最近、「100均で卓上カレンダーが見つからない」「どこに行っても売ってない」という声が増えています。年が明けて新しいカレンダーを探す人にとっては、身近な100円ショップで買えないのは少し不便ですよね。この記事では、なぜ100均で卓上カレンダーが売ってないのか、その背景や再販の可能性、購入のコツまでをわかりやすく解説します。
100均の卓上カレンダー、実は“販売時期が早すぎる”？
まず知っておきたいのは、100均の卓上カレンダーは「思ったより早く販売が始まり、思ったより早く終わる」という点です。
ダイソーやセリアなどでは、翌年用のカレンダーが8月〜10月頃から並び始めます。この時期はまだ年末でもないため、「こんなに早く出るの？」と感じる人も多いでしょう。
そして11月〜12月が在庫のピーク。年が明ける頃には、売り場が縮小され、ほとんどの商品が姿を消しています。
つまり、「年が明けてから買いに行くともう売ってない」というのが、100均カレンダーの“あるある”なのです。
特に人気の高い卓上カレンダータイプや、おしゃれ系デザイン、キャラクター付きなどは早い段階で売り切れてしまう傾向があります。販売終了というよりは、**「販売時期が早すぎて買い逃している」**というのが実態に近いのです。
卓上カレンダーが品薄・売ってないと感じる理由
「100均に行ったのにカレンダーがない」と感じる背景には、いくつかの要因が重なっています。ひとつずつ見ていきましょう。
1. 売り場の入れ替えが早い
100均は季節商品の回転が非常に早く、ハロウィンやクリスマス、お正月などのイベントが終わると、次の季節のアイテムに入れ替えられます。
カレンダーもその一部として、1月上旬には撤去されてしまう店舗が多いのです。
2. 卓上カレンダータイプの取り扱いが少ない
壁掛けカレンダーはサイズが大きく目立つため多くの店舗で扱われますが、卓上カレンダータイプは数が限られていることも。
店舗のスペースや需要の差によって、「壁掛けしかない」「卓上が入荷していない」ということも珍しくありません。
3. 再入荷がない
100均のカレンダーは、基本的に“年1回きり”の入荷が多い商品です。一度売り切れると再入荷はほとんど期待できません。
人気デザインを見つけたら、その場で確保するのが鉄則です。
4. 店舗ごとの取り扱い差
ダイソーやセリアといっても、全店舗で同じ商品を置いているわけではありません。
大型店では複数種類を扱っていても、小型店では一部のラインしか入荷しないこともあり、地域差が出やすいのが特徴です。
「販売終了」ではなく「入荷時期・在庫の問題」が主な理由
SNSなどで「100均の卓上カレンダーが販売終了した」との声を見かけることがありますが、実際には全チェーンで一斉に終売になったという情報は確認されていません。
むしろ、流通のタイミングや在庫量が年々減っていることが「売ってない」と感じる原因になっています。
ダイソーやセリアでは、毎年新デザインのカレンダーを展開しており、翌年版が出る時期もほぼ固定。
一方で、シリーズ継続が保証されているわけではないため、前年にあったデザインが翌年に登場しないケースも多くあります。
結果として、「去年買ったシリーズがない＝販売終了したのでは？」と感じる人も少なくありません。
100均で卓上カレンダーを確実に手に入れる方法
「毎年100均でカレンダーを買いたい！」という人は、以下のポイントを押さえておくと失敗しにくくなります。
1. 9月〜10月にチェックを始める
来年のカレンダーは早ければ8月末には並びます。
9月〜10月が品揃えのピークなので、この時期に買いに行くのがベストです。10月下旬以降は、人気柄が徐々に減っていきます。
2. 大型店舗を狙う
大型のダイソーやセリアでは、卓上カレンダー・壁掛けともに種類が豊富。
同じチェーンでも小規模店とは品揃えが大きく異なるので、複数店舗を回る価値があります。
3. オンラインストアもチェック
ダイソーのネットストアなどでも、セット販売や数量限定でカレンダーを取り扱うことがあります。
ただし、送料やまとめ買い条件が付く場合もあるため、コスパを考えて選ぶのがポイントです。
4. 4月始まりタイプは1〜2月に
学生や新社会人向けの「4月始まり」カレンダーは、年明けから2月ごろに登場します。
1月に「もうカレンダーない！」と思っても、この時期に再度チェックすると見つかる可能性があります。
100均以外でも手に入る！代替購入先のアイデア
もし時期を逃してしまった場合は、100均以外にも選択肢があります。
卓上カレンダーは価格帯が幅広く、200〜500円でも十分コスパの良いものが見つかります。
- 文房具店・雑貨店：デザイン重視の卓上タイプが豊富。紙質や使い勝手も良い。
- 書店：キャラクターやイラスト系など、限定デザインを扱う店舗も。
- 通販サイト（Amazon・楽天など）：種類が多く、在庫も安定。時期を問わず購入可能。
- ハンドメイドマーケット：おしゃれな手作りカレンダーを探す人にもおすすめ。
100均のカレンダーはシンプルで実用的ですが、「長く使いたい」「見た目にこだわりたい」という場合は、少し価格帯を上げるだけで選択肢が一気に広がります。
卓上カレンダーを100均で買うメリットと注意点
最後に、100均の卓上カレンダーを選ぶ際のメリットと注意点を整理しておきましょう。
メリット
- 価格が手頃で買い替えがしやすい
- デザインが年ごとに刷新され、選ぶ楽しみがある
- 手帳やメモスタンドと組み合わせやすい
注意点
- 紙が薄めで耐久性は高くない
- 書き込みスペースが狭いタイプもある
- 同じデザインを翌年に再購入できる保証がない
- 再入荷がほぼなく、シーズンを逃すと手に入らない
「とりあえず今年用のカレンダーが欲しい」「職場用に簡単なものを置きたい」場合には最適ですが、「毎年同じシリーズを使いたい」人にはやや不向きです。
卓上カレンダーが100均で売ってないときは“時期”を意識しよう
結論として、卓上カレンダーが100均で売ってない理由は「販売終了」ではなく、販売時期が早く、在庫がなくなるのが早いから。
8月〜10月が販売のピークで、年明けにはほぼ姿を消します。
もし今「売ってない」と感じているなら、それは自然なタイミングのズレによるもの。
次回はぜひ9月ごろからチェックを始めてみてください。
そしてどうしても欲しい場合は、大型店舗やネットストア、文具店なども候補に入れるのがおすすめです。
卓上カレンダーは1年を通して使う相棒のような存在。お気に入りを見つけて、気持ちよく新しい年をスタートさせましょう。
