就職や転職活動の準備をしていると、「白い履歴書用封筒が売ってない」と焦る人が意外と多いですよね。コンビニを何軒も回っても見つからなかったり、茶色や水色の封筒しか置いてなかったり。
「やっぱり白じゃないとダメなの?」「どこで買えるの?」と不安になる方も多いと思います。この記事では、白い履歴書用封筒が見つからない理由と、今すぐ買える代替品の入手方法をわかりやすくまとめました。
白い履歴書用封筒が「売ってない」と感じる理由
まず、「売ってない」と言っても、実際にはまったく販売されていないわけではありません。
ただ、探している“条件”が少し特殊で、その条件に合う商品が店頭に少ないため、見つけにくいのです。
1. 店舗の品ぞろえが限られている
最近は、文房具コーナー自体が縮小傾向にあります。
特にコンビニやスーパーでは、急ぎで使う一般的な茶封筒や長形封筒が中心。
「履歴書用」や「白・A4サイズ対応」のような用途特化の封筒は置いていない店舗も多いのが現状です。
実際、SNSや掲示板でも「コンビニを回ったけど白封筒がなかった」「A4サイズの白封筒がどこにも売ってない」といった声が多く見られます。
就活シーズンなど一時的に需要が集中する時期を除けば、常に在庫があるとは限りません。
2. 紙製品の需要が減っている
近年は、企業の採用活動もオンライン化が進み、履歴書を郵送する機会そのものが減っています。
これに伴い、封筒やコピー用紙など紙製品の流通量が減少。
メーカー側も需要の少ない「白・履歴書用封筒」を大量に生産・出荷する理由が薄くなっています。
つまり、単純に「売れていないから店に置かれにくい」というのも一因です。
3. サイズの問題で「白」が見つからない
履歴書を折らずに入れるためには、A4サイズに対応した「角形2号」または「角形A4号」の封筒が必要です。
ですが、店頭で多く並んでいるのは長形3号や角形3号など、もう少し小さいサイズ。
白封筒でもA4対応が少ないため、結果的に「白い封筒が売っていない」と感じてしまうのです。
4. 季節や地域によって在庫が変わる
履歴書関連の文房具は、春の就活シーズンや年度末などに需要が集中します。
その時期を過ぎると棚から下げられてしまうことも多く、タイミングによってはどの店舗にも在庫が見当たらない場合があります。
特に地方の小規模店舗では、在庫が安定していないケースも珍しくありません。
履歴書用封筒の白はどこで買える?
白封筒は「売ってない」と感じても、探し方を少し変えれば意外と手に入ります。
ここでは、実際に購入できる主な場所と特徴を紹介します。
1. 100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥなど)
最も手軽なのが100円ショップです。
「履歴書用封筒」として白・A4対応タイプを扱っている店舗もあります。
ただし店舗によって品ぞろえが違うため、どこでも必ず置いてあるとは限りません。
文具コーナーに「履歴書」「封筒」「のり」「ペン」などが並んでいる棚をチェックしてみましょう。
2. 文房具店・大型雑貨店
ロフトや東急ハンズのような大型文具店では、「履歴書用封筒(白・A4サイズ)」を明記した商品を扱っています。
紙質が厚く透けにくいものが多く、企業への印象を重視したい場合におすすめです。
価格は数枚入りで200〜400円ほどと手頃。
オンラインでも購入できるので、店舗在庫がなくても注文できます。
3. オンライン通販(Amazon・楽天市場など)
確実に手に入れるなら通販が一番早い方法です。
Amazonや楽天市場で「履歴書用封筒 白」と検索すると、多くの選択肢が見つかります。
A4対応・角形2号・履歴書在中印字済みなど、希望条件で絞り込みができるのも便利です。
急ぎの場合は「お急ぎ便」や「当日配送」に対応している商品を選ぶのがおすすめです。
4. スーパーやドラッグストア
意外と穴場なのが、大型スーパーやドラッグストアの文具コーナー。
学校やオフィス向け用品の棚に「白封筒(A4サイズ)」が置かれていることがあります。
ただし“履歴書用”と明記されていない場合も多いので、パッケージに「角形2号」「A4対応」「白」と書かれているかを確認しましょう。
白封筒がどうしても手に入らないときの代替方法
白い封筒がどうしても見つからないときは、無理に探し回らなくても大丈夫です。
実は、就活や転職のマナー的にも「白でなければ不合格になる」といったことはありません。
1. 茶封筒や水色封筒でもOK
履歴書の封筒は「白が望ましい」とされていますが、「茶色」「水色」でも問題はありません。
ポイントは“無地で清潔感があること”。
派手な柄や文字入りの封筒を避ければ、色違いでも印象を損ねることはほとんどありません。
茶封筒の場合は中身が透けやすいものもあるので、厚めの紙質を選ぶと安心です。
2. 透け防止タイプの封筒を使う
封筒の色よりも大切なのは「中身が透けないこと」。
個人情報が印字された履歴書が透けると印象が良くないため、「透け防止」や「厚口タイプ」と書かれた封筒を選ぶのがおすすめです。
3. サイズを優先して選ぶ
履歴書を折らずに入れることが何より大切です。
サイズが小さいと書類を三つ折りにしなければならず、丁寧さに欠けて見えてしまいます。
A4サイズを使う場合は「角形2号」または「角形A4号」を選びましょう。
4. 既存の封筒をカスタマイズ
白い封筒が見つからない場合、無地のA4封筒を履歴書用として転用することも可能です。
左上に赤ペンで「履歴書在中」と書き、赤い枠で囲むだけで十分フォーマルになります。
差出人の住所と氏名も忘れずに裏面に記載しましょう。
履歴書封筒のマナーも再確認しておこう
封筒選びだけでなく、書き方や封入方法にも注意が必要です。
細かい部分で差がつくので、次のポイントを押さえておきましょう。
- 封筒表面の左下に「履歴書在中」または「応募書類在中」と赤字で明記
- 封を閉じたあとに「〆」マークをつける
- 宛名は敬称を正しく使い、「御中」「様」の混同に注意
- 差出人の住所・氏名は裏面にきれいに書く
- 書類は折らず、クリアファイルに入れてから封入する
これらを守っていれば、封筒の色や種類が多少違っても十分に印象は良くなります。
白封筒を確実に入手するためのコツ
「今後も履歴書を送る予定がある」という方は、次の方法を試しておくと便利です。
- 100均や文具店で見かけたときにまとめ買いする
就活シーズンを過ぎると在庫が減るため、見つけたときにストックしておくと安心です。 - オンラインで定番商品を決めておく
Amazonや楽天には定番の履歴書用封筒が多数あります。気に入った商品をお気に入り登録しておけば、必要なときにすぐ再注文できます。 - 透けにくい厚手タイプを選ぶ
紙の厚みがしっかりしたものを選ぶと、見た目にも清潔感があり、ビジネス用途にふさわしい印象を与えます。
履歴書用封筒の白が売ってないときは焦らず対応を
「白封筒が売ってない」と感じても、実際には探す場所や時期によって見つけやすさが違うだけ。
文具店や100円ショップ、オンライン通販を活用すれば、確実に入手できます。
どうしても見つからないときは、茶封筒などの代替品でも構いません。
大切なのは、封筒の色よりも“丁寧に準備された書類”であることです。
封筒の選び方ひとつにも人柄が出ます。
焦らず落ち着いて準備を整え、自信をもって応募書類を送り出しましょう。
