最近、「グリコのBifiXヨーグルトが売ってない」「どこにも見当たらない」と感じている人が増えています。
長年ファンだった人にとっては、「もしかして終売？」「もう買えないの？」と不安になりますよね。
今回は、グリコのBifiXヨーグルトがなぜ売っていないのか、販売終了の有無、そして今どうすれば手に入るのかまで、最新の状況を分かりやすくまとめてお伝えします。
BifiXヨーグルトとは？腸内環境をサポートする人気シリーズ
まずは、改めてBifiXヨーグルトの特徴を振り返りましょう。
グリコの「BifiX」シリーズは、ビフィズス菌BifiXを使った機能性ヨーグルトで、腸内環境のバランスを整えることを目的に開発された商品です。酸味が少なく食べやすいのが特徴で、「BifiXヨーグルト ほんのり甘い」「BifiXヨーグルト 脂肪ゼロ」「BifiXヨーグルト プレーン砂糖不使用」「BifiXヨーグルト すっきりアロエ」「BifiXヨーグルト 華やか白桃」など、複数のラインアップが展開されています。
一時はコンビニやスーパーの定番コーナーに並んでいたBifiXヨーグルトですが、2024年以降に「見かけない」「棚から消えた」との声が急増しました。その背景には、ある大きな出来事が関係しています。
売ってない最大の理由は「グリコのシステム障害による出荷停止」
BifiXヨーグルトが“売ってない”と感じる一番の原因は、メーカーであるグリコの基幹システム障害による一時的な出荷停止です。
2024年春、グリコは自社の基幹システムに不具合が発生し、乳製品などのチルド商品を中心に製造・出荷を一時停止しました。これにより、全国のスーパーやコンビニからBifiXヨーグルトシリーズを含む商品が一気に姿を消したのです。
その後、9月末にグリコは「11月5日から順次出荷を再開する」と発表。公式X（旧Twitter）でも、BifiX公式アカウントが「販売停止していた商品を順次再開します」と投稿しています。つまり、商品自体がなくなったわけではなく、“一時的に流通が止まっていた”というのが真相です。
「販売終了」ではなく「一時停止・供給遅延」が正しい
「BifiX終売」と検索されることもありますが、現時点でグリコ公式から「販売終了」の発表はありません。
公式サイトにもBifiXヨーグルトのラインアップが掲載されており、商品の詳細情報（栄養成分、JANコードなど）も確認できます。つまり、シリーズとしては今も継続中です。
ただし、出荷停止期間中に店頭在庫が切れ、その後も供給が追いついていないために「売ってない」「在庫ゼロ」と感じられる状況が続いています。特に地域や店舗規模によって復旧スピードに差があり、都市部では再び見かける一方、地方ではまだ棚に戻っていないケースもあるようです。
店舗で見かけない理由は？流通や棚割りの事情も関係
「販売再開のはずなのに、うちの近所ではまだ売ってない」という人も多いでしょう。
その背景には、次のような要因が考えられます。
1. 流通の地域差
出荷が再開されても、すべての物流拠点・店舗に一斉に商品が届くわけではありません。特に冷蔵流通のヨーグルトは配送ルートが複雑で、再開から安定供給まで時間がかかる傾向があります。
2. 店舗の発注調整
スーパーやコンビニは、販売実績や棚スペースを基準に発注を決めています。BifiXヨーグルトの供給停止中に他社製品が棚を埋め、そのまま定着した場合、BifiXの再導入が遅れることも。
3. 商品ラインの整理や仕様変更
過去にはフレーバーの入れ替えやパッケージ変更が行われたこともあり、一部旧タイプの商品が実質的に終売となっているケースもあります。特定の味（ブルーベリーやプルーンなど）は再登場していない場合もあるようです。
これらが重なり、「販売終了と勘違いされる」ほどの品薄状態を招いていると考えられます。
BifiXヨーグルトの入手方法：まだ買える場所はある？
「店頭で見かけないけど、どうしても買いたい」という人のために、入手できる方法を紹介します。
スーパー・ドラッグストア
イオン、イトーヨーカドー、西友などの大手スーパーでは、大容量タイプ（375gカップ）が再び並び始めています。
一方で、ドラッグストアでは店舗によって入荷曜日が決まっていることもあるため、スタッフに「次の入荷日」を尋ねておくと確実です。
コンビニ
セブンイレブンやファミリーマートでは、飲むタイプや小カップタイプが取り扱われる傾向があります。ただし数量が少なく、時間帯によってはすぐに売り切れてしまうことも。朝の品出し直後を狙うのがコツです。
通販サイト
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、BifiXヨーグルト プレーン砂糖不使用の複数商品が出品されています。
「プレーン砂糖不使用」「脂肪ゼロ」などの定番ラインは在庫が復活している場合も多く、まとめ買いが可能です。
ただし、賞味期限が短い商品が出回っている場合もあるため、購入前にレビューを確認すると安心です。
今後の展開：完全復活は時間の問題か
2024年のシステム障害という特殊な事情が落ち着いた今、BifiXヨーグルトは徐々に市場への供給を取り戻しています。
ただし、全国で安定して見かけるようになるまでには、もう少し時間がかかるかもしれません。
一方で、グリコは健康志向・機能性食品の強化を進めており、BifiXシリーズも“腸活”市場の主力ブランドとして位置づけられています。今後のリニューアルや新フレーバー登場も期待できそうです。
「売ってない」ときの代替商品は？
もしBifiXヨーグルトが手に入らない場合は、同じく腸内環境を意識したヨーグルトを試してみるのも一つの方法です。
「明治プロビオヨーグルトR-1」「森永ビヒダス」「小岩井生乳100%ヨーグルト」など、機能性ヨーグルトは各社から多彩に出ています。
とはいえ、「BifiXのまろやかさが好き」「あの味じゃないとダメ」という人も多いので、再販地域の拡大を気長に待つのが良いかもしれません。
まとめ：グリコヨーグルトBifiXは販売終了ではない
まとめると、BifiXヨーグルトが「売ってない」と感じるのは、2024年春のシステム障害による出荷停止と、その後の供給遅延が主な理由です。
シリーズ自体は販売継続中で、11月以降は全国的に再び出荷が始まっています。地域や店舗によってはまだ在庫が不安定ですが、順次復旧していく見込みです。
「終売ではない」という安心感とともに、もう少しだけ気長に待つのが良さそうです。
店頭で見かけた際は、ぜひ懐かしの味を再び手に取ってみてください。
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