アンドハニーとはどんなブランド?
「アンドハニー(&honey)」は、“はちみつ美容”をテーマにした人気ヘアケアブランドです。髪の水分量に着目し、自然由来成分を贅沢に使った処方が特徴。シリーズごとに香りや仕上がり、成分のバランスが異なり、髪質や好みに合わせて選べるのが魅力です。
ラインナップは大きく分けて「ディープモイスト」「メルティモイストリペア」「ピクシーモイストシルキー」「クリーミーEXダメージリペア」など。最近は「フルール」や「カラーコントロールリペア」なども登場し、香りや軽さの違いで選ぶ人も増えています。
どれもパッケージが可愛く、香りが良いと話題ですが、「しっとり系」「さらさら系」「軽め」「重め」など、仕上がりがかなり違うため、髪質に合わないと「思ったより重い」「香りが強すぎた」と感じることもあります。
この記事では、シリーズごとの特徴や香り、どんな人におすすめかをわかりやすく比較していきます。
ディープモイストシリーズ|しっとりまとまり重視
「ディープモイスト」は、アンドハニーの定番人気ライン。とにかく“しっとりまとまる”仕上がりで、乾燥や広がりが気になる人にぴったりです。
はちみつ、ローヤルゼリー、プロポリスといった蜂由来の保湿成分を高配合し、髪の内部まで潤いを届けます。洗い上がりはしっとりしつつも、重すぎない絶妙なバランス。梅雨時期や冬の乾燥シーズンに特に人気があります。
香りは「フラワーハニー」。甘く華やかな香りが長く続き、香水のようにふんわりと残るのも魅力。香り重視派のファンも多いです。
おすすめの髪質は「太毛」「硬毛」「広がりやすい髪」「乾燥毛」。一方で、細毛・猫っ毛の人には少し重く感じる場合があります。
メルティモイストリペアシリーズ|うねり・くせ毛対策に
「メルティモイストリペア」は、“うねり”や“くせ毛”を整えたい人向けのライン。保湿しながら髪を柔らかくまとめ、まとまりにくい髪も落ち着かせてくれます。
香りは「ダマスクローズハニー」。やや甘めですが、上品で大人っぽいローズ系の香りです。華やかだけど強すぎず、シャンプー後にふんわり残る程度。
成分面では、はちみつやアルガンオイルなどに加え、ヒートリペア成分も配合されており、ドライヤーやアイロンによるダメージケアにも効果的。髪を内側から補修しつつ、まとまりやすく整えます。
おすすめの髪質は「うねり」「くせ毛」「やや硬め」「まとまりにくい髪」。まとまり重視だけどベタつきたくない人に向いています。
ピクシーモイストシルキーシリーズ|軽くてサラサラの仕上がり
「ピクシーモイストシルキー」は、アンドハニーの中でも最も“軽めの仕上がり”を目指したシリーズ。細毛・猫っ毛の人や、ボリュームを残したい人に特に人気です。
洗浄成分がマイルドで、軽やかな仕上がりながら、はちみつ由来の保湿効果で指通りも良くなります。ベタつきにくく、シャンプー後にふんわり仕上がるので、朝のスタイリングもしやすいです。
香りは「シャンパンフルールハニー」。爽やかでフローラル、甘さ控えめの香り。香水やボディミストと香りが混ざりにくく、男女問わず使いやすいラインです。
おすすめの髪質は「細毛」「軟毛」「絡まりやすい髪」「軽めの仕上がりを好む人」。しっとりよりも“さらっと質感”を重視する人に合います。
クリーミーEXダメージリペアシリーズ|ダメージ毛・ハイダメージ対応
「クリーミーEXダメージリペア」は、ブリーチやカラーを繰り返した髪に向けた集中補修ライン。シリーズの中では最もしっとり重めの仕上がりで、ダメージを受けた髪にしっかり潤いを与えます。
香りは「ベリーハニー」。フルーティーで甘い香りが特徴で、香りの持続力も強め。甘い香りが好きな人にはたまりません。
特徴は、補修系成分の多さ。加水分解ケラチン、シルク、アルガンオイルなどの保湿・補修成分が豊富で、毛先のパサつきや枝毛が気になる人にも好評です。
おすすめの髪質は「ブリーチ毛」「乾燥毛」「ハイダメージ」「まとまりにくい髪」。ただし、細毛の人が使うと重く感じることもあるため、オイルを控えめに使うなど調整が必要です。
フルール・カラーコントロールリペアシリーズ|香りと軽さを重視する人に
「アンドハニー フルール」は、金木犀(オスマンサス)ハニーの香りが楽しめるシリーズ。やや軽めの仕上がりで、香りを楽しみたい人に人気です。季節限定で発売されることも多く、香りの持続力はシリーズ内でもトップクラス。
一方の「カラーコントロールリペア」は、ヘアカラー後の退色やパサつきを抑えるためのシリーズ。カラーケア成分を配合し、ツヤを保ちながら髪の色持ちを良くします。
どちらも軽めのテクスチャーで、重くなりすぎないケアを求める人に向いています。
アンドハニーのヘアオイル比較
シャンプーと並んで人気なのがヘアオイル。香りと仕上がりの違いが分かりやすく、シリーズによって使用感がかなり異なります。
- ディープモイスト ヘアオイル3.0
重めの質感でしっとりまとまり。乾燥・広がり・太毛向け。
香り:フラワーハニー/ローズハニー - メルティ モイストリペア ヘアオイル3.0
軽すぎず重すぎず。うねり・くせ毛向け。
香り:シャワーローズハニー - ピクシー モイストシルキー ヘアオイル3.0
さらっと軽め。細毛・軟毛・絡まり防止に。
香り:ブライトフルールハニー - ミルキープレシャスEXリペア
ダメージが大きい髪向け。補修成分多めで、ブリーチ毛にもおすすめ。
オイルはどれも香りが強めですが、シリーズごとに仕上がりが明確に違うため、髪質で選ぶのがポイントです。根元近くに使うと重くなるので、毛先中心に1~2プッシュが目安です。
どれを選べばいい?髪質別おすすめ
・しっとり・まとまり重視派 → ディープモイスト/クリーミーEXダメージリペア
乾燥・広がり・パサつきに悩む人向け。潤いでしっとりまとまります。
・うねり・クセ・まとまりにくさ → メルティモイストリペア
くせ毛をやわらかく整えたい人にぴったり。ローズ系の香りで癒し効果も。
・軽め・ふんわり・さらっと仕上げたい → ピクシーモイストシルキー
猫っ毛や細毛でも重くならず、ナチュラルな質感を保てます。
・ダメージ補修・ブリーチ毛ケア → クリーミーEXダメージリペア/ミルキープレシャスEXリペア
高保湿で毛先までまとまる仕上がり。補修重視ならこの組み合わせが◎。
・香り重視/季節限定を楽しみたい → フルール・カラーコントロールリペア
香りの持続力が高く、軽めの質感。香りにこだわる人におすすめです。
アンドハニーを使うときの注意点
- 洗浄成分がやや強めのシリーズもあるため、敏感肌やカラー退色を気にする人は洗浄力控えめのラインを選ぶ。
- シャンプーとトリートメントの香りを統一すると、香りの持続とまとまりが安定する。
- ヘアオイルは量をつけすぎない。特にピクシー以外は重めの仕上がりになりやすい。
- 香りが強いラインは職場や香水との併用に注意。
- 細毛や軟毛の人は、シャンプーのみピクシー・トリートメントをメルティなど、組み合わせて使うのもおすすめ。
アンドハニーはどれがいい?まとめ
「アンドハニーはどれがいい?」と迷ったときは、まず髪質と仕上がりの好みで選ぶのが正解です。
・しっとりまとまり → ディープモイスト/クリーミーEXダメージリペア
・軽くてさらっと → ピクシーモイストシルキー
・うねり・くせ毛対策 → メルティモイストリペア
・香りを楽しみたい → フルール/ローズ系ライン
どのシリーズもはちみつ由来の保湿成分で髪を優しくケアし、見た目のツヤ感と手触りを整えてくれます。香りも豊かで、バスタイムがちょっと特別な時間に変わるのもアンドハニーの魅力。自分の髪質や季節に合わせて、ぴったりのシリーズを見つけてみてください。
