「ビューラーでしっかり上げたのに、すぐに下がっちゃう」「なんだか目元が重たく見える」――そんな悩みを抱えている人は多いはず。まつげが重く感じる原因は意外とさまざまで、マスカラの選び方ひとつで印象が大きく変わります。
今回は、まつげが重い・下がりやすい人に向けて、軽く仕上がるのにカールが長持ちするマスカラを徹底比較します。
まつげが「重い」と感じるのはなぜ?
まず知っておきたいのは、「まつげが重い=量が多い」だけではないということ。
まぶたやまつげそのもの、そしてマスカラの塗り方など、複数の要素が関係しています。
- まぶたが下がっている・奥二重タイプ
皮膚の重みでまつげが押し下げられ、根元から立ち上がりにくくなります。 - まつげが細く・少なくなっている
ハリやコシが減ると、上げてもすぐに形が戻りやすくなります。 - マスカラ液が重い
ボリュームタイプなど液が濃厚なものを選ぶと、自重で下がってしまうことも。 - 塗る位置が毛先寄り
マスカラを毛先に多くつけると、その部分の重みで下がりやすくなります。
これらが重なって、「上げても下がる」「まつげがつぶれて見える」という悩みにつながるのです。
軽くてカールが続くマスカラの選び方
1. カールキープ力が高いものを選ぶ
「形状持続ポリマー」「カールロック」「リフトアップ」などの表記があるものは、まつげを持ち上げた形を長時間キープしやすいタイプ。
下がりやすい人には、まずこの「キープ力」が欠かせません。
2. 液の重さに注目する
ボリュームタイプは液が重くなりがち。一方、ロングタイプやフィルムタイプは軽やかに仕上がるものが多いです。
軽めの液なら、カールを崩さず上向きまつげをキープしやすくなります。
3. ブラシ・コームの形状をチェック
根元からキャッチできる「コーム型」や、「短い毛も拾える細身ブラシ」が便利。まつげの根本をしっかり持ち上げることができ、仕上がりが軽やかになります。
4. ダマになりにくい設計
ダマや束ができると、その部分に重さが集中して下がりやすくなります。液の伸びがよく、均一に塗れるものを選びましょう。
5. ウォータープルーフやスマッジプルーフも重要
湿気や皮脂でカールが落ちるのを防ぐため、耐水性の高いタイプを選ぶと安心。とくに梅雨や夏場には大きな差が出ます。
まつげが重い人におすすめのマスカラ
● FASIO まつパ級 フィルム マスカラ ロング&ボリューム
名前の通り「まつげパーマ級のカールキープ力」が特徴。軽いフィルム液で、まつげが下がりにくく、奥二重やまぶたが重めの人にも人気です。
お湯でオフできるのにキープ力が高く、ナチュラルな仕上がりが好評。
● ヒロインメイク ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム
カール力と耐久性の両立で定番の一本。液が軽く、時間が経っても下がりにくい設計。
ダマになりにくく、一本一本がスッと伸びるような仕上がりが特徴です。
● デジャヴュ ラッシュアップ マスカラE
まつげが細い・短い人に特におすすめ。極細ブラシが根元からしっかりキャッチし、軽い液でセパレート感を出します。
ボリュームよりも「長さと上向き重視」な人にぴったりです。
● キャンメイク クイックラッシュカーラー ロングマスカラ
プチプラながら圧倒的なカールキープ力。乾くとカールが固定されるような“カチッと感”があり、下がりやすい人でも一日中まつげが上向きに。
短いまつげや重たいまぶたの人にも塗りやすいブラシ形状です。
● DHC スーパーロングマスカラEX
軽い付け心地と自然なロング効果を両立。まつげが細い人でも負担なく塗れる仕様で、長さを出したい方に人気です。
保湿成分が配合されており、まつげケアも同時に叶います。
まつげが重い人のための塗り方テクニック
マスカラを変えるだけでなく、塗り方を少し工夫するだけで“軽く上がる”印象がぐっと変わります。
根元から立ち上げる
ビューラーを根元に当て、角度を3段階くらいに分けて軽く挟みながら上げると、自然なカールが長持ちします。
まぶたの重さを持ち上げるような意識で、根元の立ち上げを意識しましょう。
マスカラは“根元中心”に
毛先ばかりに塗ると重くなり、下がりやすくなります。根元〜中間をメインに、毛先は軽くなぞる程度でOK。
下地を使って土台を固定
カールキープ力のある下地を使うと、マスカラの重みを支える“土台”ができます。特にまつげが柔らかくて落ちやすい人におすすめです。
ホットビューラーで仕上げる
マスカラを塗った後、軽くホットビューラーでクセづけするとカールがより安定します。
温度は低めに設定し、まつげを優しく押し上げるイメージで。
まつげが重い人に合うタイプを見極めるコツ
- まぶたが重い・奥二重の人
軽量フィルムタイプ+根元をキャッチできる細いブラシを選ぶと◎。 - まつげが短い人
ロング効果のある軽め液+極細ブラシが塗りやすい。 - まつげの量が多い人
セパレートしやすいコーム型で、ダマを防ぐと軽やかな印象に。 - カールがすぐ落ちる人
「カールロック」「耐湿処方」など、形状記憶系マスカラを。
自分のまつげタイプを把握するだけで、仕上がりの満足度が大きく変わります。
まつげが重い人におすすめはどれ?まとめ
まつげが重い・下がりやすい人には、「軽い液×高いカールキープ力×根元重視の塗り方」が最重要ポイント。
とくに、FASIO まつパ級 フィルム マスカラ ロング&ボリューム や ヒロインメイク ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム のように、軽さと持続力を両立したタイプは失敗しにくい選択です。
マスカラは毎日の印象を左右するアイテム。自分のまつげの特性を理解し、軽やかで上向きのカールを長くキープできる一本を見つけましょう。
あなたのまつげが「重い」から「ふわっと軽い」に変わると、きっとメイクの時間も楽しくなるはずです。
