「ジブリの大倉庫のチケットって種類が多くて、どれを選べばいいの?」
そんな疑問を持つ人は多いはずです。2025年以降、ジブリパークではチケット制度がリニューアルされ、内容や価格も少し複雑になりました。この記事では、各チケットの違いやおすすめの選び方、購入のコツをわかりやすく解説していきます。
ジブリパークのチケットは全部で何種類あるの?
現在のジブリパークのチケットは大きく分けて2タイプあります。
「大さんぽ券」と「エリア券」です。さらに大さんぽ券にはプレミアムとスタンダードの2種類があり、合計で5パターンの選択肢があります。
大さんぽ券 プレミアム
5つのエリアすべて(ジブリの大倉庫、青春の丘、どんどこ森、もののけの里、魔女の谷)に入場できる最上位のチケット。
特に「魔女の谷」内の人気スポット「オキノ邸」や「ハウルの城」、「魔女の家」の内部も追加料金なしで見られるのが魅力です。
大人は平日7,300円・土日祝7,800円、子どもは3,650円〜3,900円ほど。
大さんぽ券 スタンダード
3つの主要エリア(ジブリの大倉庫、もののけの里、魔女の谷)をめぐることができます。
魔女の谷の一部建物の内部観覧は別途チケットが必要ですが、基本的な見どころはしっかり楽しめます。
価格は大人3,300円〜3,800円、子ども1,650円〜1,900円程度で、コスパ重視の人に人気。
エリア券
「気軽に1〜2エリアだけ体験したい」方向けの券種で、以下の4種類があります。
価格はおおむね大人1,000〜2,000円、子ども500〜1,000円ほど。
時間が限られていたり、リピーターで特定エリアだけ見たい人にぴったりです。
どのチケットが自分に合っている?目的別の選び方
1日かけてじっくり回りたいなら「大さんぽ券プレミアム」
すべてのエリアを堪能でき、館内の特別施設にも入れるので「一度で全部見たい!」という人に最適。
ジブリの世界を余すことなく体験できる分、価格は高めですが、満足度は圧倒的です。
特に遠方から来る人や家族旅行には、この券を選ぶ価値があります。
半日〜ゆったり観光派なら「大さんぽ券スタンダード」
「主要エリアをしっかり見たいけど、1日がかりはちょっと…」という人にはスタンダードがベスト。
価格も手頃で、主要な見どころが押さえられています。
魔女の谷の内部を見たい場合は、現地で追加チケットを購入すればOKです。
気軽に雰囲気を楽しみたいなら「エリア券」
初めて訪れる人や、短時間だけ楽しみたい人にはエリア券がぴったり。
ジブリの大倉庫は展示が豊富で見応えがあり、魔女の谷・もののけの里は新エリアのため人気上昇中。
気になるエリアだけ選べる自由度が魅力です。
チケットの購入方法と予約のタイミング
ジブリパークのチケットは完全予約制。現地での当日販売は行われません。
購入は「Boo-Wooチケット」またはローソン・ミニストップの店頭端末(Loppi)から行えます。
予約開始スケジュール
毎月10日の14:00に、2か月先の入場分が販売開始されます。
例えば、2026年1月に行きたい場合は2025年11月10日14:00から販売がスタートします。
この時間帯はアクセスが集中するため、事前に会員登録やログインを済ませておくとスムーズです。
購入のコツ
- Boo-Wooチケットの会員登録を事前に完了しておく
- 希望日・時間帯・人数をあらかじめ決めておく
- 購入開始時刻の少し前からページを開いて待機する
- クレジットカード決済情報を登録しておく
人気の土日祝は数分で完売することもあるので、早めの準備が成功のカギです。
入場時間と再入場ルールを確認しよう
エリアによって入場時間が指定されている場合があります。特にジブリの大倉庫は人気が高いため、時間指定制となっています。
午前・午後などの枠を購入時に選び、指定の時間から1時間以内に入場する必要があります。
また、チケットの種類によっては再入場ができないこともあるので注意しましょう。
「大さんぽ券プレミアム」は一部再入場可能ですが、他の券種では原則不可です。
食事や休憩を考えて、効率的に回れるルートを事前に考えておくと安心です。
チケット購入後の流れと当日の持ち物
購入後は電子チケットまたは紙チケットを選択できます。
電子チケットの場合、スマートフォンでQRコードを提示するだけで入場可能です。
紙チケットを選ぶ場合は、ローソンなどで発券手続きが必要になります。
入場時には、代表者の本人確認が行われる場合があります。
顔写真付きの身分証(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)を持参しておきましょう。
また、転売チケットや譲渡は一切禁止されています。購入者本人が必ず入場してください。
当日の過ごし方と注意点
- 時間に余裕を持って到着すること
遅れると入場できない場合があります。特に指定時間制のエリアでは要注意です。 - 天候による変更も確認を
雨天時は一部のアトラクションやエリアが中止・制限されることがあります。 - 食事・休憩の計画を立てよう
再入場できない券種では、園内のカフェやベンチを上手に利用するのがポイント。 - 公共交通機関の利用を推奨
駐車場は混雑しやすいため、電車やバスの利用が便利です。最寄り駅は愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園駅(リニモ)」です。
チケット選びで迷ったときのチェックリスト
- どのエリアを見たいか
- 所要時間はどれくらいか
- 建物内部も見たいか(魔女の谷など)
- 予算はいくらか
- 混雑を避けたいか、ゆったり楽しみたいか
これらを基準にすると、自分に合ったチケットが見つかりやすくなります。
初めての人は「スタンダード」、ジブリ好きや家族旅行なら「プレミアム」、リピーターやライト層は「エリア券」がおすすめです。
ジブリパークのチケットはどれがいい?エリア別・購入方法を徹底解説
ジブリパークのチケットは、目的や滞在時間によって最適な種類が変わります。
すべて回りたいなら「大さんぽ券プレミアム」、主要エリアを効率よく楽しみたいなら「大さんぽ券スタンダード」、気軽に訪れたいなら「エリア券」が最適です。
どのチケットも予約制で、人気日はすぐに完売してしまうため、計画的に購入するのが大切です。
最新のチケット情報や料金は、必ず公式サイトを確認しましょう。
あなたにぴったりのチケットを選んで、ジブリの世界を心ゆくまで楽しんでください。
