイプ系」シリーズが登場する可能性があるため、定期的に公式サイトをチェックしておくと良いでしょう。
ユニクロのボディシェイパーが売ってないときの対処法
- 公式オンラインストアを定期的に確認する
シーズンごとに商品が再登場するケースもあります。 - 大型店舗や旗艦店を探す
地方の店舗にはない型やサイズが置かれていることもあります。 - フリマアプリやアウトレットで探す
廃盤品が新品未使用で出回っていることもあります。 - レビュー投稿で声を届ける
ユーザーの要望が多ければ、再販につながる可能性もゼロではありません。
まとめ：ユニクロのボディシェイパーは“完全廃盤”ではない
ユニクロのエアリズム ボディシェイパーショーツが「売ってない」と感じる背景には、
・一部モデルのリコール
・仕様変更によるモデルチェンジ
・在庫切れや展開縮小
など複数の要因が絡んでいます。
シリーズ全体が完全終了したわけではなく、今も類似モデルは販売中です。
ただし、旧仕様を求める人にとっては“実質的な終売”に感じられるのも無理はありません。
再販の公式発表はないものの、人気の高いシリーズであることを考えると、改良モデルとして復活する可能性は十分にあります。
ユニクロのエアリズム ボディシェイパーショーツを愛用していた方は、今後の新作発表に期待しつつ、現行モデルや他ブランドも併せてチェックしてみてください。
