韓国コスメが好きな人なら一度は聞いたことがあるブランド、バニラコ(BANILA CO)。中でも「プライムプライマー クラシック」シリーズは、毛穴カバー力や崩れにくさで話題の人気下地です。とはいえ、種類がいくつかあるので「どれを選べばいいの?」「自分の肌に合うのはどれ?」と迷ってしまう人も多いはず。
この記事では、バニラコの下地の種類と違い、肌タイプ別のおすすめ、そして上手な使い方をわかりやすく紹介します。初めて使う人も、買い替えを検討している人も、ぜひ参考にしてみてください。
バニラコの下地シリーズの特徴
バニラコの下地といえば、「プライムプライマー」シリーズが定番。
毛穴をカバーしながら肌をなめらかに整え、ファンデーションのノリをよくしてくれる下地として知られています。シリーズには主に次の3種類があります。
- プライムプライマー クラシック:毛穴やテカリが気になる人向け。さらっとマットな仕上がり。
- プライムプライマー ハイドレーティング:保湿力重視。乾燥肌やツヤ感を出したい人にぴったり。
- プライムプライマー トーンアップ:くすみや赤みをカバーして、明るく血色のある肌に見せたい人におすすめ。
それぞれ仕上がりや使用感が異なるので、肌質やメイクの仕上がりイメージに合わせて選ぶのがポイントです。
プライムプライマー クラシック|毛穴・皮脂対策にぴったり
「クラシック」は、バニラコの下地の中でも最も定番で人気のタイプ。
毛穴の凹凸をカバーして、肌をなめらかに整えるシリコン系の下地です。さらっとした仕上がりで、特にTゾーンや小鼻のテカリが気になる人から支持されています。
特徴は以下の通りです。
- 皮脂によるメイク崩れを防ぐ
- サラサラのマット仕上げ
- 毛穴をぼかして均一な肌に見せる
- 長時間メイクをキープ
口コミでは「開いた毛穴も自然にカバーできる」「皮脂が出やすい夏でも崩れにくい」という声が多い一方、「乾燥肌には少しつっぱる」「量をつけすぎるとファンデと合わない」といった意見もあります。
つまり、オイリー肌・混合肌の人、特に夏場のメイク崩れを防ぎたい人におすすめの下地です。
プライムプライマー ハイドレーティング|乾燥が気になる肌に
「ハイドレーティング」は、保湿力を高めたタイプ。
ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されており、肌にうるおいを与えながら化粧ノリを良くしてくれます。エッセンスタイプのなめらかなテクスチャーで、しっとりとしたツヤのある肌を演出できます。
主な特徴は以下の通りです。
- 保湿成分84%配合でうるおいキープ
- 乾燥による化粧崩れを防ぐ
- つややかで自然な光沢肌を演出
- ファンデの密着度が高い
口コミでは「冬の乾燥時期でも崩れにくい」「エアコン下でもしっとり感が続く」と高評価。一方、「Tゾーンは少しテカりやすい」「夏場は少し重く感じる」という意見もありました。
乾燥肌や敏感肌の人、またはツヤ感のある仕上がりが好きな人にはハイドレーティングがぴったりです。
プライムプライマー トーンアップ|明るく血色のある肌に
くすみや肌の色ムラをカバーしたい人には「トーンアップ」タイプがおすすめです。
ピンクベースの下地で、黄ぐすみを補正して透明感のある肌に導きます。
特徴をまとめると次の通りです。
- ニュートラルピンクカラーで血色アップ
- くすみ・赤み・色ムラを自然に補正
- ファンデのノリを良くして崩れにくい
- 明るい印象の肌に仕上がる
口コミでは「顔色がパッと明るくなった」「トーンアップ効果でナチュラルメイクにぴったり」と好評。一方で、「量が多いと白浮きする」「濃いファンデと合わせると不自然になる」という声もありました。
素肌感を大事にしたい人や、顔全体をトーンアップしたい人におすすめです。
肌タイプ別のおすすめまとめ
バニラコの下地はどれも人気がありますが、選び方のコツは「自分の肌タイプ」と「仕上がりの好み」を明確にすることです。
- 乾燥肌・敏感肌:ハイドレーティング
- オイリー肌・混合肌:クラシック
- くすみ・血色感重視:トーンアップ
また、肌の状態は季節や環境によって変わるため、季節ごとに使い分けるのもおすすめです。
たとえば、夏はクラシックでテカリを防ぎ、冬はハイドレーティングで保湿重視にするなど、使い分けると一年を通して快適に使えます。
バニラコの下地をきれいに仕上げるコツ
下地を上手に使うポイントは、塗り方と量の調整にあります。
- スキンケア後に少量ずつ使う
保湿をしっかりした後、少量の下地を指先に取り、Tゾーンや毛穴が気になる部分から薄く広げましょう。厚く塗るとヨレやすくなるため、ほんの少しずつがポイントです。 - こすらず優しくなじませる
肌表面をなでるように軽くトントンとなじませると、毛穴に下地が自然に密着します。こすりすぎると下地がムラになったり、ファンデがよれやすくなります。 - 部分使いも効果的
混合肌の人は、Tゾーンにはクラシック、頬や口周りにはハイドレーティングなど、部分ごとに使い分けるとよりきれいに仕上がります。 - 下地をなじませた後に少し時間をおく
すぐにファンデを重ねるとヨレやすいので、30秒ほど時間をおいてからベースメイクを進めると、持ちがぐっと良くなります。
注意したいポイントと購入時のコツ
バニラコの下地を選ぶときには、いくつかの注意点も押さえておきましょう。
- 量を出しすぎないこと
特にクラシックは、つけすぎるとファンデと混ざってポロポロと取れてしまうことがあります。少量で十分です。 - トーンアップは色味に注意
明るい色味のため、肌より白くなりすぎる場合があります。少しずつ伸ばして、自分の肌色に合うかを確認しましょう。 - 肌が敏感な時はテストを
ヴィーガン処方ではありますが、成分に反応する場合もあります。気になる人は腕などでパッチテストをしてから使用すると安心です。 - 正規品を購入する
人気コスメのため、通販サイトでは偽物も報告されています。公式サイトや信頼できる店舗で購入するようにしましょう。
バニラコの下地はどれがいい?まとめと選び方のポイント
最後にもう一度整理すると、バニラコの下地を選ぶときのポイントは次の通りです。
- 毛穴・皮脂が気になる人 → プライムプライマー クラシック
- 乾燥・つっぱりが気になる人 → プライムプライマー ハイドレーティング
- 顔色を明るく見せたい人 → プライムプライマー トーンアップ
どのタイプも仕上がりがきれいで、ファンデのノリを良くしてくれるのが共通の魅力です。
大切なのは「自分の肌質」「季節」「メイクの目的」に合わせて選ぶこと。部分使いも活用すれば、より理想の仕上がりに近づけます。
「毛穴をカバーしたい」「乾燥を防ぎたい」「くすみを明るくしたい」──そんな希望を叶える下地が、バニラコのプライムプライマーシリーズには揃っています。自分の肌に合う一本を見つけて、毎日のメイクをもっと快適に楽しんでください。
