「最近コンビニで見かけなくなった」「ネットでも売ってない」——そんな声が増えているのが、日清食品の**完全メシスムージーです。
今回は、この“完全栄養食シリーズ”の人気商品がなぜ終売になったのか**、そして再販の可能性はあるのかを、最新情報をもとに徹底的に掘り下げます。
完全メシスムージーとは？栄養バランスと手軽さを両立した人気シリーズ
「完全メシ」は、日清食品が開発した**“栄養も味も完全に満たす”**ことをコンセプトにしたブランドです。
日本人の食事摂取基準に基づき、たんぱく質・脂質・炭水化物の三大栄養素に加えて、ビタミン・ミネラルなど33種類の栄養素をバランスよく配合。忙しい現代人でも“これ1本でOK”を実現したシリーズでした。
その中でも人気を集めていたのが、飲むタイプの「完全メシスムージー」。
特にバナナスムージーは「朝の置き換えにちょうどいい」「栄養補給が楽」と定期購入していた人も多く、SNSでも高評価が目立っていました。
公式リニューアル発売から一転、終売・在庫切れの噂が広がる
2023年5月、日清食品は完全メシスムージーを「よりすっきりした味わい」にリニューアルし、6月に再発売すると発表していました。
このニュースを受け、再注目されるかと思いきや——その数か月後には多くの販売サイトで“在庫切れ”が続出。
実際の販売状況
- ヨドバシ.comでは「販売を終了しました」と明記。
- Amazonでは「現在在庫切れ。この商品の再入荷予定は立っておりません」と表示。
- 楽天市場でも「箱売りが売り切れ」「単品しか残っていない」といったレビューが複数確認。
- SNSでは「今月で終売と聞いた」「定期購入が終了してしまった」との投稿が増加。
これらの情報を総合すると、**完全メシスムージー**は2024年時点で事実上の終売状態にあると考えられます。
公式サイトでは“終売”の明言なし？曖昧な告知が混乱を招く
興味深いのは、日清食品の公式サイトでは「完全メシスムージー」の明確な終売告知が出ていないこと。
同社の「生産終了品一覧」には、冷凍パスタやグラノーラなど他の完全メシ製品は掲載されているものの、スムージーの名前はありません。
これは「製造終了が確定ではない」「一時的な流通停止の可能性」など、複数の解釈を生んでいます。
しかし実際の販売現場では完全に在庫がなく、**消費者から見れば“実質終売”**といえる状態です。
終売の理由を考察：なぜ完全メシスムージーは姿を消したのか
公式な理由は発表されていませんが、終売に至った背景にはいくつかの要因が考えられます。
① 競争激化による採算悪化
スムージー市場は年々競争が激しく、コンビニやドラッグストアではプロテイン系・植物性スムージーなど多様な商品が並んでいます。
その中で「完全メシスムージー」は高価格帯（約300円前後）であり、継続購入のハードルが高かったとみられます。
② ブランド戦略上の整理
完全メシシリーズは、冷凍食品・ごはん・カップ麺・グラノーラなど多岐にわたる商品展開をしていました。
近年は一部商品の生産終了が続いており、ブランド全体の再構築が進んでいる印象です。
スムージーもその一環として整理対象になった可能性があります。
③ 流通・製造コストの問題
スムージーは賞味期限が短く、在庫リスクや物流コストが高いジャンル。
235mlボトルという仕様も特殊で、製造ラインの効率性を考えると採算性に課題があったのかもしれません。
④ 消費者ニーズの変化
「手軽に栄養をとれる飲み物」というニーズ自体は強いものの、最近は“高たんぱく・低糖質・植物性原料”への関心が高まっています。
完全メシスムージーはバランス重視型であり、こうした新しい嗜好トレンドとズレが生じていた可能性もあります。
現在の在庫情報：どこで手に入る？
2025年現在、主要通販サイトでの在庫はほぼ確認されていません。
ただし、以下のようなルートでは一部在庫が残っていることがあります。
- 地方スーパーやドラッグストアの棚在庫
- Amazon・楽天の一部マーケットプレイス出品
- 賞味期限間近の在庫処分品
購入する際は、賞味期限や保管状態を確認することが大切です。
また、価格が定価を大幅に上回っているケースもあるため、転売品には注意が必要です。
再販の可能性は？完全メシシリーズの今後を読む
では、再販やリニューアルの可能性はあるのでしょうか。
結論から言えば、現行商品の再販は低いが、新形態での復活はあり得ると考えられます。
日清食品は近年、完全メシシリーズを「持続的ブランド」として再展開しており、
栄養設計を踏まえた“次世代の完全食”を模索している段階にあります。
そのため、「完全メシスムージー」という名前ではなくとも、
後継となる新飲料や高たんぱく版スムージーが登場する可能性は十分あります。
SNSでも「完全メシの新ドリンクが出てほしい」「復活を期待」という声が多く、
ユーザーの需要は明確に存在しています。
代替できる栄養スムージー・置き換え飲料の選択肢
完全メシスムージーの代わりとして、以下のような製品が注目されています。
- **ベースブレッド**のドリンクタイプ（BASE FOOD）
→ 完全栄養パンのブランドが展開する飲料版。栄養設計が近い。 - ウィダーinゼリー 完全栄養タイプ（森永製菓）
→ 摂取栄養バランスを意識したゼリー飲料。朝食代わりにも人気。 - オルビス プロテインシェイク シリーズ
→ 美容栄養バランスを重視し、女性ユーザーに人気。 - **グリーンスムージー**系プロテイン飲料（伊藤園・カゴメなど）
→ 手軽に野菜＋たんぱく質を補える市販スムージー。
これらの代替商品を利用することで、完全メシスムージーが担っていた“栄養バランス×時短”という価値を補うことが可能です。
消費者の声：「終売が残念」「毎朝のルーティンが変わった」
SNS上では終売に対する惜しむ声が多く見られます。
「毎朝バナナスムージーで一日が始まってたのに…」
「もうどこにも売ってない、在庫見つけた人いたら教えて！」
「終売とか悲しい。完全メシシリーズ好きだったのに。」
このように、健康志向層や忙しいビジネスパーソンに愛用されていたことが伺えます。
特に「何も考えず栄養をとれる手軽さ」が評価されていたため、代替を探す動きも活発です。
まとめ：完全メシスムージーは実質終売、再販は未定
ここまでの情報を整理すると、現状は次のようにまとめられます。
- 主要通販サイトで販売終了・在庫切れが確認されている
- 公式サイトでは終売の明言なし（ただしリスト未掲載）
- 実質的に流通は終了しており、再入荷予定も立っていない
- 再販の可能性は低いが、ブランドの新展開に期待できる
完全メシスムージーは、ブランド全体のリニューアルの流れの中で惜しまれつつ姿を消しました。
しかし、そのコンセプトである「栄養とおいしさの両立」は今も強く支持されています。
今後、同様の思想を持った新製品が登場する可能性もあるため、
完全メシ公式サイトや日清食品のニュースリリースをチェックしておくと良いでしょう。
完全メシスムージー終売の今、次に選ぶべきは？
「完全メシスムージーが終売して困った」という人は少なくありません。
しかし、完全栄養食の市場は進化を続けており、代替候補も豊富です。
これを機に、他の完全栄養飲料やスムージーを試してみるのも良いかもしれません。
そして、もし日清食品から“新しい完全メシドリンク”が登場したら、ぜひ再び注目してみてください。
完全メシスムージーの思想は、形を変えてこれからも私たちの食生活を支えてくれるはずです。
コメント