「iPhone15が販売終了したらしい」とSNSで見かけて、びっくりした人も多いのではないでしょうか。2023年に登場したiPhone15シリーズですが、2025年の今、すでに一部モデルで「販売終了」「取り扱いなし」と表示されるケースが増えています。この記事では、実際に販売終了となったのか、今後の在庫や再販の可能性について、最新情報をもとに詳しく解説していきます。
iPhone15シリーズの販売状況はどうなっている?
まず結論から言うと、iPhone15シリーズは一部モデルを除き、すでに販売終了の段階に入っています。
Apple公式サイトでは「iPhone15 Pro」と「iPhone15 Pro Max」がラインナップから姿を消しており、購入できるのは在庫を持つ家電量販店やキャリアに限られます。
一方で、スタンダードモデルの「iPhone15」と「iPhone15 Plus」は、まだ在庫が残っている店舗もあるようです。ただし、容量やカラーによってはすでに販売終了扱いになっているケースもあり、「再入荷予定なし」と明記しているショップもあります。
つまり、「完全に販売終了したモデル」と「在庫僅少で販売継続中のモデル」が混在している状態といえます。
なぜiPhone15は販売終了したのか?
iPhone15が「販売終了」と言われるようになった理由には、いくつかの背景があります。
1つ目は、Appleの毎年恒例のモデルチェンジによるラインナップ整理です。
Appleは毎年9月に新モデルを発表するため、そのタイミングで前世代モデルが公式サイトから削除されるのが恒例です。2024年秋には「iPhone16シリーズ」が登場し、Pro系モデルはそちらに完全に置き換わりました。
2つ目は、生産・流通の効率化です。
Appleは新しいチップや部材に切り替えることで、製造ラインの効率を保ちます。旧モデルを長く生産し続けると部品供給が複雑化し、コストが上がってしまうため、早期に切り替える傾向が強まっています。
3つ目は、在庫リスクを抑える戦略です。
旧モデルを抱えすぎると値下げ販売や在庫処分が必要になります。特にiPhone15 Proシリーズは高額帯であり、販売ペースが鈍化したことで在庫を減らす動きが早まりました。
このように、「販売終了=人気がないから終わった」というよりも、「Appleの製品サイクルの一環」として整理された結果だと考えられます。
どのモデルが販売終了?まだ買えるのはどれ?
販売状況をモデルごとに整理すると、次のような傾向が見られます。
- iPhone15 Pro/iPhone15 Pro Max:Apple公式ではすでに販売終了。多くのキャリアや量販店でも取り扱いが終了しています。残っているのは一部在庫のみ。
- iPhone15/iPhone15 Plus:Apple公式では終了。ただしキャリアや量販店では在庫限りで販売継続中。カラーや容量によっては販売終了表示あり。
在庫が残っている場合でも、「人気カラーの入荷なし」「特定容量のみ再入荷予定」など、選べる範囲はかなり狭くなっています。
特に「iPhone15 Plus」の大容量モデルやProシリーズはすでに完売扱いの店舗が多く、今後の再入荷も難しい状況です。
販売終了の時期と在庫の減り方
販売終了の動きは、2024年9月の新モデル発表を境に一気に進みました。
この時点でApple公式ストアからProシリーズが姿を消し、11月頃からはキャリア・量販店でも在庫表示が「販売終了」や「入荷未定」に切り替わりました。
年末にかけては在庫処分セールやキャンペーンが行われ、一時的に在庫が戻ることもありましたが、それもごく短期間。現在は「在庫残りわずか」「販売終了予定」と表記されるケースが主流となっています。
つまり、今後は在庫が自然に消えていくフェーズに入っており、「欲しい人は今のうちに」という状況です。
iPhone15の再販や再入荷はある?
では、「もう買えないのか?」という点が気になりますよね。
結論から言うと、再販・再入荷の可能性は低いです。
一部店舗で「再入荷予定あり」と表示されることもありますが、これはあくまで既存在庫の再配分によるもので、新たに生産されるものではありません。
Appleは新モデル発売後に旧モデルを再生産することはほとんどなく、販売チャネルごとの在庫がなくなり次第、販売は完全に終了します。
ただし、キャリアや量販店に残る在庫分は一定期間購入可能です。特にSIMフリー版を求める場合は、Apple公式ではなく量販店の在庫をチェックするのがおすすめです。
また、中古・リファービッシュ品(整備済み品)も徐々に流通し始めており、状態の良い個体を選べば新品に近い品質で手に入れることも可能です。
今買うならどこがおすすめ?
販売終了が進んでいるとはいえ、今ならまだ買えるショップもあります。
ただし、販売チャネルによって在庫や価格に大きな差が出るため、次の点を押さえておきましょう。
- Apple公式ストア
→ Pro系モデルは終了。無印モデルも販売停止中。
中古や整備済み製品が出るまで待つ必要あり。 - キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイル)
→ 一部モデルのみ販売継続中。特に楽天モバイルやワイモバイルでは在庫ありの報告も。 - 家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラ、ヤマダなど)
→ 店舗によって在庫差が大きい。在庫処分セールの対象になることも。 - オンラインショップ/中古販売店
→ 新品同様の未開封品や認定整備済み品を取り扱う場合がある。保証内容や販売元の信頼性を確認してから購入を。
いずれの販売元であっても、購入前には「販売終了」「在庫なし」「再入荷未定」の表記を必ずチェックしましょう。
型落ちiPhone15を選ぶメリットと注意点
「新モデルが出た後に旧モデルを買うなんてどうなの?」と思うかもしれませんが、実は型落ちiPhone15にもメリットがあります。
- 新モデルより価格が下がる
- 安定した性能で十分使える
- デザインやサイズ感が好みなら満足度が高い
ただし、注意点もあります。販売終了後はApple公式の新品保証対象外となるため、修理や交換が有償になる場合があります。また、在庫限りのためカラーや容量を選べないこともあります。
中古やリファービッシュ品を検討する際は、販売店の保証期間・バッテリー状態・初期化状況を必ず確認しましょう。
iPhone15は本当にもう買えない?今後の動きまとめ
ここまで見てきた通り、iPhone15シリーズは販売終了の流れが進んでいます。
Apple公式ではすでに販売が終わっており、キャリア・量販店の在庫も減少中。再生産の予定はなく、今後は中古市場での流通が中心になると見られます。
ただ、タイミングによっては在庫が復活することもあるので、どうしても欲しい場合はオンラインストアや家電量販店をこまめにチェックするのがおすすめです。
iPhone15 販売終了の真相と今買うべきかどうか
結論として、iPhone15は「販売終了=完全に買えない」ではありませんが、今が実質的なラストチャンスであることは間違いありません。
すでにApple公式では取り扱いが終了しており、残るのは各ショップの在庫のみ。
再入荷や再販の見込みは低いため、「欲しいカラー・容量がまだ残っているうちに購入する」ことが最も確実です。
また、購入する際は販売価格だけでなく、保証内容や契約条件(キャリア契約・分割払い・SIMロック有無など)もよく確認しましょう。特定商取引法や景品表示法の観点からも、誤解を招く広告表示には注意が必要です。
型落ちiPhone15は性能的にもまだまだ現役で使えます。iPhone15が気になっている人は、在庫がある今のうちに検討してみてはいかがでしょうか。
