最近、「BLACKアイスが売ってない」「どこにも置いてない」と感じた人が増えているようです。スーパーやコンビニで探しても見つからず、「もしかして販売終了?」と心配になる方も多いでしょう。この記事では、BLACKアイスの現在の販売状況や、見かけなくなった理由、再販や代替商品の情報までを分かりやすくまとめていきます。
そもそもBLACKアイスとは?懐かしのロングセラー
「BLACKアイス」は、赤城乳業が1978年に発売したチョコレートアイスバーです。
外側のコーティングではなく、全体がチョコアイスでできているシンプルな一本。ピーナッツペーストやコーヒーエキスを加えたほろ苦い味わいと、すっきりした後味が特徴です。
子どもの頃に食べた記憶がある人も多く、昭和から令和まで根強いファンがいる“定番アイス”の一つ。
「ガリガリ君」と同じ赤城乳業のブランドでありながら、より大人向けの落ち着いた味わいで知られています。
そんな長寿商品だからこそ、最近店頭で見かけないという声が出ると、どうしても“終売”を疑いたくなるもの。
果たして本当に販売が終了してしまったのでしょうか?
BLACKアイスが「売ってない」と言われる理由
実際のところ、BLACKアイスは公式に“終売”になったわけではありません。
しかし、なぜ「売ってない」と言われるようになったのか。ここにはいくつかの理由が考えられます。
1.取り扱い店舗が減っている
最も大きい理由は、店舗による仕入れや販売スペースの違いです。
コンビニでは新商品や期間限定アイスが頻繁に入れ替わるため、定番でも売上が安定しない商品は棚から外されやすくなります。
一方でスーパーでは比較的入手しやすいものの、全店で扱っているわけではありません。
「イオンや一部スーパーでしか見かけない」「地元では全く売っていない」といった声もあり、地域差も大きいようです。
2.リニューアルやパッケージ変更のタイミング
赤城乳業の公式サイトを見ると、「BLACK(スティック)」の発売情報として“2025年3月中旬発売”と記載されています。
つまり、商品が完全に消えたのではなく、「旧仕様の在庫がなくなり、新パッケージに切り替わる過渡期」にあたる可能性が高いのです。
この時期は一時的に流通量が減るため、店頭で見かけなくなることがあります。
3.季節・在庫調整による一時的な品薄
アイスは季節によって売上が大きく変動するため、メーカーや卸が冬季に出荷を抑えることもあります。
特に冬の時期は、冷凍庫スペースを他の季節商品や新作アイスに回す傾向があります。
そのため、「冬に見かけない=販売終了?」と勘違いされやすいのです。
4.SNSの情報拡散による誤解
SNS上で「BLACKアイスがどこにも売ってない!」という投稿が広がると、全国的に終売したかのような印象を持つ人も増えます。
実際は販売地域が限られているだけだったり、一時的な欠品であったりするケースがほとんどです。
販売終了ではない!公式サイトで確認された最新情報
結論から言えば、BLACKアイスは販売終了していません。
赤城乳業の公式サイトでは、現行商品のひとつとして「BLACK(スティック)」が掲載されています。
さらに発売日として「2025年3月中旬」と明記されていることから、今も継続して生産されていることが分かります。
実際、ネット通販では「BLACKアイス 75ml×32本セット」といった業務用パックが販売されており、在庫も確認できます。
つまり、店舗での取扱が減っているだけで、商品自体がなくなったわけではないのです。
BLACKアイスが買える場所と入手方法
では、どこで買えるのでしょうか。
以下のようなルートを試すと見つかる可能性が高まります。
スーパー・ディスカウントストア
イオン、イトーヨーカドー、西友などの大型スーパーでは比較的取り扱いがあるようです。
特にまとめ買い需要があるエリアでは在庫を持つ店舗もあります。
一方で、コンビニでは入れ替えサイクルが早いため、見つからないことが多いようです。
ネット通販での購入
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでは箱買いで販売されている場合があります。
冷凍便のため送料がやや高くなるものの、確実に入手できるのがメリットです。
家庭用冷凍庫に余裕がある人なら、まとめ買いしておくのもおすすめです。
地域限定・業務用ルート
一部の業務スーパーや地域卸が在庫を持っているケースもあります。
「業務用アイス」「冷凍スイーツコーナー」を覗いてみると、思わぬ掘り出し物として出会えるかもしれません。
BLACKアイスが愛され続ける理由
40年以上続く定番商品が、なぜ今も根強い人気を保っているのか。
その理由はシンプルながら奥深い味わいにあります。
- 甘すぎず、後味がさっぱりしている
- チョコアイスながらも軽い食感で飽きない
- 価格が手ごろで買いやすい
- 昭和の懐かしさを感じるレトロな存在
「ガリガリ君」のような派手さはないものの、控えめながら確実にファンが多いのがBLACKアイスです。
特に大人世代からの支持が厚く、「昔ながらの味が恋しい」「あの頃の夏を思い出す」といった声も多く見られます。
もし見つからないときの代替商品
どうしてもBLACKアイスが見つからない場合は、近い味わいのアイスを試してみるのも手です。
- ブラックモンブラン
九州発のチョコ系アイスで、外側にクランチをまぶした香ばしい味が特徴。BLACKアイスよりやや甘めですが、チョコの満足感はしっかり。 - PARM(パルム)チョコレートバー
濃厚なチョコ感とミルクのコクが楽しめる人気シリーズ。やや高級路線ながら、しっとりとした食感が魅力です。 - セブンプレミアム チョコレートアイスバー
コンビニ系ではセブンイレブンのオリジナル商品が比較的近い味わい。手軽に買える点で代替として人気があります。
これらはあくまで近いテイストの参考例ですが、「すっきりしたチョコ味」「飽きない甘さ」という点では共通しています。
今後の展開と再販の可能性
前述の通り、赤城乳業公式サイトでは現行商品として「BLACK(スティック)」が掲載されており、2025年3月以降も販売が続く見込みです。
このため、現時点で完全な終売の心配はありません。
ただし、流通や地域によっては今後も「見かけにくい」状況が続く可能性はあります。
店舗側の発注状況や棚替えのタイミング次第では、一時的に姿を消すこともあるでしょう。
そうした場合は、ネット通販や地方スーパーを活用するのが確実です。
まとめ:BLACKアイスが売ってないときは慌てず探そう
「BLACKアイスが売ってない」「終売したのでは?」という噂は広がっていますが、実際には販売継続中です。
ただし、店舗の取り扱い減少や季節的な在庫調整によって、見かけにくくなっているのは確かです。
今後もリニューアルやパッケージ変更を経て、形を変えながら販売されていく可能性が高いでしょう。
どうしても手に入らない場合は、ネット通販や代替商品を活用するのがおすすめです。
昔ながらのチョコアイスの魅力を守り続ける「BLACKアイス」。
これからもあの懐かしい味が恋しくなったとき、きっとまたどこかの冷凍庫で出会えるはずです。

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