寝る前の「読み聞かせタイム」、毎晩続けるのはなかなか大変ですよね。そんなときに便利なのが、プロジェクター型絵本として話題の「ドリームスイッチ」。
天井や壁にお話を投影してくれるこのシリーズは、子どもが自分から布団に入ってくれると評判です。でも、いざ調べてみると種類が多くて「どれを選べばいいの?」と迷う人も多いはず。
この記事では、主要モデルの違いやおすすめの選び方をわかりやすく紹介します。
ドリームスイッチってどんなもの?
ドリームスイッチは、セガトイズが販売する「おやすみ前の読み聞かせ」を自動で行ってくれるプロジェクター型の知育玩具です。
壁や天井に絵本を映し出し、ナレーション付きで物語を再生してくれるので、親が本を読む手間が省け、子どもは寝る準備を自然に始めやすくなります。
使い方は簡単。本体をベッドサイドに置き、天井や壁に向けて投影。リモコンでお話を選ぶだけ。
寝室の明かりを消した状態でも見やすく、やさしい音声と映像で子どもが安心して眠りにつけると人気です。
シリーズ共通の特徴とメリット
まず、ドリームスイッチシリーズに共通するメリットを整理しておきましょう。
- 寝る前のルーティン作りに最適
「ドリームスイッチを見たら寝る時間」という習慣がつきやすく、生活リズムを整えるサポートになります。 - 親の負担を軽減
毎晩の読み聞かせを機械が代わりにしてくれるため、仕事や家事で疲れた日でも安心。 - 日本語と英語のバイリンガル対応(モデルによる)
一部モデルでは英語音声にも対応しており、自然に英語の音に触れられます。 - 設置が簡単
寝室の壁や天井に投影するだけ。場所を取らず、USB給電でコンパクトに使えます。
寝る前の時間を“親子の癒し時間”に変えてくれるのが、ドリームスイッチ最大の魅力です。
主なモデルと違い
現在販売されている主なラインナップは、以下の4種類です。
ドリームスイッチ ベーシックセット
シリーズの中でも手に取りやすい価格帯で、初めての人におすすめ。
収録内容は36種類(おはなし6話×日本語・英語、まなび11種類、リラックス7種類など)。
おはなし数は少なめですが、録音機能や台形補正など便利な機能を備えています。
「まずはドリームスイッチを試してみたい」「おやすみ習慣をつけたい」家庭には十分な内容。
別売のソフトを追加することでコンテンツを増やすこともできます。
ドリームスイッチ DXセット(ディズニー&ピクサー版)
最新モデルであり、収録コンテンツが150種類とシリーズ最大級。
「アナと雪の女王」「トイ・ストーリー」「くまのプーさん」など、人気のディズニー&ピクサー作品が多数収録されています。
お話は日本語・英語両対応で、英語学習を意識する家庭にもぴったり。
本体は旧モデルよりも小型化され、設置しやすくなりました。録音機能やプレイリスト機能も搭載。
価格は高めですが、「長く使える」「飽きにくい」という点でコスパは優秀です。
ドリームスイッチ2
2021年発売のモデルで、今も人気が続く定番機。
収録コンテンツは130種類で、ルームライト機能(10色)や時計表示、蓄光リモコンなど多機能な設計が特徴です。
ディズニー作品や童話、英語のお話も充実しており、寝かしつけだけでなく知育にも活用できます。
最新モデルほどコンパクトではありませんが、機能性と収録内容のバランスが良く、価格も比較的抑えられています。
「コスパ重視」「英語対応で長く使いたい」家庭におすすめです。
ドリームスイッチ アンパンマン版
対象年齢1.5歳以上と、シリーズで最も低年齢向け。
アンパンマンのお話20話、知育14種類、童謡・英語の歌6種類が収録されています。
「寝る時間イヤイヤ」を減らしたい小さな子どもにぴったり。
内容はシンプルですが、子どもが知っているキャラクターが登場するため、自分から見たがる傾向があります。
1〜2歳の導入期におすすめのモデルです。
年齢・目的別の選び方
1〜2歳の幼児期
この時期は「楽しい・見たい」という気持ちを育てることが大切。
ドリームスイッチ アンパンマン版のようにキャラクター中心の内容が理解しやすく、飽きずに楽しめます。
3〜5歳の未就学児
お話をしっかり聞けるようになってくるので、ドリームスイッチ ベーシックセットで十分楽しめます。
英語や知育要素も少しずつ取り入れると◎。
6歳以上・長く使いたい家庭
ディズニーの物語や英語対応コンテンツが豊富なドリームスイッチ DXセットやドリームスイッチ2が最適。
兄弟姉妹で共有したり、英語教育のきっかけにすることもできます。
価格とコスパの目安
おおまかな価格帯は以下の通りです(執筆時点の実売参考)。
- ベーシックセット:約10,000円前後
- アンパンマン版:約11,000円前後
- ドリームスイッチ2:約13,000円前後
- ドリームスイッチ DXセット:約15,000円前後
価格だけで見ると差がありますが、「収録数」や「使用期間」で考えると、上位機種の方が長く使える傾向があります。
まずは低価格モデルで様子を見て、子どもが気に入ったら上位版へステップアップするのも良い方法です。
ドリームスイッチの口コミでわかる実際の使い心地
購入者の口コミを見ていると、共通して多いのが次のような声です。
- 「寝る時間を嫌がらなくなった」
- 「子どもが自分から布団に入るようになった」
- 「毎晩のお話タイムが親も楽しみになった」
一方で、「同じ話を繰り返すと飽きる」「部屋が明るいと見えにくい」といった意見もありました。
このため、暗めの部屋で使用する・複数のソフトを用意して変化をつけるなどの工夫をすると長く楽しめます。
購入前に注意したいポイント
- 機種によって専用ソフトの互換性が異なります。旧モデルでは新しいソフトが使えない場合もあるので注意。
- 英語対応と書かれていても、すべてのお話が二言語対応とは限りません。
- プロジェクターのため、明るい昼間には映りにくいことがあります。寝室など暗い環境での使用が前提です。
- アフィリエイトや商品紹介を行う場合は、法令に沿った適切な表示を心がけましょう。
まとめ:ドリームスイッチはどれがいい?
最後にもう一度、選び方を整理します。
- まず試すなら → ドリームスイッチ ベーシックセット
- 低年齢から使うなら → ドリームスイッチ アンパンマン版
- 英語や学びも重視するなら → ドリームスイッチ2
- 長く使いたい・ディズニー好きなら → ドリームスイッチ DXセット
どのモデルも、「寝る前が楽しくなる」という点では共通しています。
家庭の環境や子どもの年齢に合わせて、無理のない範囲で選ぶのが一番です。
「ドリームスイッチはどれがいい?」と悩む人にとって、この記事が選択の参考になれば嬉しいです。
親子でゆったりと過ごす“おやすみ時間”を、ぜひお気に入りの一台で楽しんでください。
