「エルジューダって種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない…」
そんな声、よく聞きます。美容室でおすすめされることも多いミルボンのエルジューダシリーズ。仕上がりが良くて香りも人気ですが、実際は髪質によって合う・合わないがはっきり分かれるアイテムでもあります。
この記事では、エルジューダの代表的なラインを髪質別にわかりやすく整理しながら、「自分にはどれが合うのか」を丁寧に解説していきます。
- エルジューダとは?人気の理由とシリーズの特徴
- エルジューダの選び方:髪質で変わる最適な1本
- 【細くて柔らかい髪】軽さと柔らかさを両立したいなら「エルジューダ エマルジョン」
- 【普通~やや硬めの髪】迷ったら万能型の「エルジューダ グレイスオン エマルジョン」
- 【硬くて太い髪】しなやかにまとまる「エルジューダ MO」
- 【ブリーチ・ハイトーン毛】ダメージを補修したいなら「エルジューダ ブリーチケア セラム」
- 【紫外線・熱ダメージ対策】外出が多いなら「エルジューダ サンプロテクトシリーズ」
- エルジューダを使うときのコツと注意点
- 迷ったらどうする?美容師おすすめの選び方
- エルジューダはどれがいい?自分の髪と向き合って選ぼう
エルジューダとは?人気の理由とシリーズの特徴
エルジューダは、国内のプロフェッショナルヘアケアブランド「ミルボン(MILBON)」が手掛ける洗い流さないトリートメントシリーズです。
美容室専売品として登場して以来、「髪をやわらかく、扱いやすくする」ことをテーマに支持を集めてきました。
特徴的なのは、髪質や仕上がりの好みに応じて多彩な種類が揃っていること。
ミルクタイプ・オイルタイプ・セラムタイプ・UVケア対応など、ラインによって得意分野が異なります。
基本的には以下のような分け方で選ばれています。
- 髪が細くて柔らかい → 軽めのミルクタイプ
- 髪が硬くて広がりやすい → オイルタイプ
- カラーやブリーチで傷んでいる → 補修力の高いセラムタイプ
- 紫外線ダメージが気になる → UVケアタイプ
どれも共通して「ドライヤー前につけるだけ」でサロン帰りのような指通りを目指せるのが魅力です。
エルジューダの選び方:髪質で変わる最適な1本
エルジューダを選ぶうえで最も大切なのは、「自分の髪質を正しく知ること」。
同じシリーズでも髪質に合っていないと、重くなったり逆に物足りなかったりします。
ここからは髪質別におすすめラインを紹介していきます。
【細くて柔らかい髪】軽さと柔らかさを両立したいなら「エルジューダ エマルジョン」
猫っ毛や軟毛でボリュームが出にくいタイプには、「エルジューダ エマルジョン」がおすすめ。
ミルクタイプの軽やかなテクスチャーで、べたつかずサラッと仕上がります。
バオバブエキスなどの保湿成分が髪の内部にうるおいを与えつつ、軽やかなまとまりをキープ。
「トリートメントを使うとぺたんこになる」という人でも扱いやすいタイプです。
朝のスタイリング前に使うと、自然なツヤとふんわり感が出て髪がやわらかく動きます。
軽い使用感を求める方は、まずこのタイプから試してみるといいでしょう。
【普通~やや硬めの髪】迷ったら万能型の「エルジューダ グレイスオン エマルジョン」
どれにするか迷う方に人気なのが「エルジューダ グレイスオン エマルジョン」。
しっとり感とまとまりのバランスが絶妙で、幅広い髪質に対応できる万能タイプです。
熱ダメージケア成分が配合されており、ドライヤーやアイロンの熱で硬くなりがちな髪も柔らかく整えてくれます。
乾燥やパサつきが気になる季節にも頼もしい一本。
まとまりは欲しいけれど重すぎるのは苦手、という人にもぴったり。
迷ったときに「とりあえずコレ」を選んでも失敗しにくいラインです。
【硬くて太い髪】しなやかにまとまる「エルジューダ MO」
剛毛や多毛で髪が広がりやすい人には、「エルジューダ MO(モイストオイル)」が合います。
オイルタイプでしっとり感があり、硬い髪をやわらかく整えるのが得意。
油分が髪の表面をコートして、広がりやすい毛先もまとまりやすく。
「髪が硬くて動かない」「まとまりが出にくい」と感じる方におすすめです。
ただし軟毛の人が使うと少し重く感じることがあるため、量を調整するのがポイント。
髪の中間から毛先にだけなじませると、ちょうど良いツヤ感が出ます。
【ブリーチ・ハイトーン毛】ダメージを補修したいなら「エルジューダ ブリーチケア セラム」
ブリーチやハイトーンカラーをしている髪は、キューティクルが傷みやすく、オイルを弾いてしまうことがあります。
そんな髪に対応しているのが「エルジューダ ブリーチケア セラム」。
オイルとミルクのいいとこ取りをしたセラムタイプで、髪の内部にうるおいを与えながら表面をなめらかに整えます。
パサつきや引っかかりが気になる髪でも、するんとした指通りを実感できる設計。
ハイトーンやブリーチ毛の方には、このブリーチケアシリーズが一番安心感があるでしょう。
ダメージが少ない方には少し重く感じることがあるため、髪の状態を見ながら使うのがコツです。
【紫外線・熱ダメージ対策】外出が多いなら「エルジューダ サンプロテクトシリーズ」
紫外線や熱の影響で髪が乾燥しやすい人には、「エルジューダ サンプロテクト」シリーズがおすすめ。
UVカット成分を配合し、日中の紫外線やドライヤー熱から髪を守ってくれます。
朝のスタイリング時に仕込んでおけば、日差しの強い日も安心。
夏場や屋外で過ごす時間が長い人には特に向いています。
また、香りが軽やかで季節を問わず使いやすいのも嬉しいポイント。
「ケアとスタイリングを一度で済ませたい」という人にも人気です。
エルジューダを使うときのコツと注意点
せっかく良いトリートメントを選んでも、使い方を間違えると効果が半減してしまいます。
以下のポイントを意識すると、エルジューダの魅力を最大限に引き出せます。
- タオルドライ後の髪に使用する
水気が多すぎると成分が薄まるので、しっかり水気を取ってから毛先中心に馴染ませます。 - つけすぎないこと
とくにオイルタイプは量が多いとベタつきや重さの原因に。1〜2プッシュを目安に少しずつ調整しましょう。 - ドライヤー前に使う
熱から髪を守る設計のため、乾かす前につけるのがベストです。しっとり感とツヤが出やすくなります。 - 毛先重視でなじませる
根元付近につけすぎるとペタッとしやすいので、毛先から中間に向かって手ぐしでなじませるのがおすすめ。
使い続けることで、乾かしたあとの手触りやまとまり方が変わってくるのを実感できます。
迷ったらどうする?美容師おすすめの選び方
「結局どれを選べばいいの?」と迷ったときは、以下の基準で選ぶと分かりやすいです。
- 軽く仕上げたい/ボリュームを出したい人 → エルジューダ エマルジョン
- まとまりと保湿を重視したい人 → エルジューダ グレイスオン エマルジョン
- 硬い髪を柔らかく扱いやすくしたい人 → エルジューダ MO
- ハイトーン・ブリーチ毛の補修をしたい人 → エルジューダ ブリーチケア セラム
- 紫外線・熱ダメージ対策をしたい人 → エルジューダ サンプロテクト
どれも香りや質感に違いがあるので、できればサロンや正規取扱店でテスターを試すのが理想です。
また、髪の状態は季節やスタイリング方法でも変化するため、ラインを使い分けるのもおすすめです。
エルジューダはどれがいい?自分の髪と向き合って選ぼう
エルジューダシリーズは、単なる「ヘアオイル」ではなく、髪質に合わせて設計されたケアアイテムです。
だからこそ、「誰にでも合う万能な1本」は存在しません。
自分の髪の特徴を理解し、理想の仕上がりをイメージして選ぶことが大切。
もし初めて使うなら、使いやすくて失敗しにくいエルジューダ グレイスオン エマルジョンから試すのも良いでしょう。
使い続けるうちに、自分の髪にとってベストなラインが見えてくるはずです。
ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりのエルジューダを見つけてください。
