韓国コスメ好きなら、一度は耳にしたことがある「スキンフード(SKINFOOD)」。
“食べ物から生まれたコスメ”というコンセプトで、野菜や果物、お米、はちみつなど、自然由来の成分を使った製品がそろっています。
でも実際、「スキンフードってラインが多すぎて、どれがいいの?」と迷う方も多いはず。
この記事では、人気ラインの特徴や口コミをもとに、自分に合ったシリーズを選ぶためのポイントを分かりやすく解説していきます。
スキンフードってどんなブランド?
スキンフードは、2004年に韓国で誕生した自然派コスメブランドです。
ブランド名の通り「食べるように肌にも栄養を与える」という発想から作られており、素材には野菜・果物・穀物・発酵エキスなどを使用。
日本でも韓国コスメブームとともに人気が再燃し、ドラッグストアやオンラインショップで見かける機会が増えました。
パッケージもかわいく、シリーズごとに香りや質感が大きく違うため、“選ぶ楽しさ”も魅力のひとつです。
スキンフードを選ぶときのポイント
スキンフードのラインは多様ですが、選ぶうえで意識したいのは次の4点です。
- 自分の肌質を知ること
乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌など、自分の状態を把握しておくのが第一歩。 - 目的を明確にすること
「保湿したい」「毛穴を引き締めたい」「トーンアップしたい」など、求める効果でラインが変わります。 - 香りやテクスチャーの好みを考える
スキンフードはシリーズごとに香りが異なるため、ナチュラルな香りが苦手な人は軽めのシリーズを選ぶのも手。 - ライン使いにこだわりすぎない
化粧水だけ、スクラブだけといった“単品使い”でも十分効果を感じられるという声が多いです。
この4つを押さえれば、自分の肌に合うスキンフードがぐっと見つけやすくなります。
キャロットシリーズ|乾燥肌・敏感肌にやさしい保湿ライン
「キャロットカロテン カーミングウォーターパッド」シリーズは、ニンジンに含まれるβカロテンを配合した保湿・整肌ライン。
特に人気なのが「キャロットカロテン カーミングウォーターパッド」。
しっとり感とさっぱり感のバランスが良く、拭き取り化粧水や簡易パックとしても使えます。
口コミでは「肌がしっとり落ち着く」「刺激が少なくて安心」「パッドがやわらかくて心地いい」と評判。
乾燥によるかゆみや赤みを防ぎたい敏感肌の方にも向いています。
ライスシリーズ|透明感を引き出すブライトニングケア
「ライスブライトニングパッド」シリーズは、名前の通り“お米の力”でキメを整え、肌のトーンを明るく見せるライン。
代表アイテムは「ライスブライトニングパッド」で、しっとりしながらもベタつきにくい使い心地が好評です。
「使い続けるうちに肌がなめらかになった」「くすみが気にならなくなった」などの口コミも多く、特に混合肌・脂性肌の人から高評価。
水分感がしっかりあり、重さがないので朝のスキンケアにも使いやすいアイテムです。
シャインマスカットシカBHAシリーズ|毛穴・角質ケアに特化
「シャインマスカット シカ BHA パッド」は、毛穴の黒ずみやざらつきが気になる方におすすめの角質ケアシリーズ。
シャインマスカットエキスで潤いを与えながら、シカ(ツボクサエキス)が肌を整え、BHA(サリチル酸)が古い角質をやさしくオフします。
「拭き取り後の肌がつるつる」「朝使うとメイクのノリが良くなる」という声もあり、皮脂やテカリを抑えたい人にもぴったり。
週に数回の使用でも効果を感じやすく、スキンケアの“リセットタイム”に使うのが人気のようです。
ブラックシュガーシリーズ|古い角質やくすみをオフ
スキンフードの代名詞ともいえる「ブラックシュガー マスク ウォッシュオフ」。
韓国でも長年愛されている大定番アイテムで、スクラブマスクの名作として有名です。
黒糖由来の粒が古い角質や汚れを落としながら、ミネラルで肌をなめらかに整えます。
「週1〜2回使うだけで肌がつるんと明るくなる」「洗い流したあともしっとり感が続く」と口コミでも好評。
ただし、スクラブは肌を摩擦しすぎると刺激になることもあるため、優しくマッサージする程度にとどめるのがポイントです。
乾燥が気になるときは、使用後に保湿ケアを忘れずに。
レモングラスシリーズ|軽やかで香り控えめのバランスケア
新しいシリーズとして登場したのが「レモングラスナイアシンアミド」ライン。
ナイアシンアミド配合で、肌のキメや明るさを整えつつ、さっぱりとした使用感が特徴です。
「香りが控えめで使いやすい」「ベタつかず朝でも使える」といった口コミが多く、混合肌や敏感肌の方から支持されています。
キャロットシリーズよりも軽く、シトラス系の爽やかな香りが好きな人にぴったりのラインです。
口コミで分かるスキンフードの人気傾向
口コミを見ていると、スキンフード全体に共通する評価ポイントがいくつかあります。
- パッド系は低刺激で使いやすい
- 香りが自然でリラックスできる
- 保湿力が高く、肌がもっちりする
- スクラブはつるつるになるが、使用頻度に注意
反対に、「容器が使いにくい」「香りが強め」「価格がやや高い」といった声もあり、好みが分かれる部分もあります。
ただ、全体的に「肌にやさしい」「長く使える」「デザインがかわいい」といったポジティブな意見が多い印象です。
どれがいいか迷ったときの選び方まとめ
どのシリーズが自分に合うか分からないときは、以下のように選ぶとわかりやすいです。
- 乾燥・敏感肌 → キャロットシリーズ
- くすみ・トーンアップ → ライスシリーズ
- 毛穴・角質・皮脂ケア → シャインマスカットシカBHAシリーズ
- ざらつき・くすみをリセットしたい → ブラックシュガーシリーズ
- 軽い使い心地・香り控えめが好き → レモングラスシリーズ
肌の状態は季節や体調によっても変わるため、必要に応じて使い分けるのもおすすめ。
たとえば、冬はキャロット、夏はマスカット、週末はブラックシュガーというように、ラインを組み合わせても楽しく続けられます。
スキンフードを使うときの注意点
自然派とはいえ、すべての成分がすべての肌に合うわけではありません。
とくにスクラブやBHA配合アイテムは、肌が荒れているときや敏感なときは避けたほうが無難です。
初めて使う製品は、腕の内側などでパッチテストを行ってから使用しましょう。
また、スキンフード製品は香りや質感の変化も特徴の一つ。
「少し甘め」「フルーティー」「ハーバル」など香りの系統が違うので、店頭で試すか、ミニサイズから始めると失敗が少なくなります。
まとめ|スキンフードはどれがいい?自分の肌と相談して選ぼう
スキンフードはどれがいいか?
答えは「肌質と目的で選ぶ」が基本です。
乾燥肌にはキャロット、トーンアップにはライス、毛穴ケアにはマスカット、スペシャルケアにはブラックシュガー。
軽やかに使いたいならレモングラス。
どのシリーズも“食べ物の恵みで肌を整える”という共通の考えのもとに作られているので、選び方次第で自分にぴったりのケアが見つかります。
使うたびに香りや質感に癒やされるスキンフードで、日々のスキンケアをもっと楽しんでみてください。
