「最近、クールバスクリンを見かけなくなった」「どこにも売ってないけど、まさか終売?」——そんな声がSNSや口コミサイトで増えています。
夏の定番入浴剤として長年親しまれてきたクールバスクリンですが、実際に販売終了してしまったのか、それとも一時的な欠品なのか。今回は、その真相と今後の再販・代替情報を徹底的に調べてみました。
クールバスクリンとは?夏に愛された“涼感入浴剤”の定番
まず「クールバスクリン」がどんな商品だったのか、簡単におさらいしましょう。
バスクリン社が発売していた「クールバスクリン」は、メントールなどの清涼成分を配合し、湯上がり後の肌をさっぱりさせる夏向け入浴剤シリーズです。ミントやレモンライム、ラムネなど、爽やかな香りのラインナップが特徴で、暑い季節の「クールダウン入浴」にぴったりのアイテムとして人気を集めてきました。
1970年代に初登場して以来、夏限定シリーズとして毎年登場していましたが、ここ数年「店頭で見かけない」という声が急増しています。では本当に販売終了してしまったのでしょうか。
「売ってない」「見つからない」理由は?販売終了の可能性を検証
実は、クールバスクリンの一部製品が公式に製造終了となっています。
バスクリン公式サイト内の「製造終了品リスト」には、以下のような記載が確認されています。
これらはいずれも「販売終了」「在庫限り」と明記されており、現在は生産されていない状態です。
家電量販店やドラッグストアの通販サイトでも「販売を終了しました」「お取り扱いできません」という表示が見られます。
つまり、旧シリーズのクールバスクリンは実質的に終売になっていると見てよいでしょう。
なぜクールバスクリンは販売終了になったのか?
長年愛されたシリーズがなぜ終売となったのか。その背景にはいくつかの理由が考えられます。
1. ブランド再編とリニューアル
もっとも大きな要因は、ブランド構成の見直しです。
近年、バスクリンは「バスクリンクール」という新シリーズを展開しており、従来の“クールバスクリン”を刷新した形で販売しています。
つまり、「クールバスクリン」という名前の商品は終了したものの、“清涼系入浴剤”というコンセプト自体は継続されているのです。
2025年春には「バスクリンクール ミント&ライムの香り」「バスクリンクール シトラスハーブの香り」など、リニューアルされた新製品が登場。
パッケージデザインや香りの構成、成分配合も見直され、より現代的な“清涼バスタイム”を意識した内容になっています。
2. 季節商品のため取り扱い時期が限られる
クールタイプの入浴剤は、基本的に夏季限定で販売される商品です。
そのため、秋冬になると生産・流通が止まり、翌年の春夏まで店頭から姿を消すことが多いです。
ドラッグストアやスーパーでも「夏の間だけ陳列していた」といった取り扱いパターンが一般的です。
「売ってない=終売」と思われがちですが、実際はシーズン終了に伴う販売一時停止というケースも少なくありません。
3. 市場の多様化と入浴剤ニーズの変化
近年は“温活”や“炭酸浴”“美容入浴剤”など、機能性を重視した商品が主流になりつつあります。
そのため、単純な清涼タイプの需要が減少傾向にあり、メーカーもリソースを新しいカテゴリーにシフトしていると考えられます。
とはいえ、猛暑続きの日本では夏の「クール入浴」ニーズは根強く、形を変えて新シリーズとして存続しているのが現状です。
店頭で売ってない?販売店と通販の現状
現在、実店舗で「クールバスクリン」を探しても見つからない場合がほとんどです。
多くのドラッグストアでは既に在庫を引き上げ、新しい「バスクリンクール」に切り替わっています。
一方で、通販サイトでは旧シリーズの在庫がまだ見つかることがあります。
楽天市場やAmazonでは、「クールバスクリン ラムネの香り」「クールバスクリン レモン&ライム」などの検索結果がヒットしますが、いずれも「在庫限り」や「販売終了前の最終ロット」といった扱いになっています。
在庫状況はショップごとに異なるため、購入希望の場合は早めにチェックしておくのがおすすめです。
新シリーズ「バスクリンクール」が登場!旧シリーズとの違いは?
旧シリーズが終売となった後、登場したのが「バスクリンクール」シリーズです。
リニューアルポイントを簡単にまとめると次の通りです。
- シリーズ名変更:「クールバスクリン」→「バスクリンクール」
- 香りラインナップ刷新:従来のラムネやレモン系に代わり、シトラスハーブやミントライムなど現代的な香りへ
- 成分の最適化:メントール量を調整し、刺激を抑えつつも爽快感を持続
- 環境配慮型パッケージ:リサイクル素材を使用し、デザインも洗練
新シリーズでは「爽快感×肌へのやさしさ」を両立した設計になっており、従来品よりも“まろやかな冷感”を体験できる仕様です。
つまり、完全な終了ではなく、**「ブランド刷新による進化」**と捉えるのが正確です。
再販の可能性は?今後の展望を予測
旧「クールバスクリン」の再販は、現時点で公式から発表されていません。
ただし、バスクリンは長年にわたり“夏の清涼系入浴剤”を定番として展開しているため、来季以降も「バスクリンクール」シリーズとして夏季限定で販売が続くとみられます。
一方、特定の香り(例:ラムネの香り、森林の香りなど)は、過去に限定復刻した実績があり、今後もファンの声次第で再登場する可能性があります。
もし「昔の香りが好きだった」「もう一度あの爽快感を味わいたい」という場合は、公式サイトやSNSで再販情報をチェックしておくと良いでしょう。
クールバスクリンが売ってないときの代替・おすすめ商品
「今すぐ冷たい入浴剤が欲しい!」という方に向けて、同ジャンルの代替商品もいくつか紹介します。
どれも清涼系の香りとメントール成分を配合しており、クールバスクリン愛用者にも満足度の高いラインです。
特に「バスクリンクール」は公式後継シリーズなので、香りや使用感が近く、自然に乗り換えられます。
まとめ:クールバスクリンが売ってない理由と再販情報
結論として、「クールバスクリンが売ってない」と感じる理由は、旧シリーズの販売終了とブランドリニューアルによる切り替えが主な原因です。
旧モデル(ラムネ・レモンライムなど)はすでに終売となっていますが、後継の「バスクリンクール」シリーズとしてリニューアル販売が続いています。
つまり、「クールバスクリン」という名前は消えても、その“ひんやり爽快な入浴時間”は今も受け継がれているのです。
今後も季節限定での展開が期待されるため、再販や新香りの登場に注目しておくと良いでしょう。
暑い夏のバスタイムに欠かせない「クールバスクリン」。
売ってないと諦める前に、まずは新シリーズ「バスクリンクール」をチェックしてみてください。
涼しさと癒やしを両立した、新しい入浴体験が待っています。

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