「キヨーレオピンって種類が多くて、どれを選べばいいの？」と思ったことはありませんか？
ドラッグストアの店頭でも「レオピンファイブ」や「レオピンロイヤル」「キャプレット」など、似たような名前が並んでいて迷ってしまう人も多いでしょう。この記事では、キヨーレオピンシリーズの違いをわかりやすく整理し、自分に合った選び方のポイントを紹介します。
キヨーレオピンとは？まずは基本から
キヨーレオピンは、湧永製薬が製造・販売している滋養強壮剤シリーズです。
特徴は、なんといっても**「熟成ニンニク抽出液」**。ニンニクを約2年間熟成させることで、刺激や臭いを抑えつつ、有用成分をじっくり引き出しています。
生ニンニクとは違い、胃への刺激が少なく、においもほとんど気にならないのがポイント。疲れやすい人、冷えやすい人、体力が落ちてきたと感じる人の栄養補給や体調維持をサポートしてくれます。
効能としては、「滋養強壮」「虚弱体質」「肉体疲労」「病後の体力低下」など、日常的な疲れや栄養不足を感じる人向け。
サプリではなく、医薬品として分類されているため、体調改善を目的に安心して使えるシリーズです。
シリーズの違いを整理！大きく3つのグレード
キヨーレオピンシリーズは、大きく分けて3つのグレードがあります。
それぞれの特徴を順に見ていきましょう。
ベーシック：キヨーレオピンシリーズ
一番スタンダードなのが「キヨーレオピンW」や「キヨーレオピンNEO」、そして錠剤タイプの「キヨーレオピンキャプレット4」。
熟成ニンニク抽出液に加え、肝臓分解エキスやビタミン類をバランスよく配合しています。
- キヨーレオピンW
家族で使いやすい定番タイプ。疲れやすい、体がだるい、冷えを感じるといった日常的な悩みに。 - キヨーレオピンNEO
現代人の食生活に合わせてビタミンB群を強化したモデル。デスクワークや目の疲れを感じる人にも。 - キヨーレオピンキャプレット4
液体が苦手な人や、外出先でも手軽に摂りたい人向け。
このシリーズは「軽い疲れ」「体力の維持」「初めてレオピンを試す人」におすすめです。
中位：レオピンファイブシリーズ
「もう少し効果を感じたい」「慢性的な疲労が抜けにくい」という人に選ばれているのがレオピンファイブシリーズ。
キヨーレオピンの上位にあたり、熟成ニンニク抽出液の配合量が増えています。
- レオピンファイブ
ニンニク成分に加えて薬用人参や牛黄（ゴオウ）を配合。体の底から活力を引き出したい人に。 - レオピンファイブNEO
さらにビタミンB6やニコチン酸アミドを加え、代謝アップをサポート。長時間の仕事や運動で疲れが溜まっている人にぴったり。 - レオピンファイブキャプレットS
液剤の飲みにくさを解消した錠剤版。外出時や出張先でも続けやすいタイプです。
このシリーズは、「寝ても疲れが取れない」「だるさが続く」「ストレスや冷えで体が重い」と感じる人におすすめ。
スタミナアップを意識したい中高年層にも人気があります。
最高峰：レオピンロイヤルシリーズ
シリーズの中で最も配合が充実しているのがレオピンロイヤル。
熟成ニンニク抽出液の量はキヨーレオピンWの約2倍ともいわれ、さらに高麗人参やロクジョウ、オウギなど複数の生薬が加わっています。
- レオピンロイヤル（液剤）
冷えや血色不良、年齢的な体力低下を感じる人に。しっかり体質改善を目指したい方に向いています。 - レオピンロイヤルキャプレット（錠剤）
液剤の味が苦手な人、続けやすさを重視する人に。成分構成は液剤と同等レベルです。
このシリーズは、慢性的な疲労・冷え・体力低下・血流の滞りなどを感じる方や、50代以降の健康維持におすすめされています。
液剤と錠剤、どっちを選ぶ？
キヨーレオピンには「液剤」と「錠剤（キャプレット）」の2種類があります。
どちらも効果成分は同じですが、使用感に違いがあります。
- 液剤タイプの特徴
熟成ニンニク抽出液を直接摂れるタイプで、吸収が早いのがメリット。味や香りが苦手でなければ、より実感しやすいと感じる人も多いです。 - 錠剤タイプの特徴
液体が苦手な人、持ち運びやすさを重視する人にぴったり。服用しやすく、職場や旅行先でも続けやすいのが魅力。
どちらが優れているというより、ライフスタイルに合わせて選ぶのがコツです。
「家では液剤、外出時は錠剤」と使い分けている人もいます。
成分の働きと効果的な飲み方
キヨーレオピンシリーズの中心成分である熟成ニンニク抽出液には、血流を整え、疲労回復や滋養強壮をサポートする働きがあるとされています。
長期間熟成させることで、生ニンニクの刺激を抑えつつ、有用成分をじっくり抽出しているのが特徴です。
さらに、肝臓分解エキスはアミノ酸やビタミンを豊富に含み、栄養補給をサポート。
ビタミンB群や薬用人参などはエネルギー代謝や血流促進を助ける働きを持ちます。
服用のタイミングは、1日2回（朝・夕食後）が基本。
公式サイトでは「まずは1か月を目安に継続して服用すること」が推奨されています。
短期間での即効性を求めるというより、日々の習慣として続けることが大切です。
どれがいい？目的別のおすすめ
自分に合ったキヨーレオピンを選ぶために、目的別の目安をまとめると次のようになります。
- 初めて試す／日常的な疲れ対策に
→ キヨーレオピンW・キヨーレオピンNEO・キヨーレオピンキャプレット4 - 疲れが取れにくい／スタミナをつけたい
→ レオピンファイブ・レオピンファイブNEO・レオピンファイブキャプレットS - 冷え・年齢による体力低下・血行不良が気になる
→ レオピンロイヤル・レオピンロイヤルキャプレット
シリーズが上位になるほど、熟成ニンニクの量や生薬の種類が増え、より本格的な滋養強壮をサポートしてくれます。
副作用や注意点も知っておこう
医薬品として安全性は確保されていますが、体質や体調によってはまれに胃の不快感や下痢、発疹などが起こる場合もあります。
体に合わないと感じたらすぐに服用を中止し、医師や薬剤師に相談を。
また、他の薬を服用中の場合や、妊娠・授乳中の方は、念のため専門家に確認すると安心です。
特に血液や肝臓に関係する薬を使っている人は、重複成分に注意しましょう。
キヨーレオピンは「体調を整える」目的の滋養強壮薬であり、「病気を治す」ものではありません。
あくまで日々の健康維持・疲労回復サポートとして取り入れるのが基本です。
口コミや薬局での評価
薬局スタッフの間では「液剤タイプの方が吸収が早く、体感しやすい」という意見が多く見られます。
また、長年愛用しているユーザーの中には、「朝のだるさが軽くなった」「冷えがやわらいだ」と感じる声も。
ただし、感じ方には個人差があり、効果を実感するまでには一定の継続期間が必要です。
多くの人が「1か月～数か月で変化を感じた」としており、焦らず続けることがポイントといえるでしょう。
キヨーレオピンはどれがいい？まとめと選び方のコツ
最後にもう一度、選び方のポイントを整理します。
- 手軽に疲れ対策をしたい → キヨーレオピンW・キヨーレオピンNEO
- 慢性的なだるさ・疲労感に → レオピンファイブ・レオピンファイブNEO
- 体力の衰えや冷えを感じる → レオピンロイヤル
液剤か錠剤かは、ライフスタイルや好みで選んでOKです。
体に合うものを見つけて、継続していくことが何よりも大切です。
キヨーレオピンシリーズは、60年以上の歴史を持つ定番の滋養強壮薬。
「最近疲れが取れにくい」「冷えやすい」「体力が落ちた」と感じるとき、体のベースを整えるサポートとして活用してみるのも一つの方法です。
体の声に耳を傾けながら、自分に合ったキヨーレオピンを選んでみてください。
