最近SNSや口コミで「ダイソーの不織布マスクが売ってない」「販売終了したの？」という声をよく見かけます。
コロナ禍を経てマスクはすっかり生活の一部になりましたが、手軽に買える100円ショップのマスクが見つからないと、少し焦りますよね。
そこで今回は、ダイソーの不織布マスクが本当に販売終了してしまったのか、なぜ店頭で見つからないのか、そして代わりに買える商品はあるのか――最新の状況をわかりやすくまとめて紹介します。
ダイソーの不織布マスクは販売終了していない
結論から言うと、ダイソーの不織布マスクは「販売終了」ではありません。
現在もダイソー公式通販サイト「ダイソーネットストア」には、以下のような商品が掲載されています。
つまり、製造や販売が完全に止まったわけではなく、現在も継続して販売されています。
一方で、店頭では「どこに行っても売ってない」「いつ行っても棚が空いている」という声が多いのも事実です。
この“見つからない状態”が、「販売終了したのでは？」という誤解を生んでいるようです。
なぜ「売ってない」と言われるのか？
実際に販売が続いているにもかかわらず、「売ってない」「販売終了した」と感じる人が多い理由はいくつかあります。
需要の高まりによる品薄
まず一番の原因は、需要の集中です。
特に「小さめサイズ」や「黒・グレーなどのカラーマスク」は人気が高く、入荷してもすぐ売り切れてしまうケースが多いようです。
花粉症シーズンやインフルエンザ流行時期はもちろん、夏でも「メイク崩れ防止」「小顔に見える」などの理由から女性を中心に不織布マスクの需要は根強く続いています。
一部のサイズや色に人気が偏ることで、在庫切れ状態が目立つ店舗もあります。
仕様変更による誤解
もう一つの理由は、パッケージや枚数の変更です。
以前は「30枚入り」が主流でしたが、原材料や輸送コストの高騰などの影響で「25枚入り」に変更された時期がありました。
この切り替えのタイミングで旧パッケージが棚から消え、新商品が並ぶまでの間に「売ってない」と勘違いされたことも多かったようです。
また、リニューアルでデザインやサイズ表記が変わったため、「前と違う」「同じものが見つからない」と感じた人もいたようです。
店舗による在庫差
ダイソーは全国に店舗がありますが、全店が同じ商品を同じタイミングで扱っているわけではありません。
特に小規模店や駅ナカ店舗などでは、衛生用品の売り場面積が限られているため、在庫が少なくなりがちです。
一方で大型店や都市部の店舗では比較的入荷しやすい傾向が見られます。
つまり「店舗によって扱いが異なる」「入荷時期がずれている」という事情があり、地域差が生まれやすいのです。
原材料・物流コストの影響も
近年のマスク市場は、原材料費や輸送コストの上昇が大きな課題となっています。
不織布マスクは石油由来素材のため、原油価格の変動や為替の影響を受けやすく、さらに海外からの輸入コストも上がっています。
100円ショップの商品は価格が固定されているため、コスト上昇をそのまま販売価格に反映させにくく、
結果として「一時的に仕入れを絞る」「仕様を変更してコストを抑える」といった対応が取られることがあります。
このような背景も、店頭での品薄につながっている可能性が高いです。
実際に購入できる場所は？
「売ってない」と感じても、少し探せば入手できるケースもあります。
購入しやすい方法をいくつか紹介します。
1. ダイソーネットストア
公式通販サイト「ダイソーネットストア」では、不織布マスクをはじめとした衛生用品が掲載されています。
ただし、一定金額（例：1,000円以上）からのまとめ購入になる場合もあるため、他の商品と一緒に購入すると良いでしょう。
2. 大型店舗や都市部のダイソー
大型店では在庫が安定していることが多く、種類も豊富です。
季節によっては特設コーナーやレジ横に並んでいることもあります。
入荷直後を狙うなら、平日午前や週末前のタイミングがねらい目です。
3. 近隣店舗への問い合わせ
同じ市内でも店舗によって在庫が異なるため、電話で在庫を確認してから訪問すると効率的です。
「ふつうサイズ」「小さめ」「黒マスク」など、具体的に伝えるとスムーズに対応してもらえます。
ダイソーの不織布マスクの特徴
ダイソーの不織布マスクが支持されてきた理由は、何といってもコスパの良さです。
25枚入りで110円（税込）という価格は圧倒的な安さで、日常使いには十分な品質があります。
さらに、耳が痛くなりにくい柔らかいゴムや、ノーズワイヤー入りで顔にフィットしやすい設計も人気のポイント。
白だけでなく、黒やグレーなどファッションに合わせやすいカラー展開も登場し、男女問わず愛用者が多い商品です。
代替商品・他の選択肢をチェック
もし近くの店舗でダイソーの不織布マスクが見つからない場合は、他の100円ショップやドラッグストアのマスクも選択肢になります。
セリアやキャンドゥの不織布マスク
同じ100円ショップのセリアやキャンドゥでも、25枚入り前後の不織布マスクが販売されています。
店舗によってはカラーバリエーションが豊富で、サイズ展開も複数あるため、代替として十分使えます。
ドラッグストア系の低価格マスク
ドラッグストアチェーンでも、プライベートブランド（PB）の低価格マスクが増えています。
例えば「アイリスオーヤマ」「ユニ・チャーム」「Fitty」などのブランドでは、小さめサイズや立体形状など、多彩なタイプが選べます。
価格はダイソーより少し高くなりますが、在庫の安定性や品質を重視するなら検討する価値があります。
通販サイトを活用する
Amazonや楽天市場などの通販では、不織布マスクがまとめ買いしやすく、1枚あたりの価格も安定しています。
ダイソーの不織布マスクと似た仕様の「小さめ」「耳が痛くなりにくい」タイプも多く、
急ぎで必要な場合は通販を活用するのも良い方法です。
「販売終了」と決めつけず、最新情報を確認しよう
SNSで「販売終了」と言われていても、実際にはリニューアルや一時的な欠品であることが多いのが現実です。
特に100円ショップの商品は、流通の波が激しく、季節ごとに取り扱いが変わることもあります。
そのため、
- 公式通販での在庫確認
- 近隣店舗への問い合わせ
- 新パッケージへの切り替え情報のチェック
といった方法で、最新の入荷状況を確認するのが確実です。
まとめ：ダイソーの不織布マスクは販売終了ではない
ダイソーの不織布マスクは、現在も販売継続中です。
ただし、サイズや色によっては品薄状態が続いており、店頭で見つけにくい時期があるのは事実です。
「販売終了」と誤解されやすいのは、
- 需要の偏りによる品薄
- 仕様変更やパッケージ変更
- 店舗や地域ごとの入荷差
といった要因が重なっているためです。
もし店頭で見つからない場合は、
・ダイソーネットストアの利用
・大型店舗や他100円ショップでの購入
・通販での代替品検討
といった方法を試してみてください。
今後も季節や需要に応じてラインナップが変わる可能性があります。
「販売終了」と断定する前に、ぜひ一度最新の情報を確認してみましょう。
以上、「ダイソーの不織布マスクが販売終了？理由や代替商品も紹介」でした。
身近な日用品ほど、正しい情報を知っておくことで、無駄な探し回りや誤解を防ぐことができます。
お気に入りのマスクを見つけて、快適に過ごしてくださいね。
