「コストコに行ったのに、枝豆が見当たらない……」
そんな声を最近よく見かけます。いつも冷凍コーナーにあったあの大容量パックの枝豆が、急に姿を消したと感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、なぜコストコの枝豆が「売ってない」と感じられるのか。その理由や販売終了の有無、入荷時期や代替商品まで、最新の情報をもとにわかりやすく解説します。
コストコで人気の枝豆とは?
コストコで販売されてきた枝豆の代表格といえば、マルちゃん 塩ゆでえだ豆です。内容量は約1.5kgという業務用サイズ。凍ったまま軽く解凍すればすぐに食べられる手軽さから、リピートする人が多い定番商品でした。
原産国は台湾で、契約栽培された大豆を使用。枝豆特有の甘みと香りがしっかりしていて、コスパの良さも話題に。過去のレビューでは「100gあたり約47円」といった記録もあります。
また、同シリーズにはマルちゃん 塩ゆで茶豆バージョンもあり、少し香ばしく深い味わいが楽しめるため、ファンの間ではどちらも人気がありました。
「売ってない」と言われる理由は?
ここ数年、SNSや口コミサイトでは「枝豆がコストコにない」「在庫が見つからない」といった声が増えています。実際に販売が終わったのか、それとも一時的な欠品なのか――理由をひとつずつ見ていきましょう。
1. 季節と旬の影響
枝豆はもともと「夏から初秋」に旬を迎える食材です。冷凍枝豆でも、原材料の収穫時期や輸入スケジュールに左右されます。特に台湾産や中国産の原料を使う場合、輸送の遅延や収穫ロットの切り替えで一時的に供給が途切れることがあります。
そのため、夏以降の時期に在庫が減り、売場から姿を消すことがあるのです。
2. 在庫の偏りと倉庫店の運営方針
コストコは全国で同じ商品を扱っているように見えますが、実際には店舗ごとに在庫状況が異なります。倉庫店という特性上、「在庫限り」「次回入荷未定」といった扱いも多く、タイミングによっては一時的に棚から消えることも。
また、売れ行きや冷凍庫スペースの都合で、季節限定品や新商品に場所を譲ることもあります。つまり、「売ってない=販売終了」とは限らないケースが多いのです。
3. 商品入れ替えと販売終了の可能性
コストコでは常に新商品が登場します。その一方で、同じペースで旧商品が販売終了になっていくのも事実です。
「枝豆」も例外ではなく、マルちゃん製品のような冷凍食品でも、取引先や原料状況の変化で入れ替えが発生することがあります。
実際、過去には茶豆や新潟県産茶豆など別バージョンが登場し、しばらくして姿を消すというパターンもありました。つまり、同じ“枝豆”でも中身が変わることがあるのです。
4. 輸入・物流の遅延
2024年以降、世界的な物流の混乱や輸送コストの上昇が影響し、冷凍食品の入荷に遅れが出るケースが増えています。枝豆のように輸入比率の高い商品は、特に影響を受けやすい品目です。
コストコの店舗に商品が並ばない理由が「単なる入荷遅れ」であることも少なくありません。数週間~数ヶ月後に再入荷する可能性もあります。
5. 商品仕様・パッケージの変更
同じシリーズでも、製造ロットやパッケージが変更されることがあります。たとえばマルちゃん 塩ゆでえだ豆は旧パッケージの在庫がなくなった後に新デザインへ切り替わることも。その間、店頭から一時的に姿を消す場合があるのです。
消費者目線では「売ってない」と感じても、実際は入れ替え準備中ということも考えられます。
枝豆の再販や入荷時期は?
結論から言うと、コストコの枝豆は完全な「終売」ではなく、入荷の波がある商品です。
・2024年夏~秋にかけては、複数の倉庫店で塩ゆでえだ豆の在庫報告がありました。
・季節の変わり目や物流混雑期に一時的な欠品が起きた可能性があります。
・2025年秋以降も、一部店舗では「在庫あり」との報告が投稿されています。
つまり、「店舗によって」「時期によって」販売状況が大きく異なるのが現状です。全国一律に「販売終了」とは断定できません。
店舗での在庫確認方法
コストコの在庫は店舗によってバラつきがあります。確実に購入したい場合は、来店前に次の方法を試してみましょう。
- 公式サイトのチャット機能で問い合わせる
商品名を入力すると、在庫状況を自動回答してくれる場合があります。 - 在庫共有サイトやSNSで確認する
「在庫番」などの情報共有サイトでは、ユーザーが店舗名と日付を投稿しています。リアルタイムな状況を知るのに便利です。 - スタッフに直接聞く
冷凍コーナーの担当者に「次回の入荷予定」を尋ねると、意外と詳しく教えてくれることもあります。
枝豆がないときの代替・おすすめ商品
もし枝豆が見つからない場合は、以下の代替商品を探してみるのもおすすめです。
- 冷凍茶豆シリーズ
枝豆よりも濃厚な味で、おつまみやお弁当にも人気。時期によってはこちらだけ販売されている場合もあります。 - 国産枝豆(季節限定)
夏~秋限定で、新潟県産茶豆や山形県産のフレッシュ枝豆が並ぶことがあります。見かけたら買い時です。 - 冷凍ベジタブルブレンド
コストコでは「冷凍ベジタブルブレンド」などの大袋商品も販売中。冷凍庫のスペースを活かして、他の野菜系ストックに切り替えるのも手です。
「売ってない」と感じたときに確認したいポイント
- 同じ棚に「茶豆」や別ブランドの枝豆が置かれていないか。
- 店舗によって在庫サイクルが異なるため、近隣の別倉庫店もチェック。
- 季節商品としての入れ替え時期(春・秋)を意識する。
- 冷凍庫スペースの関係で品出しが遅れているケースもある。
- 在庫があるときはまとめ買いも検討(大袋仕様で長期保存可能)。
今後の再販・販売継続の可能性
コストコでは、人気が高い冷凍食品ほど再販されやすい傾向があります。
枝豆は手軽に食べられる定番スナックとして需要が高いため、完全に終売になる可能性は低いと考えられます。
ただし、原料産地や価格の変動により、パッケージや内容量、製造メーカーが変更されることは十分あり得ます。
「以前と全く同じ枝豆がない」と感じても、リニューアル版が登場していることもあるため、新商品コーナーも要チェックです。
まとめ:コストコの枝豆が売ってないのはなぜ?
コストコの枝豆が「売ってない」と感じる背景には、
・季節や旬による供給の波
・店舗ごとの在庫差
・商品切り替えや物流の影響
といった複数の要因が絡んでいます。
冷凍枝豆はコストコらしい大容量で人気が高く、再販の可能性も十分にあります。
もし店頭で見かけたら、次の入荷がいつになるかわからないため、ストックしておくのも賢い選択です。
今後も季節やタイミングによって変動しますが、冷凍枝豆ファンにとっては「見つけたときが買い時」――それがコストコの枝豆を楽しむコツかもしれません。

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