最近、「100均でスケジュール帳が見つからない」「どこに行っても売ってない」と感じた人が多いようです。例年ならダイソーやセリア、キャンドゥの文具コーナーに並ぶはずの手帳が、なぜか見当たらない――。この記事では、その原因と入荷時期、そして確実に買える時期や店舗の特徴をわかりやすく解説します。
100均のスケジュール帳が「売ってない」と感じる理由
「売ってない」と感じる最大の理由は、販売時期のズレにあります。100円ショップの手帳は、実は一年中販売しているわけではありません。多くの店舗では、スケジュール帳を「季節商品」として扱っているため、一定の期間を過ぎると店頭から姿を消してしまいます。
たとえば、9月ごろに登場するのは「翌年1月始まり」の手帳。秋口から年末にかけてが販売のピークで、2月を過ぎると在庫が減り始めます。一方、春の新生活シーズンに合わせて発売される「4月始まり」タイプは、1月下旬〜2月ごろから並び始め、3月には品薄になることも。
つまり、探すタイミングを逃すと“売ってない”状態になるのです。
さらに、人気デザインの品切れや廃盤、店舗ごとの入荷差も影響します。同じダイソーでも店舗によって在庫状況が大きく異なり、地域や売場の広さによって扱う種類も変わります。そのため「この前の店ではあったのに、今日はどこにもない」という状況が起こりやすいのです。
入荷時期と販売サイクルを知れば、見つけやすくなる
100均のスケジュール帳には、毎年ある程度決まった販売サイクルがあります。これを知っておくと、次の入荷タイミングを逃さずに済みます。
秋から冬にかけて:1月始まり・10月始まりタイプ
毎年、8月下旬から11月頃にかけて「翌年用の手帳」が並び始めます。ダイソーでは7月下旬から、セリアでは8月上旬にかけて発売が始まるケースも。
この時期に出るのは「10月始まり」や「1月始まり」の手帳で、最も種類が豊富です。人気のキャラクターデザインやウィークリーフォーマットは、早い段階で売り切れることもあります。
冬から春にかけて:4月始まりタイプ
1月後半〜2月ごろからは、「4月始まりのスケジュール帳」が登場します。学生や新社会人向けに需要が高く、毎年注目されるシーズン。
ただし、2月中旬を過ぎると人気デザインがすぐに品切れになるため、早めに探すのがポイントです。
夏以降:販売終了期
手帳はあくまで季節商品なので、5月以降になると多くの店舗で取り扱いが終了します。この時期になると「文具コーナーに少しだけ残っている」「去年の在庫がセールになっている」といった状態になります。
チェーン別の特徴と買えるタイミング
ダイソー(DAISO)
ダイソーは100均の中でも特に手帳の種類が豊富。A5・B6サイズ、マンスリーやウィークリーなど多様な形式がそろい、シンプル系からキャラクターものまで幅広く展開されています。
入荷は早く、7月下旬〜8月上旬には翌年版が出始めることも。4月始まりタイプは1月下旬ごろに登場します。
また、公式アプリやオンラインストアで在庫を検索できるため、近隣店舗の在庫を調べてから行くのがおすすめです。
セリア(Seria)
セリアは女性向けデザインが多く、ナチュラル・北欧風・かわいい系が中心。
8月上旬〜9月ごろには翌年の手帳が登場し、早い段階で人気デザインが完売する傾向があります。特に「ウィークリー×マンスリー併用タイプ」や「キャラクター系」は毎年すぐに売り切れます。
キャンドゥ(Can★Do)
キャンドゥは実用性重視のラインナップが多く、落ち着いたカラーやビジネス向けフォーマットも充実しています。
発売時期はダイソーやセリアとほぼ同じですが、8月中旬〜9月が狙い目です。特に駅ナカやショッピングモール併設店舗は入荷が早めの傾向があります。
「売ってない」ときの確認ポイント
もし今、どこの100均を回ってもスケジュール帳が見つからないなら、次のポイントをチェックしてみてください。
- 探す時期が遅れていないか
5月以降は新しい入荷がほぼ止まっています。欲しい時期が過ぎている可能性があります。 - 店舗ごとの在庫差
大型店や郊外店舗の方が在庫が豊富な傾向。駅前やショッピングモール内は売り切れが早いです。 - 売場の位置
手帳は「文具コーナー」以外に、「季節商品コーナー」や「年末年始グッズの隣」に置かれていることもあります。時期によって売場が変わるため、見逃している可能性も。 - 廃盤・型落ちの可能性
前年のシリーズが販売終了になっていることも。特定のデザインやブランド名で探すと、見つからないことがあります。 - 入荷前の時期である
夏場など、「新年度版がまだ入っていないだけ」というケースも。スタッフに入荷予定を確認してみましょう。
オンライン・代替手段での入手方法
どうしても店頭で見つからない場合は、オンラインでの購入も選択肢になります。
- ダイソーネットストア
「スケジュール帳」カテゴリで検索可能。店舗在庫がなくてもオンラインで在庫が残っている場合があります。 - 楽天市場やAmazon
100均手帳と似た価格帯で販売されている簡易手帳や、旧モデルを安価に購入できることもあります。 - 他の低価格ブランド
スリーコインズや無印良品のコンパクト手帳も、価格を抑えつつデザイン性に優れています。100円にこだわらず、300〜500円台まで視野を広げると選択肢が一気に増えます。
人気100均スケジュール帳の傾向と選び方
100円手帳と聞くと「シンプルで地味」と思われがちですが、近年はデザイン・機能ともに進化しています。
- 定番タイプ:マンスリー(見開き1か月)
薄くて軽く、持ち運びやすい。ビジネスにもプライベートにも対応。 - 機能派タイプ:ウィークリー・バーチカル
1日の予定を細かく管理したい人におすすめ。セリアなどで人気。 - デザイン重視タイプ:キャラクター・花柄・北欧風
手帳の表紙がかわいく、SNS映えすると人気。
特にセリアの限定シリーズは、売り切れが非常に早い傾向があります。
選ぶ際は、「始まり月(1月/4月/10月)」「フォーマット」「サイズ(A5・B6など)」を確認しておくことが大切です。
また、100円商品は同じデザインの再販が少ないため、気に入ったものを見つけたら迷わず購入するのがコツです。
「次に買えるタイミング」を逃さないために
スケジュール帳を確実に入手したいなら、発売サイクルを意識して動くことが何より重要です。
9月〜11月にかけては翌年版の新作が一斉に登場し、1月〜2月には4月始まりの新シリーズが出ます。
この期間に店頭をチェックすれば、デザイン・機能ともに最も充実した状態で選ぶことができます。
また、入荷情報はSNSでも頻繁に共有されています。
「#ダイソー手帳」「#セリア手帳」などのハッシュタグ検索を活用すると、発売時期をリアルタイムで把握できます。
まとめ:100均のスケジュール帳が売ってないときは、時期と店舗を見直そう
100均のスケジュール帳が売ってないとき、多くの場合は「販売時期を過ぎている」「店舗ごとの在庫差」「人気商品の完売」が原因です。
ダイソーやセリアでは毎年確実にスケジュール帳が登場しているため、時期を把握しておけば再び出会うことができます。
ポイントは以下の3つです。
- 手帳は季節商品。探すタイミングを逃すと店頭から消える
- **9〜11月(1月始まり)と1〜2月(4月始まり)**が入荷ピーク
- 店舗差・在庫差・デザイン変更にも注意
100円とは思えないほどクオリティが高いスケジュール帳も多く、コスパ面では圧倒的。
「もう売ってない」と諦めず、次の入荷シーズンを狙って探してみてください。
タイミングを掴めば、あなたにぴったりの100均スケジュール帳に出会えるはずです。

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