「哺乳瓶って、どれを選べばいいの?」——出産準備や育児が始まったばかりの時期に、多くのママ・パパが最初につまずくのがこの悩みです。
母乳で育てたいけれど、ミルクも併用するかもしれない。素材や形もいろいろあって、どれが自分に合うのかわからない。
そんな方のために、今回は「哺乳瓶の選び方」と「人気メーカーの違い」をわかりやすくまとめました。新生児期や混合育児にも役立つ内容です。
哺乳瓶選びの基本ポイント
哺乳瓶を選ぶときに大切なのは、「誰が、どんなシーンで使うか」を考えることです。赤ちゃんの月齢や飲む量、母乳とミルクのバランス、使う人の負担をすべて見ていくと、自然と最適なタイプが見えてきます。
容量は月齢に合わせて選ぶ
新生児期は一度に飲む量が少ないため、120〜160mlサイズがちょうどいいです。
生後3〜4か月以降は飲む量が増えるので、240ml前後の大きめサイズを1本追加しておくと安心。
最初から大容量だけを用意すると、飲み残しや冷めすぎの原因になることもあるので注意しましょう。
素材の違いを知る
哺乳瓶の素材には主に3種類あります。
- ガラス製:衛生的でミルクの温度が下がりやすく、煮沸消毒にも強い。ただし重くて割れやすいので自宅向き。
- プラスチック製(PPSU・トライタンなど):軽くて持ちやすく、外出や夜間授乳に便利。耐熱性の高い素材を選べば安心。
- シリコン製:やわらかくおっぱいに近い感触で、混合育児との相性がいい。やや高価ですが人気が高まっています。
どの素材にもメリット・デメリットがあるため、「自宅ではガラス、外出用にはPPSU」など、用途別に使い分けるのがおすすめです。
乳首の形状とサイズも重要
乳首は赤ちゃんがどれだけ上手に飲めるかを左右します。
新生児期は丸穴タイプ(ミルクがゆっくり出る)を選び、成長に合わせてスリーカットやクロスカットに変えるとスムーズ。
また、母乳に近い形状の乳首を選ぶと、母乳と哺乳瓶の併用がしやすくなります。
広口タイプは扱いやすい
調乳しやすく、洗いやすいのが広口タイプ。粉ミルクを入れてもこぼれにくく、スポンジも底まで届きやすいです。
ボトルにくびれがあるタイプは手が小さなママ・パパでも持ちやすく、夜間授乳でも安定します。
消毒やお手入れのしやすさ
哺乳瓶は毎日何度も使うもの。煮沸・薬液・電子レンジなど、自分の生活スタイルに合う消毒方法に対応しているかを確認しましょう。
部品が少ないタイプのほうが洗いやすく、乾きも早くなります。
新生児におすすめの哺乳瓶選び
新生児期は「飲みやすさ」と「扱いやすさ」を重視するのが基本です。
- 160ml前後のサイズを1〜2本用意
- 軽くて持ちやすい素材(PPSUやガラス)
- 哺乳力が弱い時期に合う丸穴タイプの乳首
- 広口で洗いやすく、夜中の授乳もラクにできるデザイン
また、赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる場合もあるので、母乳に近い形の乳首を選ぶとスムーズに慣れてくれることが多いです。
混合育児(母乳+ミルク)で重視すべきポイント
母乳と哺乳瓶を併用する場合、選び方は少し変わります。
一番のポイントは、「母乳とのギャップをできるだけ減らすこと」。
- 乳首が柔らかく、おっぱいのように伸びる素材
- 吸う力に合わせてミルクが出るスリーカット構造
- 母乳実感 哺乳びん など、母乳に近い吸い心地を再現した設計
また、哺乳瓶拒否を防ぐために、同じメーカーの乳首サイズをステップアップして使い続けられるモデルを選ぶと安心です。
夜間や外出先でもミルクをあげる機会が増えるため、2〜3本を用途別に用意しておくと楽になります。
家庭用にガラス、持ち運び用にPPSUという組み合わせも人気です。
人気メーカーを比較
どの哺乳瓶にも特徴があります。ここでは代表的なメーカーをピックアップして紹介します。
ピジョン 母乳実感 哺乳びん
日本の定番ブランド。母乳実感シリーズは「おっぱいに近い乳首」で混合育児にもぴったり。
広口で洗いやすく、くびれのある形状で持ちやすいのも魅力です。
煮沸・薬液・電子レンジすべてに対応しており、初心者にも扱いやすい万能型。
コンビ テテオ 授乳のお手本
「テテオ 授乳のお手本」シリーズが人気。乳首の形状や弾力を母乳に近づけており、母乳からの切り替えにもスムーズです。
PPSU製で軽く、くすみカラーなどデザイン性の高さも支持されています。
ヌーク 哺乳びん
ドイツの老舗ブランドで、歯科医と共同開発された非対称の乳首が特徴。
赤ちゃんのあごや歯の発達を考慮した設計で、長く使いたい人におすすめ。
温度センサー付きモデルなど機能性にも優れています。
ベッタ 哺乳びん
曲線デザインのガラス製ボトルが印象的。職人が手作りしており、品質とデザインの両方を重視する方向け。
おしゃれで写真映えするアイテムとしても人気があります。
ビーンスターク 赤ちゃん思い 哺乳びん
小児歯科医と共同開発された「赤ちゃん思い」シリーズが代表的。
トライタン樹脂素材で軽くて割れにくく、口腔発達をサポートする乳首形状が特徴です。
チュチュ 哺乳びん
「ワンサイズ乳首」で新生児から卒乳まで使えるコスパの高いモデル。
パーツが少なく、洗いやすく乾きやすい設計。初めて哺乳瓶を買う人にもおすすめです。
よくある失敗と選び方のコツ
- 容量を大きくしすぎる:最初から240mlを買うと、飲み残しや冷めすぎが起きやすいです。
- 乳首の穴が合っていない:ミルクが出すぎてむせる、出なすぎて疲れるなど、赤ちゃんに負担がかかります。
- 消毒方法を確認していない:電子レンジNGの素材をうっかり選んでしまうケースも。
- 1本しか持っていない:夜中や外出時に洗う余裕がなく、ストレスになることも。
最初は2〜3本を使い分けながら、自分と赤ちゃんに合うタイプを見つけていくのがおすすめです。
まとめ:哺乳瓶はどれがいい?自分と赤ちゃんに合う1本を見つけよう
哺乳瓶選びには正解がありません。
けれども、「赤ちゃんが飲みやすいか」「使う人がラクか」という2つの視点を持てば、失敗しづらくなります。
新生児期は160ml前後の軽いボトルを。
混合育児なら母乳に近い乳首を。
夜間授乳や外出を考えるなら、軽くて洗いやすい素材を。
ピジョン 母乳実感 哺乳びん のような定番から、コンビ テテオ 授乳のお手本、ヌーク 哺乳びん、ベッタ 哺乳びん、ビーンスターク 赤ちゃん思い 哺乳びん、チュチュ 哺乳びん まで、どれも信頼できる選択肢です。
まずは1本試してみて、赤ちゃんの飲み方や自分の使い勝手を確かめながら買い足していきましょう。
毎日の授乳が少しでも快適になるように——。
哺乳瓶選びを楽しみながら、赤ちゃんとの時間を大切にしていきたいですね。
