韓国コスメの定番として、今やすっかりおなじみになった「バニラコ(BANILA CO)」のクレンジングバーム。
SNSや口コミでも「使いやすい」「肌がつるんとする」と評判ですが、いざ買おうとすると、ピンクやグリーン、イエローなど種類がたくさんあって迷ってしまう人も多いはず。
この記事では、そんな「バニラコのクレンジングはどれがいい?」という疑問に答えるべく、各種類の特徴や違い、肌質別の選び方までわかりやすく解説します。
バニラコのクレンジングってどんな商品?
まずはシリーズ全体の共通点から。
「クリーンイットゼロ(Clean It Zero)」は、バニラコの看板クレンジングシリーズ。バーム状のテクスチャーが肌の上でとろけてオイルに変化し、メイクや皮脂をやさしく浮かせて落とします。
一番の特徴は、ダブル洗顔が不要な設計。
メイク落としと洗顔を一度で済ませたいときに便利で、時短ケアを重視する人から支持されています。
また、シリーズ全体に共通しているのが「肌に負担をかけず、しっかり落とす」というバランス感。ウォータープルーフのメイクもするんと落としやすく、洗い上がりはしっとり。それでいてヌルつきにくいのも人気の理由です。
とはいえ、種類ごとに使い心地や成分は少しずつ違います。肌質や悩みに合ったものを選ぶのが大切です。
クリーンイットゼロの種類と違いを解説
現在日本で購入できる主なラインナップは6種類前後。ここでは代表的な5タイプを紹介します。
1. オリジナル(ピンク)
まず定番のピンク。シリーズの中でもっともベーシックなタイプで、初めて使う人におすすめです。
アセロラやパパイヤエキスを配合しており、しっかりメイクも落としやすいのに肌がつっぱらないのが魅力。
香りはほのかに甘く、使用感はとろけるような軽さ。どんな肌質でも使いやすく「迷ったらこれ」と言われる定番です。
2. ポアクラリファイング(グリーン)
毛穴・皮脂ケアに特化したタイプ。AHA・BHA・LHAといった角質ケア成分を配合し、肌のざらつきや黒ずみが気になる人にぴったり。
洗い上がりはすっきり系で、脂性肌や混合肌の方に向いています。
ただし、乾燥肌・敏感肌の人には少し刺激を感じることもあるので注意が必要です。
3. ナリシング(イエロー)
乾燥が気になる人や、年齢肌のケアを重視したい人におすすめ。
ローヤルゼリーエキスやジンセンベリーなど、栄養豊富な成分を配合しており、洗い上がりはしっとりもっちり。
冬場やエアコンによる乾燥が気になる季節に愛用している人も多いタイプです。
4. ピュリファイング(パープル)
ゆらぎやすい敏感肌にはこのタイプ。ツボクサエキス(シカ成分)などの鎮静成分を配合しており、刺激を抑えながらやさしくメイクオフできます。
「クレンジングでピリつきやすい」「摩擦を感じたくない」という人に好評。マツエクをしている人にも比較的使いやすい仕様です。
5. リバイタライジング(ブルー)
くすみケアや透明感を重視する人に人気。ブドウ種子エキスやレスベラトロールといった植物由来成分を配合し、肌のキメを整えて明るい印象へ導きます。
オイル感が軽く、さっぱりとした使い心地が特徴です。夏場や皮脂が多い季節に使いやすいタイプ。
肌質・悩み別のおすすめをチェック
種類ごとの特徴を踏まえると、以下のように選ぶとわかりやすいです。
- 初めて使う・肌質がよくわからない人 → オリジナル(ピンク)
- 毛穴・皮脂・角栓が気になる人 → ポアクラリファイング(グリーン)
- 乾燥・ハリ不足・年齢肌が気になる人 → ナリシング(イエロー)
- 敏感肌・肌荒れしやすい人 → ピュリファイング(パープル)
- くすみ・トーンアップを重視したい人 → リバイタライジング(ブルー)
どれも基本の使用感は共通しているため、「洗い上がりがさっぱりか、しっとりか」で選ぶのも一つの方法です。
また、季節や肌状態によって使い分ける人も多く、「夏はグリーン、冬はイエロー」といった組み合わせも人気があります。
使い方のコツと注意点
クレンジングの効果をきちんと感じるには、使い方も大切です。
間違った使い方をすると、肌が乾燥したり吹き出物が出たりすることもあるので注意しましょう。
- 乾いた手・顔で使うこと
濡れた状態だとバームがなじみにくくなります。乾いた状態でスパチュラで適量をとり、顔全体にやさしくなじませます。 - 乳化のステップを忘れずに
なじませたあと、少量のぬるま湯を加えて白く濁るまで乳化させましょう。これで汚れがきちんと浮き上がり、すすぎ残しを防げます。 - 強くこすらない
力を入れず、指先でくるくると円を描くように。摩擦が少ないほど肌への負担も減ります。 - すすぎはしっかりと
ぬるま湯でやさしく何度かすすぎ、バームが残らないようにします。 - 必要に応じてダブル洗顔もOK
シリーズは基本的にW洗顔不要ですが、ベースメイクが濃いときや脂性肌の人は、軽く洗顔フォームを使って仕上げても問題ありません。
肌の状態に合わせて、使う頻度や量を調整するのもポイントです。
実際の口コミからわかる人気の理由
SNSやレビューサイトでも、バニラコのクレンジングバームは高評価を得ています。
「濃いメイクでもスルッと落ちる」「香りがよくて癒される」「洗い上がりがしっとり」といった感想が多く、一度使うとリピートする人が多いのも特徴。
特にピンクのオリジナルは「とりあえずこれを使えば間違いない」と言われるほど、シリーズの定番として支持されています。
一方で、「グリーンはさっぱりしすぎる」「イエローは少し重い」といった声もあるため、自分の肌質に合わせた選び方がやはり重要です。
バニラコのクレンジングで後悔しない選び方
「どれがいいか」迷ったら、まずは以下の3つのステップで選んでみましょう。
- 自分の肌質を知る
乾燥・脂性・混合・敏感など、まずは自分の肌タイプを把握することが第一歩です。 - 求める仕上がりを決める
すっきり落としたいのか、保湿感を残したいのかで選ぶタイプが変わります。 - 初めてならオリジナルから試す
迷ったらピンク。肌質を問わず使いやすく、使用感のバランスがいい定番タイプです。
この3つを押さえておけば、失敗しにくく、自分に合う一本を見つけやすくなります。
まとめ:バニラコのクレンジングはどれがいい?自分の肌に合わせて選ぼう
バニラコのクレンジングシリーズは、どれもクオリティが高く人気の理由がはっきりしています。
ただし、肌質や目的に合わないものを選ぶと「洗浄力が強すぎた」「しっとりしすぎた」と感じることも。
・メイク落ち重視ならオリジナル(ピンク)
・毛穴ケア重視ならポアクラリファイング(グリーン)
・保湿重視ならナリシング(イエロー)
・敏感肌ならピュリファイング(パープル)
・透明感を求めるならリバイタライジング(ブルー)
このように、自分の肌と相談しながら選ぶのがベストです。
一度自分に合うタイプを見つけると、メイク落としがぐんと楽になり、肌の調子も安定しやすくなります。
あなたにとっての“ぴったりのクレンジングバーム”を見つけて、毎日のスキンケアをもっと気持ちよく続けてみてください。
