フェイスパウダーといえば、仕上がりの美しさや化粧もちを左右する大切なアイテム。その中でも「チャコットのパウダー」は、プロ仕様の品質と手頃な価格で長年ファンの多い定番ブランドです。
でも実際に買おうとすると、「マット」「モイスト」「コンプレクションクリエイター」など種類が多くて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、人気のチャコット フィニッシングパウダー マット3種類を肌質別に比較しながら、失敗しない選び方を詳しく解説します。
チャコットパウダーの基本と人気の理由
チャコットはもともとバレエや舞台用のメイク用品からスタートしたブランド。
強い照明の下でも崩れにくく、長時間きれいな肌をキープできるよう設計されているため、「化粧もちの良さ」に定評があります。
さらに、粒子の細かいパウダーで仕上がりが自然。普段使いでも重たくならず、マスク生活でも化粧崩れしにくいのが魅力です。
パウダーのシリーズは大きく3種類。
この3種類の違いを理解して、自分の肌質に合うタイプを選ぶことが、チャコットパウダー選びの第一歩です。
チャコット フィニッシングパウダー マット｜皮脂に強くサラサラ肌をキープ
まず定番中の定番、「チャコット フィニッシングパウダー マット」。
その名の通り、テカリや皮脂崩れを防いで、陶器のようなマット肌をつくるタイプです。
舞台メイク発祥らしく、長時間メイク直しができない場面でもくずれにくいのが特徴。
皮脂を吸着しながらも粉感が出にくく、ナチュラルな仕上がりに整えてくれます。
おすすめなのは次のような方です。
- 皮脂分泌が多く、テカリやすい肌質の人
- 夏場や湿度の高い季節にメイクが崩れやすい人
- Tゾーンだけベタつきが気になる混合肌の人
口コミでも「汗をかいても崩れにくい」「サラサラが長持ちする」と高評価。
ただし乾燥肌の方が全顔に使うと粉っぽく感じることもあるため、保湿系の下地と組み合わせたり、部分使いにとどめるのがポイントです。
カラーは「クリア」「ナチュラル」「ライトオークル」など。迷ったら透明感を出しやすいクリアが万能です。
チャコット フィニッシングパウダー モイスト｜乾燥知らずのしっとり仕上げ
乾燥しやすい季節や肌質の方に人気なのが、「チャコット フィニッシングパウダー モイスト」。
「パウダーなのにしっとり仕上がる」と話題のアイテムで、美容液成分を配合した保湿重視タイプです。
粉の粒子が非常に細かく、ふんわりと肌を包み込みながら乾燥を防ぎます。
マットタイプよりも柔らかなツヤが出て、ナチュラルで上品な印象に。
特におすすめなのは以下のような方です。
- 乾燥肌・敏感肌で粉浮きしやすい人
- 冬場やエアコンの下でもうるおいを保ちたい人
- ふんわり自然なツヤ感を重視したい人
カラーバリエーションは「クリア」「ナチュラル」「ラベンダー」など。
特にラベンダーはくすみを飛ばし、透明感を出したい方にぴったり。
口コミでも「保湿力が高いのに重くない」「毛穴が自然にぼける」と好評です。
ただし皮脂が多い肌には少ししっとりしすぎることがあるため、季節や部位に応じて使い分けるのが理想です。
乾燥が気になる頬にはモイスト、テカリやすいTゾーンにはマット、と部分使いで両方を組み合わせる人も増えています。
チャコット コンプレクションクリエイター｜持ち運びにも便利なプレストタイプ
3つ目の「チャコット コンプレクションクリエイター」は、固形のプレストタイプ。
コンパクトに入っていて、外出先でのお直し用としても非常に便利です。
特徴は、粉っぽさを抑えながら毛穴を自然にカバーできること。
微粒子パウダーが肌に密着し、厚塗り感のない均一な仕上がりを叶えます。
質感は2種類から選べます。
- 001 クリア：ナチュラルなマット仕上げ
- 002 ラスター：微細パール入りでツヤ感重視
日中のメイク直しにサッと使えるほか、ツヤ肌派の方にも人気。
パフよりもブラシで軽くのせるとムラになりにくく、肌がふんわり仕上がります。
おすすめは以下のような人。
- 化粧直しをこまめにする人
- 持ち歩けるパウダーを探している人
- ツヤとマットのバランスを自分で調整したい人
プレストタイプなので粉飛びしにくく、ポーチの中でも安心。
「お直しのたびに肌がリセットされたように見える」と好評の声も多いです。
肌質別・目的別に選ぶチャコットパウダーのおすすめ
ここまでの特徴をふまえて、肌質や目的別にぴったりのタイプをまとめます。
脂性肌・混合肌なら「チャコット フィニッシングパウダー マット」
皮脂吸着効果が高く、長時間テカらない。夏場や屋外でも崩れにくい。
マットに仕上がるので、Tゾーンのベタつきが気になる方におすすめ。
乾燥肌・普通肌なら「チャコット フィニッシングパウダー モイスト」
粉感が少なく、保湿力が高い。自然なツヤと透明感が欲しい人にぴったり。
冬や乾燥する季節にも安心して使えるタイプ。
持ち運び・お直し重視なら「チャコット コンプレクションクリエイター」
外出先でのメイク直しにも最適。マットとツヤの2タイプがあり、質感を選べる。
日中の肌のくすみをリセットしたい人にもおすすめ。
カラー選びのポイント
チャコットのパウダーは色展開が多く、肌色やなりたい印象で選べます。
- クリア系：どんな肌色にも合う万能タイプ。初心者にもおすすめ。
- ナチュラル／オークル系：健康的な血色感を出したい人に。
- ラベンダー系：くすみを飛ばして明るさを出したいブルベ肌向け。
迷ったらまずは「クリア」から試してみるのが無難です。白浮きせず、ほとんどの肌色に自然になじみます。
チャコットパウダーを使うコツと注意点
チャコットパウダーは粒子が非常に細かいので、つけすぎると粉っぽく見えることがあります。
大きめのブラシで少量ずつ取り、顔の中心から外側に向けて軽くなじませるのがコツ。
特に乾燥肌の方は、下地やファンデーションで保湿をしっかりしてから使うと、より密着して美しく仕上がります。
また、マットタイプなど一部はパフが別売りになっているので、購入前に確認しておきましょう。
お直し用にプレストタイプを併用するのもおすすめです。
コスパ・使い心地・総合評価
チャコットの魅力は、プロ仕様ながらコスパが非常に良い点にもあります。
マットタイプは30gで1,300円前後、モイストタイプは20gで約2,000円。
この価格帯で崩れにくさと仕上がりの美しさを両立できるフェイスパウダーは、他にはなかなかありません。
口コミでも「プチプラとは思えない完成度」「他の高級パウダーに戻れない」との声が多く、長年リピートする人が多い理由がわかります。
プレストタイプも少し価格は上がりますが、携帯性と仕上がりの質感を考えれば十分に納得できる品質です。
チャコット フィニッシングパウダー マットどれがいい？自分の肌に合った一番を選ぼう
結論として、「どれがいいか」は肌質と目的によって変わります。
- 崩れにくさ重視 → チャコット フィニッシングパウダー マット
- 保湿とツヤ重視 → チャコット フィニッシングパウダー モイスト
- 持ち運び・お直し重視 → チャコット コンプレクションクリエイター
もし初めて使うなら、まずは「マット クリア」から試すのがおすすめ。
サラサラなのに厚塗り感がなく、チャコットらしい“プロ級の仕上がり”を実感できます。
肌の調子や季節によって使い分けるのも◎。
春夏はマット、秋冬はモイスト、外出時はコンプレクションクリエイターというように、生活シーンに合わせて選ぶと一年中快適に使えます。
チャコットのパウダーは、使うほどに仕上がりの違いを感じられる実力派。
自分の肌にぴったりの一つを見つけて、ベースメイクの仕上げをより楽しんでみてください。
