IKEAとレゴがコラボして登場した「BYGGLEK レゴセット(201ピース)」シリーズ。発売当初は「収納しながら遊べる」という新しい発想が話題になりましたが、最近「販売終了したのでは?」という声がSNSや掲示板で増えています。今回は、その真相と背景、そして再販の可能性について詳しく見ていきます。
IKEAとレゴの夢のコラボ「BYGGLEK(バイグレック)」とは?
IKEA×LEGOの「BYGGLEK(バイグレック)」は、2019年に発表された共同プロジェクトです。両ブランドが掲げたテーマは「遊びが家庭の中でより自然に起こるように」。
レゴブロックで遊びながら片づける、そんな“遊びと収納の融合”を形にしたのがこのシリーズでした。
IKEAらしいシンプルな白のBYGGLEK 収納ボックスに、レゴブロックを直接組み立てられる突起が施されており、子どもは遊びの延長で片付け、大人はインテリアとして楽しめる――そんな家庭向けデザインとして登場しました。
当初は海外で先行発売され、2020年に日本国内でもIKEA店舗やオンラインストアで販売が始まりました。
「片付けを“終わり”ではなく、“遊びの一部”に」というコンセプトは、子育て世代を中心に多くの共感を集めました。
販売終了の噂が広がったきっかけ
そんな人気シリーズに、「IKEAのレゴコラボが販売終了した」という情報が出回り始めたのは、2024年ごろからです。
海外の掲示板Redditでは「BYGGLEK(バイグレック)がLast Chance(在庫限り)扱いになっていた」という投稿が相次ぎ、ファンの間で「生産終了か?」という憶測が広がりました。
また、Facebookのレゴ関連グループでも「IKEAとレゴの収納ボックスがディスコン(廃盤)扱いになっている」との書き込みが見られます。
さらに、eBayなどのオークションサイトでは「RETIRED(廃盤)」というラベル付きで出品されており、すでに公式販売が終了している地域もあるようです。
これらの状況が重なり、「IKEAレゴコラボは販売終了したのでは?」という認識が広がっていきました。
公式サイトには「終了」表記なし?実態を整理
では、実際にIKEAやLEGOの公式サイトで販売終了が明記されているのでしょうか。
結論から言うと、公式発表として「販売終了」と断言された情報は現時点で存在していません。
IKEAグローバルサイトでは今も「Play never stops with BYGGLEK(バイグレック) collection(遊びは止まらない)」という紹介ページが残っており、「販売終了しました」「生産終了」といった記載は確認できません。
ただし、オンラインストアでは在庫がほぼ表示されず、「在庫切れ」または「取り扱いなし」となるケースが増えています。
つまり、公式としては「終了」とは言っていないものの、実際の流通では販売が縮小され、在庫限りに近い状態だと考えられます。
販売終了に至った背景と考えられる理由
販売終了の明言はなくとも、事実上の終売に近づいている可能性は高そうです。では、なぜこのコラボが終了に向かっているのでしょうか。考えられる背景を整理してみましょう。
1. 期間限定・コラボ特有の製品サイクル
BYGGLEK(バイグレック)は「IKEAとLEGOの特別プロジェクト」として企画されました。発表当初から「恒久的なシリーズ」とは言われておらず、一定期間で展開を終える可能性がもともと想定されていたと考えられます。
コラボ製品は、ブランド同士のキャンペーン的な意味合いも強く、数年で終了するのが一般的です。
2. 販売サイクルと在庫調整
IKEAでは、製品ごとに販売サイクルを区切り、売れ行きやシーズンに応じて終売・再編を行うことがあります。
BYGGLEK(バイグレック)も一度人気が落ち着いたタイミングで、在庫整理やライン縮小が行われた可能性があります。
実際、「Last Chance(在庫限り)」というタグが付いたのは在庫調整フェーズに入ったサインです。
3. 新しいコラボやシリーズへの移行
IKEAとLEGOはどちらもコラボ展開が多いブランドです。一定期間ごとに新しいテーマやプロジェクトを打ち出すため、過去シリーズを整理するのは自然な流れです。
2025年には、シンガポールのIKEA店舗で「LEGOを使った部屋展示イベント」が開催されており、両社の関係は続いています。
今後は“第2弾”や新たなコラボ形態に移る可能性も考えられます。
日本国内の販売状況
日本のIKEA公式サイトを確認すると、2020年に登場した「BYGGLEK 収納ボックス」や「BYGGLEK レゴセット(201ピース)」は、現在検索してもヒットしにくくなっています。
過去の在庫情報ページが残っている場合もありますが、購入ボタンが表示されない・在庫表示が出ないことがほとんどです。
一部の店舗では、2023年頃まで店頭販売が確認されていたものの、現在は「在庫限り」「入荷未定」という対応が多いようです。
つまり、日本国内でも販売終了または終売間近と見てよいでしょう。
ただし、IKEAジャパンが明確に「販売終了」を告知したわけではないため、店舗によっては残り在庫が存在する可能性もあります。
もしどうしても手に入れたい場合は、最寄りのIKEA店舗に直接在庫確認を行うのが確実です。
再販の可能性はある?
再販については、現時点で公式のアナウンスはありません。
ただし、完全に関係が途切れたわけではなく、先述の通り2025年も海外店舗でIKEA×LEGOの展示が行われています。これは「ブランド間の協業関係が継続中である」ことを示しています。
そのため、以下の3つのシナリオが考えられます。
- 限定的な再販
クリスマスや子ども向けキャンペーンなど、特定時期に少量リリースされる可能性があります。 - 新モデルとしての再登場
BYGGLEK(バイグレック)をベースに、新しいデザインやサイズ展開で第2弾が発表されることもあり得ます。 - 完全終了
一方で、在庫が尽き次第終了となり、今後は中古市場のみでの入手になる可能性もあります。
特にIKEAのような限定コラボ商品は、「在庫限りで販売終了 → 数年後に再コラボ」という流れを取ることが多いため、今後の発表には注目が集まりそうです。
今から入手するには?
もし「IKEA×LEGOのBYGGLEK(バイグレック)を手に入れたい」と思うなら、今がラストチャンスかもしれません。
確認すべきポイントは以下の通りです。
- IKEA公式オンラインストアで「BYGGLEK(バイグレック)」または「レゴ」で検索
- 店舗の在庫検索機能で各店の状況をチェック
- 店舗で「Last chance(在庫限り)」の表示が出ていないか確認
- Amazon・フリマアプリ・オークションサイトなどの在庫をチェック
特にフリマアプリでは新品未開封の出品もありますが、価格が定価より高騰している場合もあるため、購入時は注意が必要です。
IKEAの在庫が完全になくなってしまうと、公式価格での入手はほぼ不可能になります。
まとめ:IKEAレゴコラボが販売終了?販売期間終了の背景と再販情報を調査
IKEAとレゴのコラボ「BYGGLEK(バイグレック)」は、2019年の発表から多くの家庭に“遊びと収納の楽しさ”を届けてきました。
しかし、現在は各国で在庫が減少し、販売終了・終売間近とみられる状況です。
公式に「終了」と発表されたわけではありませんが、実店舗ではすでにラストチャンス扱いとなっている地域もあります。
再販の可能性は残されているものの、今のところ具体的な告知はなし。
もし再登場があるなら、次は新デザインや限定版という形で復活するかもしれません。
現時点で確実に言えるのは――**「IKEA×LEGOのBYGGLEK(バイグレック)を手に入れたい人は、今すぐチェックしておくべき」**ということ。
在庫が完全になくなる前に、ぜひ公式ストアや店舗で確認してみてください。
